- 83歳の男性。 3日前に転院してきた。 1か月前にオートバイと接触し、左大腿骨骨折と左橈骨骨折とを受傷したが、順調に回復し、リハビリテーション目的で転院となった。転院直後から、夜間せん妄が出現していた。本日、看護師が階段の踊り場で心肺停止状態となっている患者を発見した。医師が死亡確認し検案したところ、頭部に出血を伴う皮膚損傷を認めた。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 16歳の女子。腹部膨満と無月経とを主訴に、母親に伴われて来院した。最終月経は記憶があいまいではっきりしない。母親は1か月前から腹部膨満に気付いていたという。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。初経13歳。月経周期30日型、整。月経は5日間で、経血量は中等量である。未婚。
- 身長158cm、体重64kg。脈拍80/分、整。血圧114/62mmHg。子宮底長24cm、腹囲86cm。前脛骨部に浮腫を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。腹部超音波検査で子宮内に胎児を認め、胎児推定体重750g、羊水指数(AFI) 10.4cmである。胎児心拍は130/分である。妊娠25週相当と診断した。
- 現時点での本人と母親-の説明として適切なのはどれか。
[正答]
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- 21歳の男性。引きこもりを心配した両親に伴われて来院した。 1年前から大学の講義を休んで自室に引きこもり、独り言を言うようになった。患者は「外に出ると、誰もいないのに自分への悪口が聴こえる」と言う。応対は穏やかであるが、 「自分は病気ではない」と治療を拒否した。両親は入院治療を希望している。
- この患者に通用される入院形態で正しいのはどれか。 2つ選べ。
- a 保護者の同意が必要である。
- b 入院期間には72時間以内という制限がある。
- c 精神保健指定医の診察に基づいて判断される。
- d 人権擁護に関する行政機関の職員との面会を制限できる。
- e 患者が手紙を出したり受け取ったりすることを制限できる。
[正答]
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