- 英
- diprophylline
- 商
- アストーマ配合、アストフィリン配合、アニスーマ、カフコデN配合、トラベルミン、トラベルミン配合、ニチフィリンM、ハイフィリン
- 関
- ジフィリン。強心剤
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/08/30 07:26:50」(JST)
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ジプロフィリン
|
IUPAC命名法による物質名 |
IUPAC名
7-(2,3-dihydroxypropyl)-1,3-dimethyl-3,7-dihydro-1H-purine-2,6-dione
|
臨床データ |
販売名 |
Lufyllin |
Drugs.com |
患者向け情報(英語)
Consumer Drug Information |
MedlinePlus |
a682494 |
胎児危険度分類 |
|
法的規制 |
|
識別 |
CAS番号
(MeSH) |
479-18-5 |
ATCコード |
R03DA01 (WHO) |
PubChem |
CID: 3182 |
IUPHAR/BPS |
7070 |
DrugBank |
DB00651en:Template:drugbankcite |
ChemSpider |
3070 |
UNII |
263T0E9RR9 |
KEGG |
D00691 en:Template:keggcite |
ChEBI |
CHEBI:4728en:Template:ebicite |
ChEMBL |
CHEMBL1752en:Template:ebicite |
別名 |
7-(2,3-dihydroxy-propyl)theophylline |
化学的データ |
化学式 |
C10H14N4O4 |
分子量 |
254.24 g/mol |
SMILES
-
O=C2N(c1ncn(c1C(=O)N2C)CC(O)CO)C
|
InChI
-
InChI=1S/C10H14N4O4/c1-12-8-7(9(17)13(2)10(12)18)14(5-11-8)3-6(16)4-15/h5-6,15-16H,3-4H2,1-2H3
-
Key:KSCFJBIXMNOVSH-UHFFFAOYSA-N
|
ジプロフィリン(Diprophylline)またはダイフィリン(Dyphylline)[1]はキサンチン誘導体の一つであり、気管支拡張作用および血管拡張作用を有する。気管支喘息等の呼吸器疾患や心原性呼吸困難(英語版)、気管支炎の治療に使われる。アデノシン受容体阻害薬ならびにホスホジエステラーゼ阻害薬として作用する[2][3]。
効能・効果
日本で単剤で承認されている効能・効果は、「気管支喘息」、「喘息性(様)気管支炎」、鬱血性心不全」である[4]。重大な副作用として、ショック(頻度不明)が起こることがある。
ジフェンヒドラミンとの合剤は、動揺病またはメニエール症候群の治療薬として用いられる[5][1]。
関連項目
出典
- ^ a b “トラベルミン注 添付文書” (2008年11月). 2015年10月7日閲覧。
- ^ Schwabe U, Ukena D, Lohse MJ (September 1985). “Xanthine derivatives as antagonists at A1 and A2 adenosine receptors”. Naunyn-Schmiedeberg's Archives of Pharmacology 330 (3): 212–21. doi:10.1007/bf00572436. PMID 2997628.
- ^ Iancu L, Shneur A, Cohen H (1979). “Trials with xanthine derivatives in systemic treatment of psoriasis”. Dermatologica 159 (1): 55–61. doi:10.1159/000250562. PMID 225216.
