- 英
- cardiac enlargement、cardiomegaly
- 関
- 心肥大 cardiac hypertrophy、巨心症、心拡張 cardiac dilatation、心陰影。心陰影拡大
WordNet
- an abnormal enlargement of the heart; "mild cardiomegaly is common in athletes" (同)megalocardia, megacardia, enlarged_heart
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Japanese Journal
- 第6回東京女子医科大学メンタルヘルス研究会(平成23年6月23日)
- 東京女子医科大学雑誌 81(5), 381-382, 2011-10-25
- … 著明な心拡大とEF11%と高度低心機能低下を認めた。 …
- NAID 110008672492
- P-59 胎児期より心拡大・腹水貯留を認め,肝左葉切除を必要とした肝外動脈門脈瘻の一例(肝・胆2,ポスターセッション,第48回日本小児外科学会学術集会)
- 仲谷 健吾,窪田 正幸,奥山 直樹,小林 久美子,塚田 真実,荒井 勇樹
- 日本小児外科学会雑誌 47(4), 617, 2011-07-05
- NAID 110008735181
- 症例報告 出生前に右心拡大を呈した新生児動脈管瘤の一症例
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- (1)心肥大と心拡大. 心臓は、身体全体に血液を送り出すポンプの働きをしており、心筋 という筋肉でできています。心肥大とはこの心臓の筋肉が肥大し、心筋重量の増加した 状態をいいます。 一般に健康診断や病院を受診した際に「心肥大」といわれるのは、 ...
- 2011年4月28日 ... カテゴリ:ためしてガッテンの記事∥心臓が巨大化する?大きくなると怖いのは、突然死 。そして厄介なのが、自覚症状がないことだといいます。いったい、体の中で何が起こっ ているのでしょうか?4月27日放送の「ためしてガッテン」より、「心臓 ...
- 2009年2月22日 ... ただし、拡張型心筋症では、心拡大はありますが、心肥大はありません(拡張型心筋症 では心臓の壁はむしろ薄いことが多いです) ... 心拡大があるかどうかは分かりますが、 心臓の壁の厚さは写りませんので、心肥大かどうかは分かりません。 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 58歳の男性。全身倦怠感と息切れとを主訴に来院した。1か月前から休息しても改善されない全身倦怠感と息切れとが出現し、次第に増強していた。10年前から糖尿病と高血圧症とを指摘され治療を受けていたが、仕事が多忙なため半年間受診しておらず、薬を服用していなかった。身長 170cm、体重 75kg(2か月前は71kg)。脈拍 88/分、整。血圧 168/102mmHg。顔面と下腿とに浮腫を認める。尿所見:蛋白3+、糖2+、潜血(±)。血液所見:赤血球 320万、Hb 8.2g/dL、Ht 25%、白血球 8,200、血小板 12万。血液生化学所見:総蛋白 5.8g/dL、アルブミン 2.8g/dL、尿素窒素 32mg/dL、クレアチニン 2.8mg/dL、尿酸 7.8mg/dL、血糖 220mg/dL、HbA1c 7.8%(基準 4.6~6.2)、Na 132mEq/L、K 4.8mEq/L、Cl 98mEq/L、Ca 7.2mg/dL、P 5.8mg/dL。CRP 0.3mg/dL。胸部エックス線写真で肺うっ血と心拡大とを認める。ループ利尿薬を静脈内投与し浮腫の改善を認めた。
- 腎不全の進行防止のため次に行う治療として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109A039]←[国試_109]→[109A041]
[★]
- 63歳の男性。動悸と労作時息切れとを主訴に来院した。3年前の健康診断で心拡大を指摘されたが無症状であるため医療機関を受診しなかった。1週前から動悸を自覚するようになり、坂道を歩くと息切れを感じるため受診した。脈拍 104/分、不整。血圧 122/78mmHg。SpO2 97%(room air)。胸骨左縁第2肋間を最強点とする収縮期雑音とII音の固定性分裂とを聴取する。肝を3cm触知する。下腿に軽度の浮腫を認める。12誘導心電図(別冊No. 26A)、胸部エックス線写真(別冊No. 26B)及び心エコー図(別冊No. 26C、D)を別に示す。
- 今後の方針として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109D053]←[国試_109]→[109D055]
[★]
- 6歳の男児。乳児期から心室中隔欠損症を指摘されている。自覚症状はないが入学後の管理について指導を受けるために来院した。脈拍80/分、整。第4肋間胸骨左縁で3/6度の収縮期雑音を聴取する。心電図は心室肥大所見を認めない。胸部エックス線正面写真で心拡大はなく、肺血管陰影には異常を認めない。この患児に適切なのはどれか。
- (1) 2か月毎に心電図検査をする。
- (2) 水分摂取は控え目にする。
- (3) 体育実技は軽い運動のみにする。
- (4) 抜歯の際には抗菌薬を服用する。
- (5) 予防接種は普通に受ける。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
E
- 小欠損であれば肺高血圧をきたさない限り、運動制限は必要ない。
※国試ナビ4※ [095G017]←[国試_095]→[095G019]
[★]
- 5歳の男児。咳嗽と呼吸困難とを主訴に両親に連れられて来院した。3日前から発熱、咳嗽および喘鳴が出現したため、かかりつけ医を受診しβ2刺激薬の吸入と経口副腎皮質ステロイドが処方された。昨夜から解熱したが呼吸困難のため夜間眠れなくなり、再度かかりつけ医を受診したところ喘鳴と鎖骨上窩の皮膚の握雪感とを認めたため紹介された。来院時、会話ができない状態であった。
- この患児の胸部エックス線写真で予想される所見はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [111A053]←[国試_111]→[111A055]
[★]
- 55歳の女性。息切れを主訴に来院した。30歳時から心拡大と不整脈とを指摘されていた。数年前から階段を昇るときに息切れを自覚するようになり次第に増悪した。心エコー図を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [103D056]←[国試_103]→[103D058]
[★]
