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中小脳脚
英
middle cerebellar penduncle (KH)
ラ
pedunculus cerebellaris medius
同
橋腕
brachium pontis
橋
の外側面にあり、橋から小脳へ行く線維からなる。
大脳から小脳に至る線維は、
橋核
から中小脳脚を経て小脳に至るが、小脳に入る前に橋で交叉してから
小脳
に入る (A. 244)
Japanese Journal
拡散テンソル画像法をもちいた多系統萎縮症における橋小脳路変性の検討
藤盛 寿一,舘脇 康子,清水 洋 [他]
臨床神経学 51(4), 271-274, 2011-04
NAID 40018806481
拡散テンソル画像(Diffusion Tensor Imaging)を用いた脳幹部神経線維束の描出と脊髄小脳変性症への応用
本間 次男
山形大学紀要. 医学 : 山形医学 27(1), 31-39, 2009-02-16
… SCDの検討 遺伝性SCD11例, 非遺伝性SCD5例の疾患群16例,対照群25例について,DTIからApparent Diffusion Coefficient (ADC) mapおよび FA mapを作成し,橋および
中小脳脚
の拡散の大きさを表すADC,拡散の異方性の程度を表すFAを測定した.【結果】1. …
NAID 110007330734
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小脳 - Wikipedia
小脳は頭尾方向正中に存在する小脳虫部と左右一対の小脳半球から成っている。小脳 表面には横走する溝(小脳溝)が存在し、小脳溝により小脳回が分けられている。小脳は 上小脳脚、中小脳脚、下小脳脚によってそれぞれ中脳、橋、延髄と結ばれていて、多く ...
橋 (脳) - Wikipedia
第四脳室の腹側壁をなし、第四脳室をはさんで背側には小脳がある。 前腹側から脳幹 の外観を観察すると、小脳の腹側からのびた強大な線維束(中小脳脚)が、脳幹の一部 を乗り越え、これをつつむように盛り上がってみえることから、この部位を小脳からでた「 ...
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★リンクテーブル★
リンク元
「
上小脳脚交叉
」「
橋腕
」
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「
小脳
」「
脚
」「
小脳脚
」
「
上小脳脚交叉」
[★]
英
decussation of superior cerebellar peduncle
(KA),
decussation of superior cerebellar peduncles
(B)
ラ
decussatio pedunculorum cerebellarium superiorum
同
ウェルネキンク交叉
Wernekinck decussation
、
白核
nucleus alba
関
上小脳脚
、
中小脳脚
、
下小脳脚
。
小脳
図:B.28 KA.105
中脳の下丘レベルであって、
中脳被蓋
の中央あたりに位置する
小脳の
歯状核
から出た線維が(150%){交叉};する部位
中脳の上丘レベルに存在する赤核に入る (
小脳赤核路
)
間脳の視床に入る (
小脳視床路
)
「
橋腕」
[★]
英
()
英
brachium pontis
関
中小脳脚
「
小脳」
[★]
英
cerebellum
SP. 392,393
PT.105
発生
菱脳
→
後脳
→
小脳
解剖
小脳
は上・中・
下小脳脚
によって
脳幹
と結合している
上小脳脚
主として
小脳
核
から
視床
および
脳幹
へ向かう
遠心性線維
中小脳脚
大脳皮質
から
橋核
を介して主として半
球
外側に向かう求心性線維
下小脳脚
脳幹
および
延髄
から主として
虫部
と半
球
中間部に向かう求心性線維
血管
上小脳動脈
superior cerebellar artery
SCA
前下小脳動脈
anterior inferior cerebellar artery
AICA
後下小脳動脈
posterior inferior cerebellar artery
PICA
機能概要
運動のタイミング決定と一つの運動から次の運動への急速な切り替え
機能
①運動開始に関与
②運動学習に関与
③多関節にわたる運動に関与
④フィードバックモード、フィードフォワードモードに関与
フィードバックモード~
熟練した運動で、早く動かさないとき
フィードフォワードモード~
素早い運動を行うとき。学習を行うとき
入力経路
1)
体性感覚
①楔状
核
小脳
路
②
背側
脊髄小脳路
③腹側
脊髄小脳路
体の
固有感覚
は
上小脳脚
や
下小脳脚
から入り、
脊髄小脳
に投射
2)
前庭
感覚入力
前庭小脳
路
前庭神経核
→
下小脳脚
→
前庭小脳
、
虫部
3)視覚、聴覚入力
中脳蓋
小脳
路
上丘
(視覚)、
下丘
(聴覚)→
上小脳脚
→
脊髄小脳路
4)
大脳
からの入力
橋小脳路
運動野
(4,6野)、
前頭前野
(9,10野)、
頭頂葉
(5野)→
橋核
→
中小脳脚
→
脊髄小脳
、
大脳
小脳
5)運動の誤差情報の入力
オリーブ核
小脳
路
体性感覚
情報(
脊髄
オリーブ核
路) |
視蓋
前野 |→
下オリーブ核
→
下小脳脚
、全深部
小脳
核
→全
小脳皮質
運動情報(
赤核
) |
前頭連合野
|
障害 (KAPLAN USMLE STEP 1 QBOOK p.54)
motor dysfunction
truncal ataxia
intention tremor
dysdiadochokinesia
dysmetria
dysarthria
hypotonia
nystagmus
障害
小脳性運動失調
平衡障害、
筋緊張
異常、運動障害に分けられる
1)
片葉小節葉
の障害 ... 入力は
前庭器
官
平衡障害
体幹失調=姿勢の制御不良
失調性歩行
注視方向への眼振(注意方向性眼振=注視眼振)
Tomberg兆候(-)(両側をそろえて開眼して立つ、その後閉眼しても倒れない)
2)
虫部
の障害 ...
体幹筋失調による歩行障害(体幹歩行失調, 失調性歩行)
酩酊様歩行
開脚歩行
継ぎ足歩行
3)
小脳半球
の障害
四肢の運動失調(協調運動障害)
①推尺障害
②変換運動障害
③運動解離
④共同運動不能
⑤失調性構音障害
筋緊張
低下
中位核
の障害により、
皮質脊髄路
、
赤核脊髄路
ニューロンの活動が低下する。
臨床関連
小脳出血
小脳梗塞
「
脚」
[★]
英
leg
、
lower extremity
、
peduncle
、
pedunculus
、
pedunculi
関
下肢
「
小脳脚」
[★]
英
cerebellar peduncles
ラ
pedunculi cerebellares