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歯

英
(ns.)tooth (np.)teeth
同
歯牙


種類

  • 乳歯
  • 永久歯

WordNet

  1. a means of enforcement; "the treaty had no teeth in it"
  2. one of a number of uniform projections on a gear
  3. something resembling the tooth of an animal
  4. toothlike structure in invertebrates found in the mouth or alimentary canal or on a shell
  5. hard bonelike structures in the jaws of vertebrates; used for biting and chewing or for attack and defense

PrepTutorEJDIC

  1. 『歯』 / 『歯状の物』,(くし・のこぎり・歯車・フォークなど)歯の働きをする物 / …に歯を付ける;…‘を'歯状(ぎざぎざ)にする

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/08/20 20:24:30」(JST)

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この項目では、生物の歯について説明しています。その他の用法については「歯 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
歯
成年男性の歯
内側からのCG画像
歯

歯(は、英: tooth)は、口腔内にある咀嚼するための一番目の器官。人体でもっとも硬く、遺体ではその治療状況によって人物の特定の重要な手掛かりとなる。人工歯と区別する意味で天然歯と言うこともある。多くの種類の構造を持ち、それぞれが異なる目的を果たす。歯学では、過去には歯牙(しが)と言ったが、現在は使わない傾向にある。

また、それに似たものを歯ということがある。例えば歯車、鋸歯など。

歯の部位を示すために、歯の内側を舌側、口蓋側、外側を唇側、頬側、正中に近い方を近心、反対側を遠心、上端[註 1]を切縁、咬合面という。

多くの高等動物が持つ。人間は乳歯と永久歯の二組を持つが(二生歯性)、ネズミ目のように一組の歯が伸び続ける動物もいれば(一生歯性)、サメのように、二週間に一組ずつ新しい歯が作られていく動物もいる(多生歯性)。化石化した哺乳類においてもっとも特徴的な部位であり、古生物学者達は化石の種類や関係を鑑別するのにしばしば歯を使う。 歯は摂食の際の重要な構造であり、その形は餌のタイプと強く結びついている。

目次

  • 1 動物一般における歯
  • 2 脊椎動物
  • 3 構成
  • 4 発生
    • 4.1 歯根の形成
    • 4.2 セメント質の形成
  • 5 種類
    • 5.1 乳歯
    • 5.2 永久歯
  • 6 歯の異常
  • 7 成長線
  • 8 利用方法
    • 8.1 人間
    • 8.2 動物
    • 8.3 人間による動物の歯の利用
  • 9 文化
  • 10 脚注
    • 10.1 注釈
    • 10.2 出典
  • 11 参考文献
  • 12 関連項目

動物一般における歯

動物一般における歯は、口周辺、あるいは内部にある構造で、小さくて硬く、その表面に突き出ていて、その動物の摂食の際に役立つと考えられるものである。細長いものは棘などと言われ、歯として扱わない。脊椎動物以外で歯と言われる部位を持つ例としては、多毛類、ヤムシ類などがある。

また、顎を持つ動物では、その顎の硬化部分にギザギザした突起がある場合、これを歯という例もある。クモ類や昆虫などに例がある。

その他、軟体動物では舌状の構造の上に歯が並ぶ歯舌を持っている。

脊椎動物

「牙」も参照

脊椎動物では、歯を持つものは数多い。人間の歯は顎の骨に強く固定されているが、両者の結びつきはそれほど古いことではない。このように強く結びついているのは、ほぼほ乳類の特徴である。

サメ類においては歯は何列にも並んでおり、欠けるとすぐさま次の列から補充される。これはほぼそのままに皮膚に繋がっており、鱗から歯が進化したことが伺える。このような歯は皮膚に軽く埋もれているだけで、たやすく剥がれる。また、そのためにこのような歯は噛む動作だけでは噛みつぶしたり切り裂いたりという用途には使いがたい。この歯を持って餌に引っかかり、全身の運動で食いちぎるようにする、あるいは丸飲みにするのが普通である。一部の動物(鳥・亀など)では口の縁が硬化して嘴を形成し、歯を失っている。

