ユビデカレノン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ソラネキノン錠10
組成
- 1錠中 ユビデカレノン 10mg含有
- 添加物として乳糖,トウモロコシデンプン,セルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,カルメロースカルシウム,ショ糖脂肪酸エステル,ステアリン酸マグネシウム含有
効能または効果
- 基礎治療施行中の軽度及び中等度のうっ血性心不全症状
- ユビデカレノンとして、通常成人は1回10mgを1日3回食後に経口投与する。
薬効薬理
- 低酸素状態のモルモット心筋の収縮力を改善する。家兎及びラットにおいて、心筋の虚血・再灌流障害を抑制する。心筋症ハムスターにおいて、心筋の収縮性/拡張性の低下を軽減する。ラット心筋梗塞モデルにおいて、心機能低下を軽度に保ち、長期生存率を良好に保つ。これらの作用は、ユビデカレノンがミトコンドリアの電子伝達系において、コハク酸脱水素酵素の補酵素(補酵素Q10)として働き、ATPの産生効率を上昇させることによりもたらされると考えられている。
また、ラットにおいて、アルドステロン分泌抑制作用と抗アルドステロン作用が認められている。2)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- (2E ,6E ,10E ,14E ,18E ,22E ,26E ,30E ,34E ,38E )-2-(3,7,11,15,19,23,27,31,35,39-Decamethyltetraconta-2,6,10,14,18,22,26,30,34,38-decaen-1-yl)-5,6-dimethoxy-3-methyl-1,4-benzoquinone
分子式
分子量
融点
性状
- ユビデカレノンは黄色〜だいだい色の結晶性の粉末で、におい及び味はない。ジエチルエーテルに溶けやすく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
光によって徐々に分解し、着色が強くなる。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- cardiac stimulant、cardiotonic、cardiotonics
- 関
- 強心、強心性、強心薬、心保護薬
商品
[★]
- 英
- ubidecarenone
- 商
- アデリール、エナチーム、カイトロン、カルビキノン、コロキノン、ソラネキノン、デカソフト、トキール、トリデミン、ノイキノン Neuquinon、ノイクール、ユベ・Q、ユベキノン、ラコビール
- 関
- ユビセミキノン。強心剤