- 同
- foramen ovale
- 関
- 卵円窩、卵円孔開存
頭蓋(蝶形骨)の卵円孔
- 英
- oval foramen, foramen ovale
- ラ
- foramen ovale (M)
心臓の卵円孔
- 英
- oval foramen
- ラ
- foramen ovale (M)
閉鎖時期
- 生後数分で閉鎖し、器質的に閉鎖するのは生後数週間後。(G10M.29)
卵円孔弁(中隔鎌)
N. 217
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/08/26 13:56:40」(JST)
[Wiki ja表示]
|
この項目では、胎児循環について記述しています。下顎神経が通る孔については「卵円孔(神経)」をご覧ください。 |
卵円孔(らんえんこう)とは、胎児期の心臓にある右心房と左心房をつなぐ孔のこと。出生後は卵円窩として痕跡を残す。
目次
- 1 発生
- 2 役割
- 3 出生後
- 4 卵円孔閉鎖不全
- 5 疾患
- 6 脚注
- 7 関連項目
発生[編集]
胎生4週に共通心房に中隔が生じる[1]。まず一次中隔が上壁から伸びていくが、一次中隔による閉鎖が完了する前に、上部が細胞死をおこし、二次孔という穴が残る。その後、一次中隔の右横から二次中隔が発生する。二次孔は二次中隔により塞がれるが、二次中隔にも穴が残り、これが卵円孔となる。卵円孔の左側には一次中隔があり、これは卵円孔弁となる[1]。
役割[編集]
胎生期は肺循環がないため、右心房と左心房をつなぐシャントとして働く。
出生後[編集]
出生後は、肺循環が始まり動脈管が閉鎖すると左心房圧が高まり右心房圧が低下するため、出生後に最初にする一息で卵円孔弁が卵円孔に押し付けられ、一次中隔、二次中隔が癒合して卵円孔は閉じる[1]。完全に閉鎖するには2~3日かかるため、泣くたびに弁が開き新生児チアノーゼの原因になる[1]。卵円孔の痕跡は卵円窩として残る[2]。
卵円孔閉鎖不全[編集]
20%の人に卵円孔閉鎖不全がみられ、探針的開存と呼ばれる小さな裂孔が残存するが、血液のシャントは通常はない[1]。
疾患[編集]
- 卵円孔早期閉鎖 - 卵円孔が胎生期に閉鎖することがあり、早期閉鎖の場合は右側が肥大し、左側の成長が低下する[1]。
- 卵円孔開存 - 出生後の卵円孔に高度の閉鎖不全が見られ、動脈血と静脈血が混ざる状態[2]。
脚注[編集]
- ^ a b c d e f ラングマン人体発生学第10版 ISBN 978-4-89592-650-8
- ^ a b 解剖実習の手びき 南山堂発行 ISBN 978-4-525-10311-8
関連項目[編集]
- 心房中隔欠損
- 右旋性大血管転位
- 胎児
- 心臓
- シャント
- 胎児循環
卵円孔開存であった著名人
- アントニオ・カッサーノ - サッカー選手。卵円孔閉鎖不全のため2011年手術を受ける。
- ブレット・マイケルズ - アメリカのロックバンド「ポイズン」のボーカル。
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 僧帽弁狭窄症と伸展性卵円孔開存により Lutembacher 症候群類似の血行動態を示した高齢女性の1例
- 大沼 芳子,水島 浩行,石瀬 久也,神保 正樹
- Japanese journal of medical ultrasonics = 超音波医学 38(4), 465-472, 2011-07-15
- NAID 10029742683
- 卵円孔開存を心CTで評価する (特集 心CTは心エコーにどこまで迫れるか) -- (心筋,心膜,心房を診る)
Related Links
- 世界大百科事典 第2版 卵円孔の用語解説 - 胎生期の心臓で心房中隔に存在する孔。胎児の肺は活動していないので,体循環によって心臓に戻った血液の一部は,この卵円孔によって左心房に移り,さらに左心室,大動脈を経て,再び ...
- 二次孔は二次中隔により塞がれるが、二次中隔にも穴が残り、これが卵円孔となる。卵円孔の左側には一次中隔があり、これは卵円孔弁となる [1]。 役割 胎生期は肺循環がないため、右心房と左心房をつなぐシャント として働く。 出 ...
