- 40歳の男性。会社員。本人からの申し出に応じて、産業医として面接指導を行った。最近の1か月は興味を持てることがほとんどなく、真夜中に目が覚めたり、決断するのが難しいと感じたりする日が続いているという。こうした状態であるため、同僚や家族に負担をかけていると感じている。労務担当者からの情報では、最近は特に忙しく、時間外・休日労働時間が1月当たり100時間を超えているという。
- 産業医の対応として正しいのはどれか。 2つ選べ。
- a 本人を休職させる。
- b 専門医療機関への受診を本人に勧める。
- c 「しばらくこのままで様子をみましょう」と本人に伝える。
- d うつ病であると事業者に伝える。
- e 労働時間の短縮の必要性を事業者に伝える。
[正答]
※国試ナビ4※ [106G054]←[国試_106]→[106G056]
★リンクテーブル★
[★]
- 20歳の女性。強い頭痛発作を主訴に来院した。最近の10日間は仕事で多忙であったが、 2日前に一段落した。昨日の朝、目覚めたときから右側頭部が痛み始めた。痛みは急速に増悪して拍動性となり、約30分でピークに達して、立っていられなくなった。起き上がったり歩いたりすると痛みが増強した。その後、頭痛は徐々に軽減して数時間で消失した。同様の頭痛発作が3年前から年に2、3回出現するという。
- この疾患の頭痛発作時に伴いやすいのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106G055]←[国試_106]→[106G057]
[★]
- 3歳の男児。聴こえが悪いことを心配した母親に伴われて来院した。 2か月前に細菌性髄膜炎と診断され、自宅近くの医療機関で治療を受けた。退院した後、呼んでも振り向かなくなっていることに気付いたという。発語に問題はない。鼓膜所見に異常を認めない。聴性脳幹反応では両側無反応である。頭部MRIで異常を認めない。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106G053]←[国試_106]→[106G055]
[★]