イソプロテレノール。l-イソプレナリン
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- the 12th letter of the Roman alphabet (同)l
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- lira(イタリアの貨幣単位リラ)
- liter[s]
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Japanese Journal
- 小児気管支喘息重症発作に対するイソプロテレノール持続吸入療法 : 第2報 年少児と年長児における差の検討
- 足立 雄一,吉住 昭,五十嵐 隆夫,高柳 幹,高野 雅子,尾上 洋一,萱原 昌子,足立 陽子,松野 正知,村上 巧啓,岡田 敏夫
- アレルギー 41(11), 1584-1590, 1992-11-30
- 気管支喘息重症発作に対する1体イソプロテレノール (プロタノールL^(R)) 持続吸入療法の効果を6歳以下 (A) と7歳以上 (B群) の2群に分けて検討した. 対象は男児17名, 女児14名延べ42例. A群20例全例とB群22例中21例は本療法により軽快した. 開始時のWoodのスコアは有意にA群で高値であり, SpO_2値は有意にA群で低値であった. スコア5〜6点の22例に限ってみると, …
- NAID 110002421153
- 小児気管支喘息重症発作に対するイソプロテレノール持続吸入療法 : 発作の重症度による効果の差の検討 (早期実施の試み)
- 足立 雄一,吉住 昭,五十嵐 隆夫,高柳 幹,高野 雅子,尾上 洋一,萱原 昌子,足立 陽子,松野 正知,村上 巧啓,岡田 敏夫
- アレルギー 41(6), 654-661, 1992-06-30
- 気管支喘息重症発作のために, 1体のイソプロテレノール (プロタノールL^(R)) の持続吸入療法を受けた男児12名, 女児10名, 延べ32例について, その有効性と安全性について検討した. 無効1例と合併症 (無気肺, 気胸および気縦隔) を有した2例を除く19名, 延べ29例について以下の結果を得た. 臨床症状の把握には, WoodのスコアとSpO_2を用いた. 持続吸入療法開始前の発作の重 …
- NAID 110002420432
Related Links
- 2013年4月13日 ... プロタノールL注0.2mg,l-イソプレナリン塩酸塩注射液.
- 商品名, 欧文商標名, 製造会社, YJコード, 薬価, 規制区分. プロタノールL注0.2mg, PROTERNOL-L Inj.0.2mg, 興和, 2119400A1036, 238円/管, 劇薬 , 処方せん 医薬品. プロタノールL注1mg, PROTERNOL-L Inj.1mg, 興和, 2119400A2032, 1020 円/管 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
プロタノールL注0.2mg
組成
成分・含量
- 1アンプル1mL中
l-イソプレナリン塩酸塩 0.2mg
添加物
- 亜硫酸水素ナトリウム 0.5mg
L-システイン塩酸塩(一水塩) 0.1mg
塩化ナトリウム 7.0mg
乳酸 0.55mg
乳酸ナトリウム 1.235mg
禁忌
- 特発性肥大性大動脈弁下狭窄症の患者〔心収縮力を増強するため、左室からの血液流出路の閉塞が増強され、症状を増強させるおそれがある。〕
- ジギタリス中毒の患者〔重篤な不整脈が起こる可能性がある。〕
- **カテコールアミン(アドレナリン等)、エフェドリン、メチルエフェドリン、メチルエフェドリンサッカリネート、オルシプレナリン、フェノテロール、ドロキシドパとの併用は避けること。(「相互作用」の項参照)
効能または効果
- アダムス・ストークス症候群(徐脈型)の発作時(高度の徐脈、心停止を含む)、あるいは発作反復時
- 心筋梗塞や細菌内毒素等による急性心不全
- 手術後の低心拍出量症候群
- 気管支喘息の重症発作時
(点滴静注)
- l-イソプレナリン塩酸塩として0.2〜1.0mgを等張溶液200〜500mLに溶解し、心拍数又は心電図をモニターしながら注入する。
徐脈型アダムス・ストークス症候群においては、心拍数を原則として毎分50〜60に保つ。
ショックないし低拍出量症候群においては、心拍数を原則として毎分110前後に保つようにする。