- 出生後は、肺循環が始まり動脈管が閉鎖すると左心房圧が高まり右心房圧が低下するため、出生後に最初にする一息で卵円孔弁が卵円孔に押し付けられ、一次中隔、二次中隔が癒合して卵円孔は閉じる [1]。完全に閉鎖するには2~3日 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 胎児期から出生直後にかけての循環生理で正しいのはどれか。2つ選べ。
- a 臍帯静脈血は臍帯動脈血より酸素分圧が低い。
- b 胎児期の静脈管の血流は左心房に流入する。
- c 胎児期の卵円孔の血流は右心房から左心房に流入する。
- d 出生後に肺血管抵抗は急速に上昇する。
- e 出生後に動脈管の収縮は血中酸素分圧の上昇に反応して起こる。
[正答]
※国試ナビ4※ [110E038]←[国試_110]→[110E040]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [107B034]←[国試_107]→[107B036]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105G012]←[国試_105]→[105G014]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105E007]←[国試_105]→[105E009]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [103B014]←[国試_103]→[103B016]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [099D061]←[国試_099]→[099D063]
[★]
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[★]
- 英
- cranial nerve, cranial nerves
- ラ
- nervi craniales
- 関
- 脊髄神経、脳
脳幹における脳神経核の所在
- 脳幹障害時には同側の脳神経麻痺(下位運動ニューロン障害)と、対側の体幹運動神経麻痺(上位運動ニューロン障害)
脳神経核の支配
- 対側大脳皮質の片側性支配:CN VII(下部顔面筋), CN VII(舌の筋) → 中枢性障害(上位ニューロンの障害)で支配筋の障害が生じる
- 両側性支配:上記以外の運動性神経 → 中枢性障害(上位ニューロンの障害)でも支配筋の障害は生じない
脳神経一覧
CN#
|
一般感覚性
|
臓性感覚性
|
特殊感覚性
|
体性運動性
|
臓性運動性
|
鰓弓運動性
|
神経細胞(中枢神経外)
|
神経細胞(中脳)
|
神経細胞(橋)
|
神経細胞(延髄)
|
神経細胞(脊髄)
|
○-< 節後ニューロン
|
頭蓋からの出口
|
分布と機能
|
CN I
|
嗅神経
|
|
|
○
|
|
|
|
嗅上皮
|
|
|
|
|
|
篩骨の篩板の穴
|
左右の鼻腔の天井、鼻中隔の上部、上鼻甲介の粘膜からの嗅覚
|
CN II
|
視神経
|
|
|
○
|
|
|
|
網膜
|
|
|
|
|
|
視神経板
|
|
CN III
|
動眼神経
|
|
|
|
○
|
|
|
|
○
|
|
|
|
|
上眼窩裂
|
支配筋:上直筋、下直筋、内側直筋、下斜筋
|
|
|
|
|
○
|
|
|
○
|
|
|
|
毛様体神経節
|
上眼窩裂
|
副交感神経:瞳孔収縮筋、毛様体筋
|
CN IV
|
滑車神経
|
|
|
|
○
|
|
|
|
○
|
|
|
|
|
上眼窩裂
|
支配筋:上斜筋
|
CN V
|
|
三叉神経
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
V1
|
眼神経
|
○
|
|
|
|
|
|
三叉神経節
|
|
|
|
|
|
上眼窩裂
|
角膜、前頭部、頭皮、眼瞼、鼻の皮膚、鼻腔と副鼻腔の粘膜からの感覚
|
V2
|
上顎神経
|
○
|
|
|
|
|
|
三叉神経節
|
|
|
|
|
|
正円孔
|
上唇を含む上顎部の顔の皮膚、上顎の歯、鼻粘膜、上顎洞、口蓋の感覚
|
V3
|
下顎神経
|
○
|
|
|
|
|
|
三叉神経節
|
|
|
|
|
|
卵円孔
|
下唇を含む下顎と顔の外側部の皮膚、下顎の歯、顎関節、口の粘膜、舌の2/3の感覚
|
|
|
|
|
|
○
|
|
|
○
|
|
|
|
支配筋:咀嚼筋、顎舌骨筋、顎二腹筋の前腹、口蓋帆張筋、膨膜張筋
|
CN VI
|
外転神経
|
|
|
|
○
|
|
|
|
|
|
|
|
|
上眼窩裂
|
支配筋:外側直筋
|
CN VII
|
顔面神経
|
○
|
|
|
|
|
|
膝神経節
|
|
|
|
|
|
内耳道、顔神経管、茎乳突孔
|
外耳道の皮膚の感覚
|
|
|
○
|
|
|
|
膝神経節
|
|
|
|
|
|
舌の2/3,口腔底、口蓋の味覚
|
|
|
|
|
○
|
|
|
|
○
|
|
|
翼口神経節、顎下神経節
|
副交感神経:顎下腺、舌下腺、涙腺、鼻と口蓋の腺
|
|
|
|
|
|
○
|
|
|
○
|
|
|
|
支配筋:顔の表情筋、中耳のアブミ骨、茎突舌骨筋、顎二腹筋の後腹
|
CN VIII
|
内耳神経
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
前庭神経
|
|
|
○
|
|
|
|
前庭神経節
|
|
|
|
|
|
内耳道
|
半規管、球形嚢、卵形嚢からの前庭感覚
