- 英
- concentration test, water deprivation test (HIM), fluid deprivation test (HIM)
- 関
- フィッシュバーグ濃縮試験、水制限。尿崩症
UpToDate Contents
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- 1. 多尿患者の評価evaluation of patients with polyuria [show details]
…even when the water restriction test is performed properly. If the diagnosis remains uncertain, we evaluate the response to a trial of desmopressin therapy. The water restriction test may fail to distinguish …
- 2. 妊婦の多尿と尿崩症polyuria and diabetes insipidus of pregnancy [show details]
…osmolality <300 mOsm/kg) . The standard confirmatory test for the diagnosis of DI is the water restriction test with assessment of urinary response to desmopressin. For women who are already hypernatremic…
- 3. リチウムの腎毒性renal toxicity of lithium [show details]
…mouth, thereby stimulating thirst and producing a picture of primary polydipsia . Thus, a water restriction test may be helpful in establishing the correct diagnosis since the treatment of these disorders …
- 4. 成人の低浸透圧性低ナトリウム血症の原因causes of hypotonic hyponatremia in adults [show details]
…these symptoms in the absence of hyponatremia. If compliance is possible, we recommend a water restriction test to distinguish between primary polydipsia and diabetes insipidus. An alternative in the uncooperative…
- 5. 神経サルコイドーシスneurologic sarcoidosis [show details]
…nephrogenic diabetes insipidus . Thus, patients with sarcoidosis and polyuria may require a water restriction test to establish the correct diagnosis. Granulomatous inflammation in a perivascular distribution…
Japanese Journal
- 症例報告 DDAVP投与で尿量の低下を認めた腎性尿崩症例
- 日本小児科学会雑誌 = The journal of the Japan Pediatric Society 120(4), 761-764, 2016-04
- NAID 40020886259
- 腎性尿崩症 : 多飲・多尿の鑑別診断 (特集 日常診療で遭遇する小児腎泌尿器疾患とトピックス) -- (尿細管疾患・囊胞性腎疾患)
- 臨床研究・症例報告 発熱を契機に診断した先天性腎性尿崩症の1新生児例
Related Links
- まず水制限試験を行う。 水を制限した時の尿の濃縮能をみる。 水制限により尿が濃くなる。つまり、尿の浸透圧を血漿の浸透圧と比較し、尿浸透圧>血漿浸透圧なら正常もしくは心因性多飲症。 逆に、尿が薄いまま、つまり尿浸透圧 ...
- 水分摂取を2L/日以下に長期間制限すると,正常な尿濃縮力が数週間以内に回復する。
- バゾプレシン負荷試験(水溶性ピトレシン5単位皮下注後30分ごとに2時間採尿) で尿量は減少し、尿浸透圧は300 mOsm/kg以上に上昇する。 5. 水制限試験(飲水制限後、3%の体重減少で終了)においても尿浸透圧は 300 mOsm/kg を越えない。
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★リンクテーブル★
[★]
- 25歳の男性。尿量増加を主訴に来院した。 1か月前から排尿回数と尿量との増加に気付いていた。口渇があり飲水量は多く夜間も頻尿であるという。常用薬はない。身長 168 cm、体重 58 kg。体温 36.5℃。脈拍 84/分、整。血圧 110/68 mmHg。眼瞼結膜に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢に浮腫を認めない。 1日尿量 3,500 ml。尿所見:比重 1.004、蛋白 (-)、糖 (-)、潜血 (-)、ケトン体 (-)、沈渣に異常を認めない。血液所見:赤血球 468万、 Hb 13.9 g/dl、Ht 42%、白血球 8,300、血小板 21万。血液生化学所見:総蛋白 7.5 g/dl、アルブミン 3.9 g/dl、尿素窒素 18 mg/dl、クレアチニン 0.8 mg/dl、尿酸 6.9 mg/dl、血糖 98 mg/dl、HbA1c(NGSP)5.8% (基準 4.6~6.2)、総コレステロール 180 mg/dl、Na 142 mEq/l、K 4.4 mEq/l、Cl 108 mEq/l、Ca 9.2 mg/dl、P 3.4mg/dl。CRP 0.1 mg/dl。
- 診断のために必要な検査はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [108B048]←[国試_108]→[108B050]
[★]
- 22歳の男性。動悸、発汗および手指の振戦を主訴に来院した。3か月前から朝食前や夕食前に、動悸と発汗を自覚するようになった。食事を摂ると症状は消失するという。現在内服中の薬剤はない。父方祖母がグルカゴノーマに罹患している。意識は清明。身長 171cm、体重 62kg。脈拍 68/分、整。血圧 136/80mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球 464万、白血球 3,900、血小板 24万。血液生化学所見(朝食後2時間):尿素窒素 13mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、血糖 120mg/dL、Na 140mEq/L、K 4.0mEq/L、Cl 106mEq/L。24時間持続ブドウ糖モニターの結果(別冊No. 4)を別に示す。
- 診断に必要な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114D019]←[国試_114]→[114D021]
[★]
- 42歳の女性。多尿と易疲労感とを主訴に来院した。1年前の離婚を契機に、頻回に飲水を行うようになった。夜間の排尿は1回軽度、日中は30分から1時間ごとである。意識は清明。身長165cm、体重46kg。脈拍64/分、整。血圧96/62mmHg。胸部と腹部とに異常を認めない。下腿に浮腫を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。尿浸透圧検査:来院時 120mOsm/kgH20、水制限試験後 650mOsm/kgH20、バソプレシン5単位皮下注射後 680mOsm/kgH20。
- 治療として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104D033]←[国試_104]→[104D035]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [101B087]←[国試_101]→[101B089]