(緊急時)
- 急速な効果発現を必要とする時には、l-イソプレナリン塩酸塩として0.2mgを等張溶液20mLに溶解し、その2〜20mLを静脈内(徐々に)、筋肉内又は皮下に注射する。
心臓がまさに停止せんとする時には、l-イソプレナリン塩酸塩として0.02〜0.2mgを心内に与えてもよい。
なお、症状により適宜増量する。
慎重投与
- 冠動脈疾患の患者〔心筋虚血が起こるおそれがある。〕
- 甲状腺機能亢進症の患者〔甲状腺機能亢進症に伴う諸症状を悪化させるおそれがある。〕
- 高血圧の患者〔血圧が上昇するおそれがある。〕
- うっ血性心不全の患者〔不整脈を起こすおそれがある。〕
- 糖尿病の患者〔血糖値を上昇させるおそれがある。〕
重大な副作用
- 本剤の投与中および投与後に心電図でST上昇又は低下を伴う心筋虚血(異型狭心症、非Q波梗塞等)(頻度不明)があらわれることがあるので、心電図及び血圧測定を行うこと。胸痛があらわれた場合には、直ちにニトログリセリンを投与する等適切な処置を行うこと。
- β2-刺激剤により重篤な血清カリウム値の低下(頻度不明)が報告されている。また、β2-刺激剤による血清カリウム値の低下作用は、キサンチン誘導体、ステロイド剤、及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。さらに、低酸素血症は血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある。このような場合には血清カリウム値をモニターすることが望ましい。1)2)
薬効薬理
心収縮力増強(Positive inotropic)作用
- イソプレナリン塩酸塩は、交感神経のβ受容体に作用し、心収縮力を増強して、心拍出量を増加する。
これに伴って、左心室駆出速度の増大及び左心室拡張末期圧の低下をもたらし静脈還流を改善し、心拍出量を更に増加するが、この場合の心筋酸素消費量の増加は比較的軽度である(イヌ、ヒト)3)〜8)。
心拍数増加(Positive chronotropic)作用
- イソプレナリン塩酸塩は、心臓の刺激伝導系に作用して心拍数を増加する。その作用部位は、上位中枢にあり、洞機能を亢進し、房室伝導を促進する作用が強いので心ブロック時に使用して洞調律に回復させる作用がある(イヌ、ヒト)3)5)〜7)。
組織循環促進作用
- イソプレナリン塩酸塩は、強力な心拍出量の増加とともに末梢血管の抵抗を減少して、各組織や重要臓器の血流量を増大するので、組織循環が促進される。これは異常に増加した乳酸値の低下や尿量増加がみられることからも確認される(イヌ、ヒト)8)〜12)。
気管支拡張作用
- イソプレナリン塩酸塩は、気管支平滑筋に作用し、気管支内腔を拡張する作用がある。また、そのdl体はアドレナリンの約10倍の強さをもっている(イヌ)13)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- l-イソプレナリン塩酸塩
(l-Isoprenaline Hydrochloride)
化学名
- 4-{(1R)-1-Hydroxy-2-[(1-methylethyl)amino]ethyl}benzene-1,2-diol monohydrochloride
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶性の粉末で、においはない。水に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、酢酸(100)、無水酢酸、ジエチルエーテル又はクロロホルムにほとんど溶けない。空気又は光によって徐々に着色する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- cardiac stimulant、cardiotonic、cardiotonics
- 関
- 強心、強心性、強心薬、心保護薬
商品
[★]
- 同
- イソプロテレノール
- 商
- アスプール、イソパール・P配合、イソメニール、プロタノールL、プロタノールS
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[★]
- 英
- pro
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イソプロテレノール