は虫類の一部で歯根を持ち、よりしっかりと固定された歯を見ることが出来るが、は虫類の歯は単一の形態しか持っていない。歯に多形を生じるのもほ乳類の特徴である。しかしながら、このような強固な歯を持つ代償として、ほ乳類の大部分のものは、永久歯を失うと再度歯が生えることがない。例外としてネズミ目やウサギ目は一組の歯が生涯伸び続ける。

  • 象牙は食物を掘り出し、戦うために使われる切歯である。

以下、原則として人間の歯について述べる。

構成

 
歯
A-歯冠
1-エナメル質 2-象牙質 3-歯髄 4-歯肉
B-歯根
5-セメント質 6-骨 7-血管 8-神経
エナメル質
歯冠表面を覆うきわめて硬い物質(体の中で最も硬い組織)。約96%がヒドロキシアパタイトを主成分とする無機質、残りの4%が水と有機物である。
表面、および象牙質近傍を除き、太さ5-7μmのエナメル小柱により構成されている。ヒトにおいては4個のエナメル芽細胞により1本のエナメル小柱が形成されると考えられている[1]。
象牙質
歯の主体をなす硬組織。約70%がヒドロキシアパタイトを主成分とする無機質、20%が有機物、10%が水からできている[2]。
大部分は石灰化したコラーゲン線維である石灰化象牙質からなり、歯髄側には象牙前質 (predentin) と呼ばれる未石灰化領域が存在する[3]。
セメント質
歯根全面を覆う硬組織。約60%がヒドロキシアパタイトを主成分とする無機質、25%が有機物、15%が水からできている[4]。
歯髄腔
歯の中央部に存在する歯の外形とほぼ一致している空洞。歯髄に満たされており、神経や血管が存在する。

また、歯肉、歯根膜、歯槽骨、セメント質を歯周組織という。

発生

詳細は「歯の発生」を参照
蕾状期
胎生5~6週頃に口腔の上皮が内部に肥厚することによって歯堤ができる。この歯堤の一部が間葉組織に向かい増殖して歯蕾と呼ばれる球状の結節を形成する。
帽状期
歯蕾が成長し帽子状になりエナメル器となる。(エナメル器が囲んでいる内部を歯乳頭といい、エナメル器・歯乳頭を取り囲む組織をあわせて歯小嚢という。[5])
鐘状期
エナメル器がさらに成長し陥凹が深く鐘状になる。エナメル器には外エナメル上皮・星状網・中間層・内エナメル上皮の4層がみとめられるようになる。
象牙質の形成
内エナメル上皮に隣接する歯乳頭の細胞が1層に並び象牙芽細胞に分化[5]し、象牙質を作っていく。
エナメル質の形成
内エナメル上皮からエナメル芽細胞が分化し、切縁、咬頭の側からエナメル質を形成していく。

歯根の形成

エナメル器の辺縁部(内エナメル上皮・外エナメル上皮の移行部)の上皮からヘルトウィッヒ上皮鞘が形成される。ヘルトウィッヒ上皮鞘は根尖方向へと進み象牙質形成を促し、歯根を形成する[5]。

セメント質の形成

ある程度歯根の象牙質が作られた頃、ヘルトウィッヒ上皮鞘が分断される。その隙間から歯小嚢の細胞が移動しセメント芽細胞となりセメント質を形成していく。分断されたヘルトウィッヒ上皮鞘は歯小嚢から分化した歯周靱帯の中に残りマラッセの上皮遺残(残存上皮)となる。

萌出時にはまだ歯根は未完成であり、これが完成するのは萌出後しばらく経過してからである。また、萌出時にはこのときにはすでにエナメル芽細胞は存在しないが、象牙芽細胞はかつて歯乳頭であった歯髄の中に存在し、象牙質を作り続けている。