- ^ “ジプロフィリン注300mg 添付文書” (2008年12月). 2016年7月1日閲覧。
- ^ “トラベルミン配合錠 添付文書” (2015年6月). 2016年7月1日閲覧。
|
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Japanese Journal
- 横山 隆,宇野 真一,安田 潤
- 日本小児腎臓病学会雑誌 11(1), 1-8, 1998
- … 服用薬は向精神薬,催眠鎮静薬が11例と最も多く,リスロン-S®(ブロムワレリル尿素),パブロン-S®(アセトアミノフェン),トラベルミン®(ジフェンヒドラミン,ジプロフィリン) などの市販薬および日常使用されるテオ ドール®(テオフィリン),駆虫薬 (有機リン製剤) も認めた。 …
- NAID 130002114620
- 小児気管支喘息,喘息様気管支炎に対するジプロフィリン坐薬(ママレットD坐薬)の使用経験
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
- ニチフィリンM注300mgは、1管2mL中にジプロフィリン300mgを含有する。
禁忌
- 本剤又は他のキサンチン系薬剤に対し重篤な副作用の既往歴のある患者
効能または効果
- ジプロフィリンとして、通常成人1回300〜600mgを皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢・症状により適宜増減する。
慎重投与
- 急性心筋梗塞、重篤な心筋障害のある患者[心筋刺激作用を有するため、症状を悪化させるおそれがある。]
- てんかんの患者[中枢刺激作用によって発作を起こすおそれがある。]
- 甲状腺機能亢進症の患者[甲状腺機能亢進に伴う代謝亢進、カテコールアミンの作用を増強するおそれがある。]
- 急性腎炎の患者[腎臓に対する負荷を高め、尿蛋白が増加するおそれがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 小児[本剤の副作用があらわれやすい。]
重大な副作用
- ショック:ショック(頻度不明)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 7-(2,3-dihydroxypropyl)-3,7-dihydro-1,3-dimethyl-1H-purine-2,6-dione
分子式
分子量
性 状
- 本品は白色の粉末又は粒で、においはなく、味は苦い。水に溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融 点
pH
- 本品1.0gを水20mLに溶かした液のpHは5.0〜7.0である。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- acetaminophen APAP
- 同
- パラセタモール paracetamol
- 商
- Tempra、カロナール、ピリナジン、アトミフェン、アニルーメ、アフロギス、ピレチノール、パラセタ、ナパ、コカール、サールツー、カルジール、(小児坐薬)アンヒバ、(小児坐薬)アルピニー。(サリチルアミド、アセトアミノフェン、カフェイン、クロルフェニラミン)ペレックス、ネオアムノール配合、LL配合。(サリチルアミド、アセトアミノフェン、カフェイン、プロメタジン)PL配合顆粒、マリキナ配合顆粒、ホグス配合顆粒、ピーエイ配合、セラピナ配合、トーワチーム配合、サラザック配合顆粒。(ジプロフィリン、ジヒドロコデイン、dl-メチルエフェドリン、ジフェンヒドラミン、アセトアミノフェン、ブロモバレリル尿素)カフコデN配合。(トラマドール、アセトアミノフェン)トラムセット配合。(イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン、アリルイソプロピルアセチル尿素、カフェイン)SG配合顆粒
- (第2類医薬品)タイレノール Tylenol
- 関
- アセトアミノフェン中毒
-
-
動態
副作用
[★]
- 英
- cardiac stimulant、cardiotonic、cardiotonics
- 関
- 強心、強心性、強心薬、心保護薬
商品
[★]
- 英
- dihydrocodeine
- 化
- リン酸ジヒドロコデイン dihydrocodeine phosphate、ジヒドロコデインリン酸塩 dihydrocodeine phosphate
- 商
- カフコデ(ジプロフィリン、ジヒドロコデイン、dl-メチルエフェドリン、ジフェンヒドラミン、アセトアミノフェン、ブロモバレリル尿素)、セキコデ(ジヒドロコデイン、エフェドリン、塩化アンモニウム、クロフェドリン、ライトゲン、ムコブロチン、ミゼロン、プラコデ、フステン、フスコブロン、ニチコデ、フスコデ(ジヒドロコデイン、dl‐メチルエフェドリン、クロルフェニラミン)、オピセゾールコデイン(キキョウ流、カンゾウ、車前草、シャクヤク、ジヒドロコデイン)
- 関
- モルフィン鎮痛薬、オピオイド受容体。コデイン
特徴
- 麻薬性中枢性鎮咳薬。
- リン酸コデインより強い鎮咳・鎮痛作用を有し、特に鎮咳作用はリン酸コデインの2倍、呼吸抑制作用はモルヒネに比べて弱い。
適応
[★]
ジプロフィリン、ジヒドロコデインリン酸塩(ジヒドロコデイン)、dl-メチルエフェドリン塩酸塩(dl-メチルエフェドリン)、ジフェンヒドラミンサリチル酸塩(ジフェンヒドラミン)、アセトアミノフェン、ブロモバレリル尿素
[★]
ジプロフィリン、ジヒドロコデインリン酸塩、dl-メチルエフェドリン塩酸塩、ジフェンヒドラミンサリチル酸塩、アセトアミノフェン、ブロモバレリル尿素
- 関
- 鎮咳剤
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- pro