- 53歳の女性。会社の健康診断で心雑音を指摘され来院した。脈拍72/分、整。血圧132/60mmHg。胸骨左縁第3肋間を最強点とするII/VI度の拡張期雑音を聴取する。カラードプラ心エコー図(別冊No. 3)を別に示す。
- この疾患で拡張期雑音を聴取しやすくするための手法はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106G045]←[国試_106]→[106G047]
★リンクテーブル★
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- 15歳の女子。体重減少を心配した母親に伴われて来院した。友人に「太っているね」とからかわれたことを気にして、 1年前から低カロリー食品を好むようになり、体重を毎日測定するようになった。 1年前の体重は51kgであった。初経は12歳。身長156cm、体重38kg。体温35.7℃。脈拍44/分、整。血圧98/58mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球326万、 Hb10.1g/dL、 Ht30%、白血球3,200、血小板32万。血液生化学所見:総蛋白6.1g/dL、尿素窒素17mg/dL、クレアチニン0.5mg/dL、総コレステロール275mg/dL。
- 体重減少の鑑別診断に必要な情報で最も重要なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106G046]←[国試_106]→[106G048]
[★]
- 47歳の男性。職場の定期健康診断で肥満を指摘され来院した。飲酒は日本酒2合/日を25年間。身長170cm、体重78kg、腹囲95cm。血圧150/90mmHg。血液生化学所見:空腹時血糖92mg/dL、尿酸8.8mg/dL、トリグリセリド220mg/dL、AST38IU/L、 ALT48IU/L、 γ-GTP97IU/L(基準8-50)。心電図で異常を認めない。腹部超音波検査で脂肪肝を認める。
- 患者への指導として適切でないのはどれか。
- a 日本酒は1合/日以下にする。
- b 60分/日の有酸素運動をする。
- c 1か月以内に10kgの減量をする。
- d 食塩摂取量は6g/日以下とする。
- e プリン体を多く含む食事は控える。
[正答]
※国試ナビ4※ [106G044]←[国試_106]→[106G046]
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