|
蝸牛神経
|
|
|
○
|
|
|
|
ラセン神経節
|
|
|
|
|
|
ラセン器からの聴覚
|
CN IX
|
舌咽神経
|
○
|
|
|
|
|
|
脳神経IXの下神経節
|
|
|
|
|
|
頚静脈孔
|
外耳からの皮膚感覚
|
|
○
|
|
|
|
|
脳神経IXの上神経節
|
|
|
|
|
|
耳下腺、頸動脈小体、頸動脈洞、咽頭、中耳からの臓性感覚
|
|
|
○
|
|
|
|
脳神経IXの下神経節
|
|
|
|
|
|
舌の後ろ1/3からの味覚
|
|
|
|
|
○
|
|
|
|
|
○
|
|
耳神経節
|
副交感神経:耳下腺
|
|
|
|
|
|
○
|
|
|
|
○
|
|
|
支配筋:茎突咽頭筋(嚥下を助ける)
|
CN X
|
迷走神経
|
○
|
|
|
|
|
|
脳神経Xの上神経節
|
|
|
|
|
|
頚静脈孔
|
耳介、外耳道、後頭蓋窩からの感覚
|
|
○
|
|
|
|
|
脳神経Xの上神経節
|
|
|
|
|
|
舌底、咽頭、喉頭、器官、気管支、心臓、食道、胃、腸の臓性感覚
|
|
|
○
|
|
|
|
脳神経Xの下神経節
|
|
|
|
|
|
喉頭蓋と口蓋の味覚
|
|
|
|
|
○
|
|
|
|
|
○
|
|
内臓近傍のニューロン
|
副交感神経:平滑筋(気管、気管支、消化管)、心筋(心臓)
|
|
|
|
|
|
○
|
|
|
|
○
|
|
|
支配筋:咽頭収縮筋、口蓋帆張筋を除く口蓋の筋、食道上2/3の横紋筋
|
CN XI
|
副神経
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
延髄根
|
|
|
|
○
|
|
|
|
|
|
○
|
|
|
頚静脈孔
|
支配筋:軟口蓋、咽頭の横紋筋、喉頭(いずれも脳神経Xに加わる神経を経由)
|
脊髄根
|
|
|
|
|
|
○
|
|
|
|
|
○
|
|
支配筋:胸鎖乳突筋と僧帽筋
|
CN XII
|
舌下神経
|
|
|
|
○
|
|
|
|
|
|
○
|
|
|
舌下神経管
|
支配筋:舌筋(口蓋舌筋を除く)
|
[★]
- 英
- neonate
- 同
- 新産児 newborn
- 関
- 胎児 fetus,乳児 infant
- neonatal, newborn, newborn animal, newborn infant
定義
- 早期新生児期:出生後1週未満
- 後期新生児期:7日から28日未満
出生後にみとめられるもの
- 098G051
- 吸啜反射:出生時より
- 胎便:出生直後-3日頃
- 生理的黄疸:出生後2-3日に出現。出生後4-6日にピーク ← 出生時~出生後24時間内の黄疸は病的
- 生理的体重減少:出生後3-4日で最大。
- 臍帯の脱落:出生後5-7日
解剖
生理
腎機能
免疫
- 細胞性免疫>液性免疫
- 在胎26-33週に移行した母体のIgGによる受動免疫で感染から防御している。
- 出生後5ヶ月で消失
血液
- Ht:50-55%:生後細胞外液の喪失に伴い上昇、8日で生後の値にもどり、3ヶ月に最も低くなる。
- Hb:17-19g/dL
- 白血球:9,000-30,000/mm3
- 血小板:10-28万/mm3 (SPE.74)
身体所見
身体の大きさ
- QB.P-329
- 前後径、肩幅:11cm
- 大横径、小斜径、殿幅:9cm
- 体重:3300g
- 頭囲:33cm
- 胸囲:33cm
呼吸器
- SPE.78
- 腹式呼吸
- 呼吸数:40-50/分 (早産児ではこれより早く、5-10秒の呼吸停止を挟む呼吸)
- 聴診:呼吸音は胸壁が薄いためよく聴取され、高調である。
経過観察できる所見
- QB.O-76改変
診察箇所と疑われる疾患
- SPE.77
出生体重による分類
- 高出生体重児 high birth weight infant
- 巨大児 giant baby : 4000g以上
- 超巨大児 exceptionally large baby : 4500g以上
- 正出生体重児 normal birth weight infant :2500g以上、4000g未満
- 低出生体重児 low birth weight infant : 2500g未満
- 極低出生体重児 very low birth weight infant : 1500g未満
- 超低出生体重児 extremely low birth weight infant : 1000g未満
身長、体重による区分
- SPE.48
- 日本での定義/体重のみで評価
- light for gestational age infant / light for dates infant : 体重が10パーセンタイル未満の児
- apropriate for gestational age infant AGA infant : 体重が10パーセンタイル以上の児 かつ 体重が90パーセンタイル未満の児
- heavy for gestational age infant :体重が90パーセンタイル以上の児
- 参考1
- 体重による評価
- light for date LFD
- appropriate for date AFD
- hearve for date
- 参考1
- 身長と体重による評価
- small for date SFD / small for gestational age SGA
- large for date? LFD? / large for gestational age? LGA?