種類

乳歯

人間の子供の頃にある歯は合わせて20本であり乳歯(脱落歯、第一生歯)と呼ぶ。前方から順に乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯、第一乳臼歯、第二乳臼歯と呼ばれる。乳歯は生後6~8ヶ月ごろより多くの場合は下顎の前歯から生えてくる。3歳頃には全て生えそろう事が多い。乳歯は永久歯と比べてエナメル質と象牙質の厚みが薄く柔らかい。全体的に歯は小さく、青白や乳白色を示す。石灰化度が低いため、う蝕になりやすい。また、乳歯には骨髄や臍帯血に比べて高密度で幹細胞が含まれており、近親者へ移植できる可能性もあることから、骨などの再生の実用化に向けた研究が進められている。

  • 上顎
    • 上顎乳中切歯
    • 上顎乳側切歯
    • 上顎乳犬歯
    • 上顎第一乳臼歯
    • 上顎第二乳臼歯
  • 下顎
    • 下顎乳中切歯
    • 下顎乳側切歯
    • 下顎乳犬歯
    • 下顎第一乳臼歯
    • 下顎第二乳臼歯

永久歯

6歳頃から永久歯が生え始める。人間の永久歯は大きく切歯、犬歯、小臼歯、大臼歯の4種類に分ける事が出来る。現代人の歯は上下合わせて28本。親知らずを含めると32本である。切歯は中切歯、側切歯の2種類上下計8本ある。犬歯は上下計4本。臼歯は計20本存在し、小臼歯(第1小臼歯、第2小臼歯)と大臼歯(第1大臼歯、第2大臼歯、第3大臼歯)に分けられる。乳歯の脱落後に生えてくる、中切歯~第二小臼歯までを代生歯、第二生歯とよび、乳歯の存在しない大臼歯を加生歯と呼ぶ。まず、第1大臼歯(6歳臼歯とも呼ばれる)から生え始め、その後徐々に生え替わっていく。大体13歳頃には前歯から第2大臼歯までの28本が生えそろっている。第3大臼歯は生えてくるのが遅く、また、生えてこない事もあり「親知らず」(知歯/智歯)ともよばれる。

  • 上顎
    • 上顎中切歯
    • 上顎側切歯
    • 上顎犬歯
    • 上顎第一小臼歯
    • 上顎第二小臼歯
    • 上顎第一大臼歯
    • 上顎第二大臼歯
    • 上顎第三大臼歯
  • 下顎
    • 下顎中切歯
    • 下顎側切歯
    • 下顎犬歯
    • 下顎第一小臼歯
    • 下顎第二小臼歯
    • 下顎第一大臼歯
    • 下顎第二大臼歯
    • 下顎第三大臼歯

永久歯はきちんとケアをすれば死ぬまで使うことができる。また、高齢者への調査で、歯が多く存続しているほど活動的である事がわかっている。

歯の異常

歯の異常としては以下の物が知られている。

  • エナメル質形成不全症
  • 象牙質形成不全症
  • 高石灰化
  • 低石灰化
  • Deossification - Loss of bone tissue
  • シャベル型切歯[6][7]
  • 盲孔[8][7]
  • 歯内歯[9]
  • エナメル結節[10][7]
  • 介在結節[11][7]
  • カラベリー結節[11][7]
  • 臼傍結節[12][7]
  • 臼後結節[12][7]
  • 中心結節[11][7]
  • プロトスタイリッド[13][7]
  • 鞘状歯
  • 過剰根[14][7]
  • 台状根[15][7]
  • 樋状根[16][7]
  • 根管分岐
  • 歯根弯曲
  • 癒着歯[17][7]
  • 癒合歯[17][7]
  • 双生歯[18][7]
  • 魔歯(先天歯)[19]
  • 歯数の異常
    • 過剰歯[20][21]
    • 欠損歯
  • 歯の大きさの異常
    • 巨大歯[22][7]
    • 矮小歯[22][7]

成長線

成長線とは、肉眼または顕微鏡学的に歯の表面に見える線状痕である。主に、歯の形成の良し悪し(例えば石灰化)で線状になることが多い。また、歯の種類や年齢によりできる成長線も違う。

