- 英
- vestibule
- ラ
- vestibulum
WordNet
- any of various bodily cavities leading to another cavity (as of the ear or vagina)
PrepTutorEJDIC
- (健物・家の)玄関,入り口の間 / 《米》(客車の)デッキ,乗降口 / (耳の)前庭,前室
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/11/05 18:33:54」(JST)
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前庭(ぜんてい、まえにわ)
- 前庭(ぜんてい、まえにわ)は、建築において建築物の前にある庭。国会前庭など。
- 前庭(ぜんてい)は、医学・生物学などにおいて何らかの器官の手前にある平坦な部分。口腔前庭、膣前庭など。
- 前庭(ぜんてい)は、内耳にある器官のこと。本記事ではこの前庭について述べる。
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前庭(耳) |
ヒトの内耳(中央部が前庭)
|
ヒトの内耳の外観。三半規管と蝸牛の間が前庭
|
英語 |
Vestibule of the ear |
器官 |
感覚器 |
神経
|
聴神経
|
前庭(ぜんてい、英語: vestibule、ドイツ語: Vorhof、ラテン語: vestibulum)は、内耳にあり重力と直線加速度を司る感覚器官。
前下内側は蝸牛と、後上外側は三半規管と接する内耳の中央部にある器官である。三半規管同様、内部はリンパ液で満たされており、三半規管や蝸牛に通じている。内壁には卵形嚢と球形嚢という2つの耳石器(後述)が、中耳側には前庭窓と蝸牛窓がある。
耳石器の数は、哺乳類は卵形嚢と球形嚢の2つだけだが、魚類、両生類、爬虫類、鳥類は更に3つ目の耳石器として壷嚢を持っている。これらの耳石器の内部には炭酸カルシウムでできた平衡砂(耳石)があり、感覚細胞に繋がっている。これが重力や直線加速度によって傾くことで前庭神経から脳に刺激が送られる。
ヒトの前庭[編集]
側頭骨の岩様部にある内耳は骨迷路と膜迷路に分けられる。前庭は前庭、蝸牛、骨半規管(三半規管)、内耳道の4部から成る骨迷路の一部にあたる。前庭内側は内耳道底、外側は鼓室内壁に接する。外側壁に前庭窓、蝸牛窓の2孔があり、前庭窓は卵円形で鼓室に通じ、アブミ骨底がこれに合して閉じる。蝸牛窓は前庭窓の後下方で円形もしくは三角形を呈し、結合組織性の第2鼓膜に閉ざされるが蝸牛鼓室階に通じる。
内側壁には前庭稜が垂直に走り、庭腔を前後の陥凹に分ける。前側は球形嚢陥凹で球形嚢を配置、後側は卵形嚢陥凹で卵形嚢を置く。内耳道底になる部分に篩状斑 macula cribrosa があり、内耳道底から膜迷路に分布する神経束が通る。篩状斑は、卵形嚢陥凹中の上篩状斑、球形嚢陥凹中の中篩状斑、卵形嚢陥凹下部の下篩状斑の3部に分かれる。
関連項目[編集]
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Japanese Journal
- 42.直腸膣前庭瘻に合併したHerlyn-Werner-Wunderlich症候群の1例(一般演題,第46回日本小児外科学会近畿地方会)
- 清水 裕史,中尾 真,横井 暁子,谷本 光隆,田村 亮,田浦 康明,岡本 光正,橘木 由美子,荒井 洋志,尾藤 祐子,西島 栄治
- 日本小児外科学会雑誌 47(1), 136-137, 2011-02-20
- NAID 110008506506
- 向井 基,松藤 凡,加治 建,川野 孝文,松久保 眞,右田 美里,高松 英夫
- 日本小児外科学会雑誌 47(1), 31-34, 2011-02-20
- … 因,治療方針,手術法について考察を加えた.【方法】1983年以降当科で経験した本症は10例で,このうちクローン病を合併した2例をのぞく8例を対象とした.発症年齢は生後3週から生後3か月で,陰部瘻孔開口部は膣前庭部5例,膣1例,陰唇部2例であった.これら8例の治療方針,瘻孔手術方法,治療成績をretro-spectiveに検討した.【結果】陰唇部瘻の2例は自然治癒した.手術症例6例中3例は人工肛門造設を先行した.瘻孔手術はvestibulo-anal …
- NAID 110008506454
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- 前庭(ぜんてい、英: vestibule、独: Vorhof、羅: vestibulum)は、内耳にあり重力と 直線加速度を司る感覚器官。 前下内側は蝸牛と、後上外側は三半規管と接する内耳の 中央部にある器官である。三半規管同様、内部はリンパ液で満たされており、三半規管や ...
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- 両側高度難聴に対して人工内耳埋込術を受けた患者の側頭骨の病理写真(別冊No.1)を別に示す。人工内耳の電極先端部(矢印)が挿入されている部位はどこか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A002]←[国試_113]→[113A004]
[★]
- 側頭骨高分解能CTの軸位断像(別冊No.1)を別に示す。
- 矢印で示すものはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105G016]←[国試_105]→[105G018]
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- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[★]
- 英
- cerebellum
発生
解剖
-
血管
機能概要
- 運動のタイミング決定と一つの運動から次の運動への急速な切り替え
機能
- ①運動開始に関与
- ②運動学習に関与
- ③多関節にわたる運動に関与
- ④フィードバックモード、フィードフォワードモードに関与
-
- 熟練した運動で、早く動かさないとき
- 素早い運動を行うとき。学習を行うとき
入力経路
障害 (KAPLAN USMLE STEP 1 QBOOK p.54)
障害
-
- 体幹失調=姿勢の制御不良
- 失調性歩行
- 注視方向への眼振(注意方向性眼振=注視眼振)
- Tomberg兆候(-)(両側をそろえて開眼して立つ、その後閉眼しても倒れない)
- 体幹筋失調による歩行障害(体幹歩行失調, 失調性歩行)
- 四肢の運動失調(協調運動障害)
- ①推尺障害
- ②変換運動障害
- ③運動解離
- ④共同運動不能
- ⑤失調性構音障害
臨床関連
[★]
- 英
- bony labyrinth, osseous labyrinth
- ラ
- labyrinthus osseus
- 同
- 迷路骨包
- 関
- 前庭、内耳
[★]
- 英
- oval window (HIS), OW
- ラ
- fenestra ovalis
- 同
- 前庭窓 fenestra vestibuli
- 関
- 前庭
[★]
- 英
- vestibular dysfunction
- 関
- 前庭、平衡障害
[★]
前庭
- 関
- vestibular、vestibule
[★]
- 英
- rectovestibular fistula
- 同
- 前庭直腸瘻、直腸腟前庭瘻、直腸前庭フィステル
- 関
- 直腸瘻
[★]
- 英
- superior vestibular area
- ラ
- area vestibularis superior
[★]
- 英
- vestibular eye movement