成熟新生児の身体所見
- 参考2 G10.M235 SPE.78 など
- 大泉門は開存(4x4cm)しており、小泉門は小さい
- 産瘤(経腟分娩による場合)
- 頭頂部方向に長く変形(児が後頭位であって、経腟分娩により出生した典型的な場合)
- 骨重積(産瘤、頭部変形、骨重積は2日程度で戻る)(経腟分娩による場合)
- 頭髪の長さは2cm前後
- 耳介の巻き込み
- 面疱は鼻に限局
- うぶ毛は背中、肩甲部に限局 ← 未成熟の場合、うぶ毛は多い
- 皮膚は厚く、血管は透けない
- 足底にしわを認める ← 未成熟の場合、しわは少ない
- 四肢に浮腫を認めない
- 関節屈曲部に胎脂が残る
新生児と疾患
在胎週数と疾患
参考
- 1. C.産婦人科検査法 14.胎児発育・児体重推定 - 日産婦誌59巻6号
- http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5906-168.pdf
- http://www.hogarakana.jp/study/index.php?ID=55
国試
[★]
- 英
- trigeminal nerve
- ラ
- nervus trigeminus
- 同
- CN V, fifth cranial nerve
- 関
- 脳神経。鰓弓
概念
核 (B.33)
- 三叉神経中脳路核
- 三叉神経主知覚核
- 三叉神経脊髄路核
支配
走行
枝
CN#
|
一般感覚性
|
臓性感覚性
|
特殊感覚性
|
体性運動性
|
臓性運動性
|
鰓弓運動性
|
神経細胞(中枢神経外)
|
神経細胞(中脳)
|
神経細胞(橋)
|
神経細胞(延髄)
|
神経細胞(脊髄)
|
○-< 節後ニューロン
|
頭蓋からの出口
|
分布と機能
|
V1
|
眼神経
|
○
|
|
|
|
|
|
三叉神経節
|
|
|
|
|
|
上眼窩裂
|
角膜、前頭部、頭皮、眼瞼、鼻の皮膚、鼻腔と副鼻腔の粘膜からの感覚
|
V2
|
上顎神経
|
○
|
|
|
|
|
|
三叉神経節
|
|
|
|
|
|
正円孔
|
上唇を含む上顎部の顔の皮膚、上顎の歯、鼻粘膜、上顎洞、口蓋の感覚
|
V3
|
下顎神経
|
○
|
|
|
|
|
|
三叉神経節
|
|
|
|
|
|
卵円孔
|
下唇を含む下顎と顔の外側部の皮膚、下顎の歯、顎関節、口の粘膜、舌の2/3の感覚
|
|
|
|
|
|
○
|
|
|
○
|
|
|
|
支配筋:咀嚼筋、顎舌骨筋、顎二腹筋の前腹、口蓋帆張筋、鼓膜張筋
|
臨床関連
[★]
- 英
- mandibular nerve (KL,KH)
- ラ
- nervus mandibularis
- 関
- ガッセル神経節
- 三叉神経の枝のうち、唯一運動性の神経を有する。かつ、最大枝
由来
支配
走行
枝 (KL.645,646)
-
[★]
- 英
- arterial duct
- ラ
- ductus arteriosus
- 同
- Botallo's duct Botallo duct Botallo管 ボタロ管 ボタロー管 ボタロー動脈管
- 関
- 卵円孔、胎児循環
[show details]
血行動態
- 右室(上半身由来の血液)から駆出された血液は10%程度が肺動脈へ、残りは大動脈に流入する。
閉鎖時期
- 生後1-2日/2-3日(QB.P-192)
- 生後半日で閉鎖し、器質的閉鎖は数日後である。(G10M.29)
動脈管閉鎖の原因
臨床関連
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- patent foramen ovale, PFO
- 関
- 卵円孔
- 本来、出生後すぐに閉鎖するはずの卵円孔が閉鎖しないまま開存すること。
- 小さい場合は無症候のまま経過する。
- 大きい場合、心房中隔欠損症 ASDと同様の病態を呈する。