- 1歳の女児。発熱を主訴に来院した。 2日前から咳と鼻汁とがみられ、昨日の夜から発熱を伴ったため受診した。 10か月時に突発性発疹を罹患した際、けいれんがみられ、単純型熱性けいれんと診断された。
- 体温39.0℃。脈拍116/分、整。呼吸数24/分。咽頭に著明な発赤を認める。口蓋扁桃は両側とも腫大しており、白苔が付着している。項部硬直を認めない。診察後、ベッドに仰臥していた患児が、突然けいれんし始めた。
- 対応として誤っているのはどれか。
- a 患児の四肢の動きを観察する。
- b けいれんの持続時間を確認する。
- c 患児の周囲にある物を取り除く。
- d 患児の口の中に舌圧子を挿入する。
- e 患児の顔が上を向いた状態を避ける。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 98歳の女性。咳と発熱とを主訴に来院した。 1週前から咳が出るようになり、2日前から発熱が出現したが、入院を嫌って自宅で我慢していた。症状が改善しないため心配して訪ねてきた家族に伴われて受診した。 1人暮らしであり、最近まで日常的に畑仕事をしていたという。食欲に変化はなく食事は摂れており、全身倦怠感は訴えていない。
- 意識は清明。身長154cm、体重38kg。体温38.5℃。脈拍96/分、整。血圧116/84mmHg。呼吸数16/分。 SpO2 97%(room air)。右前胸部と右背部でcoarse cracklesを聴取する。
- 血液所見:赤血球377万、 Hb 10.2g/dl、Ht33%、白血球9,800、血小板23万。血液生化学所見:尿素窒素12mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl。 CRP 2.8mg/dl。胸部エックス線写真で右下肺野に浸潤影を認める。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
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[★]
- 我が国の将来推計人口で、 2025年に現時点よりも増加していることが予想されるのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
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[★]