ユビデカレノン
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- カルビキノンとは。効果、副作用、使用上の注意。 軽度及び中等度のうっ血性心不全 に使われる強心剤です。 動物の心臓から抽出された酵素製剤で、貧血状態にある心臓での酸素の利用効率を上げ、心筋の障害を回復させること ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
有効成分
- カルビキノンカプセル5mgは、1カプセル中に日本薬局方ユビデカレノン5mgを含有
添加物
- バレイショデンプン、乳糖水和物、ステアリン酸マグネシウム、カプセル本体に黄色4号(タートラジン)、赤色3号、ラウリル硫酸ナトリウム、酸化チタン、ゼラチン
効能または効果
- 基礎治療施行中の軽度及び中等度のうっ血性心不全症状
- ユビデカレノンとして通常成人は1回10mgを1日3回食後に経口投与する。
薬効薬理
- ユビデカレノンは低酸素状態のモルモット心筋の収縮力を改善する。家兎及びラットにおいて、心筋の虚血・再灌流障害を抑制する。心筋症ハムスターにおいて、心筋の収縮性/拡張性の低下を軽減する。ラット心筋梗塞モデルにおいて、心機能低下を軽度に保ち、長期生存率を良好に保つ。これらの作用は、ユビデカレノンがミトコンドリアの電子伝達系において、コハク酸脱水素酵素の補酵素(補酵素Q 10として働き、ATPの産生効率を上昇させることによりもたらされると考えられている。また、ラットにおいて、アルドステロン分泌抑制作用と抗アルドステロン作用が認められている。1)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- (2E,6E,10E,14E,18E,22E,26E,30E,34E,38E)-2-(3,7,11,15,19,23,27,31,35,39-Deca-methyltetraconta-2,6,10,14,18,22,26,30,34,38-decaen-1-yl)-5,6-dimethoxy-3-methyl-1,4-benzoquinone
分子式
分子量
性 状
- 本品は黄色〜だいだい色の結晶性の粉末で、におい及び味はない。ジエチルエーテルに溶けやすく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
本品は光によって徐々に分解し、着色が強くなる。
融 点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- cardiac stimulant、cardiotonic、cardiotonics
- 関
- 強心、強心性、強心薬、心保護薬
商品
[★]
- 英
- ubidecarenone
- 商
- アデリール、エナチーム、カイトロン、カルビキノン、コロキノン、ソラネキノン、デカソフト、トキール、トリデミン、ノイキノン Neuquinon、ノイクール、ユベ・Q、ユベキノン、ラコビール
- 関
- ユビセミキノン。強心剤