- 1歳の男児。嘔吐と下痢とを主訴に来院した。昨日の夕方から嘔吐が始まり、午前10時の受診までに5回嘔吐した。最後に嘔吐したのは午前3時であった。今朝、白っぽい下痢便が1回みられた。通っている保育園に同じ症状の子どもがいるという。意識は清明。体重10.2kg(数日前と比較して0.2kg減少)。体温37.8℃。脈拍92/分、整。呼吸数18/分。咽頭に発赤を認めない。口腔内の乾燥を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。腸雑音は亢進している。皮膚の緊張度はやや低下している。項部硬直を認めない。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I054]←[国試_106]→[106I056]
★リンクテーブル★
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- 20歳の男性。右眼を開けられないことを主訴に来院した。今朝、起床時に右の開瞼が困難であることに気付き、その後も改善しないため受診した。 10日前から、同居の弟の両眼に同様の症状がみられているという。体温36.2℃。流涙を認める。顔面の写真(別冊No. 12A、 B)を別に示す。
- この疾患でみられないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I055]←[国試_106]→[106I057]
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- 61歳の女性。嚥下困難を主訴に来院した。 5日前から水を飲み込みにくい感じがあり、徐々に増悪してきた。嚥下困難の原因検索のため入院となった。血液検査、上部消化管内視鏡検査、頸部CT及び胸部CTに異常を認めなかった。入院後4日、患者は口を開けられないと訴えた。身体診察で胸鎖乳突筋の筋緊張亢進を認める。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I053]←[国試_106]→[106I055]
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