- 45歳の男性。爆発事故現場で受傷したため搬入された。
- 現病歴:爆発によって崩落した建物の下敷きになり、 4時間後に救出された。
- 現 症:意識は清明。体温37.6℃。脈拍108/分、整。血圧98/62mmHg。呼吸数24/分。 SpO2 100%(4L/分酸素投与下)。両下肢と殿部とを中心に広範囲に点状出血を認める。右下肢に運動麻痺と知覚障害とを認める。救急室の看護師から、尿が赤いとの報告を受けた。
- この患者の尿所見でみられる可能性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106E060]←[国試_106]→[106E062]
★リンクテーブル★
[★]
- 45歳の男性。爆発事故現場で受傷したため搬入された。
- 現病歴:爆発によって崩落した建物の下敷きになり、 4時間後に救出された。
- 現 症:意識は清明。体温37.6℃。脈拍108/分、整。血圧98/62mmHg。呼吸数24/分。 SpO2 100%(4L/分酸素投与下)。両下肢と殿部とを中心に広範囲に点状出血を認める。右下肢に運動麻痺と知覚障害とを認める。救急室の看護師から、尿が赤いとの報告を受けた。
- 引き続き行われた検査の結果を示す。
- 血液所見:赤血球402万、 Hb12.0g/dL、 Ht35%、白血球18,000、血小板18万。血液生化学所見:総蛋白5.6g/dL、アルブミン3.0g/dL、尿素窒素12mg/dL、クレアチニン1.0mg/dL、 AST335IU/L、 ALT102IU/L、 LD 1,099IU/L(基準176-353)、 CK36,000IU/L(基準30-140)、 Na130mEq/L、 K 7.5 mEq/L、 Cl94mEq/L、Ca7.2mg/dL。動脈血ガス分析(自発呼吸、 4L/分酸素投与下) : pH7.30、 PaCO2 25Torr、 PaO2 120Torr、 HCO3- 12mEq/L。
[正答]
※国試ナビ4※ [106E061]←[国試_106]→[106E063]
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- 23歳の男性。のどの痛みを主訴に来院した。
- 現病歴:2日前からのどの痛みと発熱とを自覚していた。痛みが次第にひどくなったため23時に救急外来を受診した。痛みが強く唾液を飲み込むことができないため口から吐き出している。
- 既往歴: 15歳時に虫垂炎の手術を受けた。
- 家族歴:特記すべきことはない。
- 現 症:意識は清明。体温38.2℃。脈拍92/分、整。血圧124/80mmHg。呼吸数20/分。眼瞼結膜に貧血を認めない。咽頭後壁粘膜はやや発赤しているが、口蓋扁桃の腫脹はみられない。頸部に圧痛を認め、軽度喘鳴を聴取する。心音に異常を認めない。
[正答]
※国試ナビ4※ [106E059]←[国試_106]→[106E061]
[★]