ドブタミン
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Japanese Journal
- 109) ドプタミン負荷時の僧帽弁逆流量および左房容積のPISA法によ定量的検討
- 塩谷 英一,井川 寛,平野 豊,佐々木 剛,岡林 靖之,上原 久和,山田 覚,石川 欽司,香取 瞭
- Japanese circulation journal 61(SupplementII), 688, 1997-08-20
- NAID 110002625252
- 1105 ^<123>I-MIBG心筋シンチグラムとドプタミン負荷心プールを用いた不全心の心筋交感神経障害の検討
- 高野 仁司,富村 正登,宮本 新次郎,佐伯 和則,小野寺 威夫,宗像 一雄,早川 弘一
- Japanese circulation journal 59(supplementI), 321, 1995-03-01
- NAID 110002617898
- エンフルレン抑制心筋に対するドパミン,ドプタミンの効果
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- 合成カテコールアミンの一種。β1アドレナリン受容体およびβ2受容体を活性化させる作用をもつ。また、作用は弱いが、α1アドレナリン受容体を活性化させる作用もある。心拍数や血圧にほとんど影響を与えずに、心
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ドプタミン点滴静注液100mg
組成
有効成分
含量(1アンプル中)
- 112.1mg(ドブタミンとして100mgに相当)
添加物
亜硫酸水素ナトリウム 2.4mg
pH調整剤 適量
禁忌
- 肥大型閉塞性心筋症(特発性肥厚性大動脈弁下狭窄)の患者[左室からの血液流出路の閉塞が増強され、症状を悪化するおそれがある。]
- ドブタミン塩酸塩に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 本剤は、用時、5%ブドウ糖注射液又は「日局」生理食塩液で希釈し、ドブタミンとして、通常、1分間あたり1〜5μg/kgを点滴静注する。
投与量は患者の病態に応じて適宜増減し、必要ある場合には1分間あたり20μg/kgまで増量できる。
慎重投与
- 重篤な冠動脈疾患のある患者[複数の冠動脈主枝に高度の閉塞性変化のある患者では、本剤投与時の冠血流増加が少なく、心筋局所灌流が不均一になることがある。また、心収縮力及び心拍数を増す薬剤は、一般に、心筋虚血を強め心筋梗塞を拡大するおそれがあるとの報告がある。]
- 心房細動のある患者[本剤には房室伝導を促進する作用があるので、心房細動のある患者では心拍数を増加するおそれがある。]
- 高血圧症の患者[過度の昇圧をきたすおそれがある。]
薬効薬理
- ドブタミンは心筋のβ1受容体に直接作用する合成カテコールアミンで、選択的心収縮力増強作用を有し、循環動態を改善する。
心拍数増加作用、催不整脈作用、末梢血管に対する作用は他のカテコールアミン剤(ドパミン、ノルアドレナリン、イソプロテレノール)よりも少ない。3)〜7)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ドブタミン塩酸塩(Dobutamine Hydrochloride)
化学名
- 4-{2-[(1RS)-3-(4-Hydroxyphenyl)-1-methylpropylamino]ethyl} benzene-1,2-diol monohydrochloride
分子式
分子量
性状
- 白色〜ごくうすいだいだい色の結晶性の粉末又は粒である。
メタノールに溶けやすく、水又はエタノール(95)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
水溶液(1→100)は旋光性を示さない。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- cardiac stimulant、cardiotonic、cardiotonics
- 関
- 強心、強心性、強心薬、心保護薬
商品