- 56歳の男性。原発性肺癌(腺癌)のために抗癌化学療法を受けている。原発巣の大きさは不変であったが、徐々に心拡大をみるようになった。超音波検査で多量の心嚢液が認められた。患者は徐々に前胸部苦悶感を訴えるようになった。
- この病態でみられるのはどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104D027]←[国試_104]→[104D029]
[★]
- 31歳の初妊婦。妊娠10週に経膣超音波検査で1絨毛膜性双胎妊娠と診断された。妊娠30週の腹部超音波検査で、両児の羊水量に明らかな差が認められる。羊水の多い方の児によくみられる所見はどれか。
- (1) 全身皮下浮腫
- (2) 心拡大
- (3) 胃泡拡張
- (4) 腎盂拡大
- (5) 膀胱拡張
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [096I033]←[国試_096]→[096I035]
[★]
- 31歳の初妊婦。妊娠10週に経腟超音波検査で1絨毛膜2羊膜性双胎妊娠と診断された。妊娠30週の腹部超音波検査で、両児の羊水量に明らかな差が認められる。
- 羊水の少ない方の児によくみられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [101H039]←[国試_101]→[101H041]
[★]
- 英
- heart failure, HF, cardiac failure CF, cardiac insufficiency
- 関
定義
- 心臓のポンプ能が低下しているために、十分な心拍出量が得られない状態を指す (EPT.115)
- 心筋の機能が低下し、末梢組織の酸素需要量に見合うだけの血液を駆出できなくなった状態。
- 心臓に器質的あるいは機能的異常が生じて、心臓のポンプ機能力が低下し、主要臓器の酸素需要量に見合うだけの血液を拍出できない病態(YN)。全ての心疾患の「終末像」である。あくまでも終末像のため、死亡診断書に死因と記載するのは不適切である。
分類
病期
原因
場所
病態の分類
病期分類
- No limitation of physical activity. Ordinary physical activity does not cause undue fatigue, palpitation, or dyspnea (shortness of breath).
- Slight limitation of physical activity. Comfortable at rest, but ordinary physical activity results in fatigue, palpitation, or dyspnea.
- Marked limitation of physical activity. Comfortable at rest, but less than ordinary activity causes fatigue, palpitation, or dyspnea.
- Unable to carry out any physical activity without discomfort. Symptoms of cardiac insufficiency at rest. If any physical activity is undertaken, discomfort is increased.
原因
- 虚血性心疾患、弁膜疾患、高血圧精神疾患、心筋虚血の順に多い。(IMD.790)
- 誘因としては過労、ストレス、感染、心拍数の異常、不整脈、水分・塩分の過剰摂取がある。
増悪因子
- ストレス
- 感染症:頻脈→心筋酸素需要↑
- 貧血 :心拍出量↑
- 妊娠 :心拍出量↑、体液量↑
- 甲状腺機能亢進症:甲状腺ホルモン(心臓のカテコラミン受容体増加)の陽性変力効果、陽性変時効果→心筋酸素需要↑
- 血圧上昇 :圧負荷
- 頻脈性不整脈:心筋酸素需要↑
table 9.3. 代償されている心不全において症状を誘発させる要因 PHD.240
- 代謝的需要の増加 → 心筋が十分に収縮できなくなる
- コントロールされていない高血圧 ←左心系
- 肺塞栓症 ← 右心系
- 陰性変力作用を持つ薬物
- 心筋虚血 or 心筋梗塞
- アルコールの摂取
症状
心不全の身体所見 IMD.791改変
- 右心不全での胸水:左心不全の後方障害で起こるが、右心不全でも上大静脈圧上昇により奇静脈系が上昇して胸水貯留を認める
- the pleural veins drain into both the systemic and pulmonary veous beds.(PHD.243)
治療
参考
- 2006年改訂版:http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2006_maruyama_h.pdf
- 2011年改訂版:http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2011_izumi_h.pdf
- 2. 慢性心不全治療ガイドライン(2010年改訂版)
- http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2010_matsuzaki_h.pdf
[★]
- congestive
- 英
- congestive heart failure, CHF
- 関
- 心不全、急性心不全
診断基準
Framingham criteria
- 大症状2つか、大症状1つおよび小症状2つ以上を心不全と診断する
大症状
小症状
大症状あるいは小症状
- 5日間の治療に反応して4.5kg以上の体重減少があった場合、それが心不全治療による効果ならば大症状1つ、それ以外の治療ならば小症状1つとみなす
治療
- 利尿薬:フロセミド、ヒドロクロロチアジド、スピロノラクトン(重症心不全の予後を改善する)、ANP
治療の禁忌
- 浸透圧利尿効果があり、脳圧亢進時、眼圧亢進時に用いる。
- 心不全に対して用いると、利尿効果を及ぼす前に循環血液量の一次的増加により心不全症状を増悪させる。
国試
[★]
- 英
- cardiothoracic ratio cardio-thoracic ratio CTR
- 同
- 心胸比、心肺係数 cardiothoracic index
- 心臓の横径 / 胸郭の横径 * 100 (%)
- 胸郭の横径:左横隔膜角の高さで測る
- CTR 50%異常 → 心拡大
[★]
- 英
- cardiomegaly
- 関
- 心拡大、心肥大
[★]
- 関
- cardiomegaly
[★]
- 英
- enlargement
胸部X線写真上での拡大
[★]
- 英
- macro
- 関
- マクロ