新産線
新産線 (neonatal line) とは、歯の成長線の一つで、出生により、胎内の安定した環境から外部に出ることによる環境の変動のために、出生後に作られている歯の石灰化度が出生前の石灰化度より低下することによりつく。そのため、出生時に既に歯が作られ始めている乳歯及び第一大臼歯のみで確認できる。
レチウス条
ハンターシュレーゲル条
ハンターシュレーゲル条(Hunter-Schreger band)とは、歯のエナメル質の研磨切片において、エナメル小柱に走行が規則的に研磨面に対して「直交」する状態と「平行」な状態とを繰り返す為に現れる模様[23]である。エナメル質の内層1/2~1/3に渡って伸びている。
エブネル線
エブネル線 (incremental line of von Ebner) とは象牙質にあらわれる最小単位の成長線である。血清カルシウムやpHの日内変動などにより生じるものと考えられている。歯冠部では平均6μm、歯根部では平均3.5μm間隔の縞模様としてみられる。しかし、この1日単位の成長線を認識することは難しく、数日単位よりなる約20μm間隔の成長線が認められる。この線は アンドレーゼン線 (Andresen's line) とも呼ばれる[24]。
オウエンの外形線
オウエンの外形線 (contour line of Owen) は病気や栄養不良による石灰化不全に伴い出現する[24]。

利用方法

この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2015年8月)

人間

歯の最も身近な利用方法は、食事である。食物を口中で細かく噛み砕いてから飲み下すことで、消化の助けを行う。また、そのままでは飲み込めない食物も細かく噛んで、喉の直径よりも小さくすることで摂取できるようになる。

他の利用方法として、かつての人類は毛皮などをなめす際には歯で噛んで柔らかくしていた。現在でも、伝統芸能などではこの方法で毛皮をなめす人が存在する。また、裁縫では糸を切るときに鋭い犬歯を用いたり、伸びた爪をかみ切る利用方法もある。ただし、爪を噛むのは文化によっては行儀が悪いとされることもある。

また変わったところでは、歯はかなり堅く、さらに人間の顎の力もかなりのものであるため、腕力などが弱い女性に対しては護身術として「噛みつき」が奨励されることもある。

入れ歯の材料としても使われた[25]。ジョージ・ワシントンは生涯4つの入れ歯を使ったが、1つ目の入れ歯の下の歯は抜けた自分の歯を使ったという[26]。


動物

ニホンイノシシの歯

道具を用いない動物、特に肉食動物にとって、歯は食事以外にも狩りのための重要な道具となる。鋭く発達した歯は食らいつくことで獲物を傷付け、時に失血死にさえ追いやることが可能である。サーベルタイガーなどの異常に発達した歯は、獲物を失血死させることを目的とした物である。

牙と呼ばれるほどに発達した歯は雄の強さの象徴ともなり、牙の大きさを強弱を決める指標とする種も珍しくない。

また、護身の道具ともなりうる。例として、一部の鹿では角ではなく牙を発達させた種類が存在し、護身や雄同士の争いに利用している。

蛇の仲間のうち、毒を持つものは歯で噛みつくことによって敵に毒を注入する。

人間による動物の歯の利用

かつての人類は、狩りで捕らえたマンモスなど大型動物の歯を槍や鏃、斧などに加工して利用していた。また、鋭い歯は加工しなくてもそのままナイフとして用いられる場合もあったようである。

現在では、象牙などが工芸品に利用されているが、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)により取引が現在中止されている。

鹿、セイウチ等の歯は入れ歯としても使われる。


文化

  • 愛知県から発掘された縄文時代の遺骨には、抜歯や上前歯に溝を掘る叉状研歯という風習が確認できる[27]。
  • 東アジア圏には、既婚女性がその印として、また虫歯予防として歯を黒く塗るお歯黒という文化が有った。
  • 南アフリカ共和国のケープタウンの若い男女の間では上前歯の抜歯がおしゃれとされている[28]。