[★]
- 英
- diabetes insipidus DI
- 関
概念
- バソプレシンの不足または作用障害により腎集合管からの水分再吸収が低下し、多尿、口渇、多飲を来す疾患。
病型
障害部位
病因
-
- ニューロフィジンIIの遺伝子異常
- ADHレセプター異常症:V2受容体(伴性劣性遺伝)、アクアポリン2の異常(ほとんどが常染色体劣性遺伝)
- 頭蓋内占拠性病変:脳腫瘍
- 腎疾患:慢性腎不全、慢性腎盂腎炎、間質性腎炎、多発性嚢胞腎、閉塞性尿路疾患
- 電解質異常:低K血症や高Ca血症
- 薬物
- 続発性尿崩症の原因:脳腫瘍(50%)、外傷・ヒスチオサイトーシスX
疫学
- 日本の発症頻度は16人/人口10万人
- 病型:家族性2%、特発性43%、症候性55%/家族性1.6%、特発性42%、続発性56.4%(IMD)
- 性差:
- やや男子に多い。
- 家族性は女性に多く、他の型では男女比はほぼ等しい(平成5年厚生省特定疾患調査研究班報告書)
診断基準
- 参考1
症状
- 口渇
- 多飲 → 飲水量が十分でないと高ナトリウム血症、高浸透圧血症の引き金となる。
検査
- 血清ナトリウム濃度:正常高値~軽度高値
- 血清レニン濃度:正常高値~軽度高値
- 血漿浸透圧:高値
- 低張尿
負荷試験
画像検査
- [中枢性尿崩症]T1:(DI)低信号 ⇔ (健常者)高信号 ← T1で高信号になるものは脂肪、亜急性期の出血(メトヘモグロビン)、メラニン、高濃度蛋白質である。下垂体後葉が高信号を発するのは軸索中に高濃度のホルモンが存在するからなのか、軸索が集積しているためなのか、であろう。
診断(YN)
多尿 3000ml/day
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↓
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尿浸透圧
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→
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→ 290 mOsm/kg以上
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→
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浸透圧利尿
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↓
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↓水利尿
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↓
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血清ナトリウム濃度 血清レニン濃度
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→
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→ 低値
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→
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心因性多飲
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↓
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↓正常上限~軽度上昇
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↓
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水制限テスト バソプレシンテスト
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→
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→ 尿量不変、尿浸透圧不変
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→
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腎性尿崩症
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↓
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↓尿量減少、尿浸透圧上昇
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↓
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バソプレシン濃度(高張食塩水負荷時) MRIで基礎疾患の描出・T1で下垂体後葉の高信号の消失
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↓
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中枢性尿崩症
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治療
参考
- http://square.umin.ac.jp/kasuitai/doctor/guidance.htm
- 2. MRI left:normal right:DI
- http://www.endotext.org/neuroendo/neuroendo2/figures/figure11.jpg
-diabetes insipidus
[★]
- 英
- Fishberg concentration test, Fishberg's concentration test
- 同
- (国)Fishberg濃縮試験。(国)尿濃縮試験 urinary concentration test、脱水試験 dehydration test、(国)水制限試験 concentration test
- 関
- [[]]
[show details]
- 概念:腎臓髄質におけるADH増加に反応する尿濃縮能をみる検査である。
- 方法:検査前日の午後から飲水制限し、午後6時までに水分の少ない夕食を摂取後して、検査当日覚醒時、1時間後、および2時間後の尿をそれぞれ採取して尿比重と尿浸透圧を測定する。
- 基準値:尿比重1.022以下、尿浸透圧850mOsm/kg以下で尿濃縮力障害と解釈する。
[★]
- 英
- examination、test、testing、assessment、trial、exam、examine
- 関
- アセスメント、計測、検査、検定、試み、査定、試行、調べる、診断、治験、調査、テスト、判定、評価、検討、影響評価、実験デザイン、研究デザイン、データ品質、対応群、スコアリング法
循環器
肝臓異物排泄能
カルシウム
ビタミン
血液
- ショ糖溶血試験:(方法)等張ショ糖液に血液を加える。(検査)溶血の存在。低イオン強度では補体の赤血球に対する結合性が増し、発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては溶血をきたす。スクリーニング検査として用いられ、確定診断のためにはハム試験を行う。
- ハム試験 Ham試験:(方法)洗浄赤血球に塩酸を加え、弱酸性(pH6.5-7.0)条件にする。(検査)溶血の存在。発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては弱酸性条件で補体に対する感受性が亢進するため
産婦人科
内分泌
視床下部-下垂体-糖質コルチコイド
高血圧
- 立位フロセミド負荷試験:(投与)フロセミド、(検査)血漿レニン濃度:フロセミドでhypovolemicとし歩行負荷で交感神経を興奮させレニンの分泌を促す。原発性アルドステロン症の場合、レニン高値のまま無反応。
膵臓
膵外分泌機能
腎臓
ガストリノーマ
感染症