- 48歳の男性。不眠を主訴に来院した。 6か月前に自ら望んで転職し、当初は順調であったが、 2か月前からは気分の落ち込みと作業能力の低下とを自覚していた。最近の1か月は転職したことを後悔して食事も摂れなくなり、不眠が次第に悪化してきたという。本日会社を早退し、自宅で遺書を用意していたところを妻に発見され受診した。
- 現時点の対応として適切なのはどれか。 2つ選べ。
- a できるだけ早く休息をとらせる。
- b 現在の職場を辞めるように勧める。
- c 自殺を計画したことをとがめる。
- d 自殺について触れないようにする。
- e 治療が必要な病気であることを説明する。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I077]←[国試_106]→[106I079]
★リンクテーブル★
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- 75歳の女性。2時間持続する激しい前胸部痛を主訴に来院した。意識は清明。脈拍88/分、整。血圧104/88mmHg。呼吸数16/分。心音と呼吸音とに異常を認めなかった。心電図のV1-V5誘導でST上昇を認めたため、緊急入院し、治療を行った。入院後3日、突然の呼吸困難を自覚した。脈拍104/分、整。血圧90/70mmHg。呼吸数24/分。心音の聴取で、入院時に認めなかった全収縮期雑音を認める。
- この時点の病態として考えられるのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I078]←[国試_106]→[106I080]
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- 51歳の女性。 3日前に認められた少量の不正性器出血を主訴に来院した。約1年前から月経が不規則となり、のぼせと発汗とが頻繁になったという。体温36.6℃。脈拍92/分、整。血圧142/90mmHg。内診所見上、子宮は正常大で可動性は良好である。卵巣を触知しない。子宮頸部と内膜の細胞診で異常を認めない。
- 状態を評価するために有用な血中ホルモンはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I076]←[国試_106]→[106I078]
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