脚注

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注釈

  1. ^ 下顎の歯の場合。上顎の歯の場合は下端。

出典

  1. ^ 須田 2007, p. 40.
  2. ^ 中塚 2004, p. 68.
  3. ^ 須田 2007, p. 42.
  4. ^ 中塚 2004, p. 72.
  5. ^ a b c 中塚 2004, p. 80.
  6. ^ 赤井, pp.134-135
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 中塚 2004, p. 64.
  8. ^ 赤井 2000, p. 135.
  9. ^ 赤井 2000, p. 143.
  10. ^ 赤井 2000, pp. 138-140.
  11. ^ a b c 赤井 2000, p. 136.
  12. ^ a b 赤井 2000, p. 137.
  13. ^ 赤井 2000, pp. 136-137.
  14. ^ 赤井 2000, p. 140.
  15. ^ 赤井 2000, pp. 140-141.
  16. ^ 赤井 2000, p. 141.
  17. ^ a b 赤井 2000, p. 142.
  18. ^ 赤井 2000, pp. 142-143.
  19. ^ 赤井 2000, p. 146.
  20. ^ 赤井 2000, p. 133.
  21. ^ 中塚 2004, p. 63.
  22. ^ a b 赤井 2000, p. 134.
  23. ^ 中塚 2004, p. 66.
  24. ^ a b 須田 2007, p. 46.
  25. ^ ワーテルローの戦いからうまれた「入れ歯」 Dental Now!インプラントやホワイトニング等、歯の総合情報サイト
  26. ^ 入れ歯の歴史(若葉歯科医院・調布市仙川)
  27. ^ 叉状研歯のある縄文時代頭蓋骨
  28. ^ 【海外:南アフリカ】超クール!?前歯の抜歯がアフリカ南部で長きに渡って流行中!! 日刊テラフォー

参考文献

  • 赤井三千男 「第5章 歯の異常」『歯の解剖学入門』 赤井三千男、医歯薬出版、東京都文京区、2000年10月31日、第1版第6刷、131-148頁。ISBN 4-263-40572-2。
  • 田中昭夫 「第1章 歯周疾患を正しく理解するための基礎知識 2.歯周組織の構造・組織学」『ザ・ペリオドントロジー』 和泉雄一、沼部幸博、山本松男、木下淳博、永末書店、京都市上京区、2009年10月14日、第1版、24-29頁。ISBN 978-4-8160-1208-2。NCID BA9190312X。
  • 中塚敏弘 『口腔解剖学サイドリーダー -歯科のための頭頚部解剖学・口腔解剖学要説-』 学建書院、東京都文京区、2004年6月10日、第1版第4刷。ISBN 4-7624-0106-4。
  • 須田立雄、小澤英浩、高橋榮明、田中栄 『新骨の科学』 医歯薬出版、2007年。ISBN 978-4-263-45609-5。

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、歯に関連するカテゴリがあります。
ウィクショナリーに歯の項目があります。
  • 歯式(英語版)
  • 永久歯/乳歯/魔歯
  • セメント質/象牙質/エナメル質/歯髄/歯肉/歯肉溝/歯槽骨/歯根/歯根膜/骨
  • 歯学/医学
  • う蝕/歯周病/抜歯
  • 義歯/総義歯/部分床義歯
  • 歯科/小児歯科/口腔外科/矯正歯科/審美歯科/補綴科/ブリッジ (歯科)/クラウン (歯科)
  • 解剖学/口腔解剖学/口腔細菌学/口腔病理学/歯科補綴学/保存修復学
  • 歯科医師/歯科衛生士/歯科技工士/専門医/日本歯科医師会/8020運動
  • 歯学部/医学部
  • 歯科医師過剰問題
  • 発声器官/歯音/歯茎音 (音声学)
  • その他:歯(単位)→写真植字機参照
  • 歯の妖精
  • ガルバニ電流(ガルバニー電流、ガルバニック電流、英語:Galvanic current, Galvanism)
歯科金属(金属製の歯の詰め物)をしている人がアルミホイルなどを噛むときに覚える不快感の、原因となる微弱な直流電流。ルイージ・ガルヴァーニの名にちなむ。


UpToDate Contents

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  • 1. 歯性感染症の合併症、診断、および治療 complications diagnosis and treatment of odontogenic infections
  • 2. 小児における歯の損傷の評価および管理 evaluation and management of dental injuries in children
  • 3. 歯の解剖学的構造および発達 anatomy and development of the teeth
  • 4. 乳幼児に対する予防的デンタルケアおよびカウンセリング preventive dental care and counseling for infants and young children
  • 5. 細菌性心内膜炎に対する抗菌薬の予防投与 antimicrobial prophylaxis for bacterial endocarditis

Japanese Journal

  • Market 金利市場 透視眼鏡 日欧長期金利上昇に歯止めも米金利上昇抑制には至らず
  • 週刊ダイヤモンド = Diamond weekly 105(1), 10, 2017-12-31
  • NAID 40021038110
  • FORUM 研究医育成の現状と課題(Vol.10)基礎研究の失速と研究医育成復興に向けて
  • 医学のあゆみ 262(4), 323-325, 2017-07-22
  • NAID 40021258167
  • 臓器移植の現状と課題(Vol.6)臓器移植における再生医療 : 実質臓器再生の実現化に向けて : 細胞外骨格の利用
  • 医学のあゆみ 262(4), 317-322, 2017-07-22
  • NAID 40021258164

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Japan Pharmaceutical Reference

薬効分類名

  • 根管清掃剤

販売名

  • キャナルクリーナー歯科用液10%

組成

有効成分

  • 1mL中に次亜塩素酸ナトリウム100mgを含有する。

添加物

  • ベントナイト、水酸化ナトリウム、無水リン酸一水素ナトリウム

効能または効果

  • 齲窩及び根管の清掃・消毒及び内容物の溶解
  • 次亜塩素酸ナトリウムとして、通常0.05〜0.2mLを用いる。

 貼付の場合:

  • 根管拡大後、本剤を小綿球に十分浸し根管内に貼付する。

 洗盪の場合:

  • 根管口を拡大後、本剤を注入しながらリーマー及びファイルで根端孔部まで拡大し、ついで本剤を根管内に満たし、探針で洗盪する。
  • 注入器を用いて洗浄する場合、急激な圧力がかかると気腫を起こすことがあるので注意すること。
  • 本剤使用後は根管内を脱脂綿で清拭すること。
  • 中和剤としてオキシドールを用いる場合には、必ずオキシドールをあとから使用すること。

薬効薬理

作用機序1)

  • 次亜塩素酸ナトリウム液は、次亜塩素酸の酸化力を利用するもので、緩慢であるが持続性の局所殺菌・消毒、制臭作用を有し、齲窩及び根管内の清掃・消毒に適する。

生物学的同等性試験2)

  • 本剤と標準製剤について、コラーゲンType1を使用した有機質溶解能試験、好気性菌、嫌気性菌及び真菌を使用した殺菌効力試験、及びヒト抜去歯を用いた根管の清掃及び内容物の溶解能試験を行った結果、両剤共に良好な結果を示し両剤間に有意な差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。

有効成分に関する理化学的知見

一般名:

  • 次亜塩素酸ナトリウム (Sodium Hypochlorite)

分子式:

  • NaClO

分子量:

  • 74.44

性状:

  • 微淡黄緑色澄明の液で、わずかに塩素のにおいがある。
    また、光によって徐々に変化する。

★リンクテーブル★
リンク元「下顎神経」「コラーゲン」「舌神経」「乳歯」「永久歯」
拡張検索「ヘルペス性歯肉口内炎」「歯肉口内炎」「歯瘻」

「下顎神経」

  [★]

英
mandibular nerve (KL,KH)
ラ
nervus mandibularis
関
ガッセル神経節


一般感覚性 臓性感覚性 特殊感覚性 体性運動性 臓性運動性 鰓弓運動性 神経細胞(中枢神経外) 神経細胞(中脳) 神経細胞(橋) 神経細胞(延髄) 神経細胞(脊髄) ○-< 節後ニューロン 頭蓋からの出口 分布と機能
○           三叉神経節           卵円孔 下唇を含む下顎と顔の外側部の皮膚、下顎の歯、顎関節、口の粘膜、舌の2/3の感覚
          ○     ○       卵円孔 支配筋:咀嚼筋、顎舌骨筋、顎二腹筋の前腹、口蓋帆張筋、鼓膜張筋
  • 三叉神経の枝のうち、唯一運動性の神経を有する。かつ、最大枝

由来

  • 三叉神経(CN V)

支配

走行

  • 三叉神経から分枝した後、卵円孔を通って側頭下窩に出る。

枝 (KL.645,646)

  • 硬膜枝:棘孔を通って
  • 内側翼突筋への枝
  • anterior trunk
  • 頬神経 ← 感覚神経
  • 咀嚼筋への枝 ←運動神経
  • 深側頭神経 ←運動神経
  • 外側翼突筋への枝 ←運動神経
  • posterior trunk
  • 耳介側頭神経 ← 感覚神経
  • 舌神経 ← 感覚神経
  • 下歯槽神経 ← 感覚神経
  • 顎舌骨筋神経 ←運動神経

「コラーゲン」

  [★]

英
collagen
同
膠原
関
  • first aid step1 2006 p.85,86,114,288,291,292,301,306,319,321,385,427

遺伝子

  • COL1A1 17q22
  • COL1A2 7q22.1
  • COL2A1 12q13
  • COL11A2 6p21.3
これらの遺伝子の変異による結合組織疾患はdominant negative mutationである。

臨床関連

  • 骨形成不全

コラーゲンの種類

  • HIS.97 NDE.5
  場所
I型コラーゲン 狭義の結合組織、骨、歯の象牙質とセメント質に存在
II型コラーゲン 硝子軟骨、弾性軟骨
III型コラーゲン 細網線維
IV型コラーゲン 基底板の緻密板を作る
V型コラーゲン I型コラーゲンと関連。胎盤に存在
VII型コラーゲン 基底板を細網線維に付着。anchoring fibril
XVII型コラーゲン ヘミデスモソームと基底板を連結

生合成

  • first aid step1 2006 p.85
  • ER:ER内でOH化(Pro, Lys):preprocollagen
  • Golgi:Lysの糖鎖付加:procollagen(triple helix of 3 collagen α chains)
  • EM:procollagen -procollagen peptidase→ tropocollagen
  • :tropocollagen -covalent lysine-hydroxylysine cross-linkage by lysyl oxidase → collagen fibrils

「舌神経」

  [★]

英
lingual nerve
ラ
nervus lingualis
  • 図:B.88,N.42

由来

  • 三叉神経-下顎神経-舌神経 (こちらの方が太い)
  • 顔面神経-鼓索神経-舌神経

支配

  • 三叉神経(V)の下顎枝由来の神経線維
    • 下唇を含む下顎と顔の外側部の皮膚、下顎の歯、顎関節、口の粘膜、舌の2/3の感覚
  • 顔面神経(CN VII)由来(鼓索神経)の神経線維
    • 舌の2/3・口腔底・口蓋の味覚
    • 顎下腺・舌下腺の副交感神経線維

走行

枝

「乳歯」

  [★]

英
deciduous teeth (Z), milk tooth milk teeth
同
脱落歯 deciduous tooth
関
歯、永久歯
  • 6ヶ月で生え始め、3歳で20本そろう
  • 萌出した歯の本数は「月齢-6」と言われている。

「永久歯」

  [★]

英
permanent teeth (Z)
関
歯、乳歯


  • 6歳から生え始める
  • 全部で32本である

「ヘルペス性歯肉口内炎」

  [★]

英
herpetic gingivostomatitis
関
疱疹性歯肉口内炎、ヘルペス性口内炎、口腔単純ヘルペス

「歯肉口内炎」

  [★]

英
gingivostomatitis
関
口内炎、疱疹性歯肉口内炎

「歯瘻」

  [★]

英
dental fistula
ラ
fistula dentalis
関
歯槽膿瘍
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