ベタメタゾンジプロピオン酸エステル(ベタメタゾン)
- 関
- 鎮痛,鎮痒,収歛,消炎剤
WordNet
- the 4th letter of the Roman alphabet (同)d
PrepTutorEJDIC
- deuteriumの化学記号
Japanese Journal
- リンデロン‐DPゾルの各種湿疹・皮膚炎に対する臨床効果 ロコルテンローションおよびリンデロン‐Vローションとの比較:ロコルテンローションおよびリンデロン-Vローションとの比較
- 村田 久仁男,坂井 秀彰,八田 尚人,今井 敏雄,谷口 滋
- 皮膚 32(2), 265-269, 1990
- … リンデロン-DPゾル (RDPS) を各種の湿疹・皮膚炎30例に使用し, その臨床効果を検討し, また左右比較試験によりロコルテンローション (LL) およびリンデロン-Vローション (RVL) の効果と比較検討した。 …
- NAID 130003843722
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
リンデロン-DPゾル
組成
成分・含量(1g中):
添加物:
- イソプロパノール,プロピレングリコール,マクロゴール400,カルボキシビニルポリマー,水酸化ナトリウム,トコフェロール
禁忌
細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬,けじらみ等)[これらの疾患が増悪するおそれがある。]
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔部位の治癒の遅延及び感染のおそれがある。]
潰瘍(ベーチェット病は除く),第2度深在性以上の熱傷・凍傷[皮膚の再生が抑制され,治癒が遅延するおそれがある。]
効能または効果
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症,ビダール苔癬を含む),乾癬,掌蹠膿疱症,紅皮症,薬疹・中毒疹,虫さされ,痒疹群(蕁麻疹様苔癬,ストロフルス,固定蕁麻疹を含む),紅斑症(多形滲出性紅斑,ダリエ遠心性環状紅斑,遠心性丘疹性紅斑),慢性円板状エリテマトーデス,扁平紅色苔癬,毛孔性紅色粃糠疹,特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑,シャンバーグ病,紫斑性色素性苔癬様皮膚炎),肥厚性瘢痕・ケロイド,肉芽腫症(サルコイドーシス,環状肉芽腫),悪性リンパ腫(菌状息肉症を含む),皮膚アミロイドージス,天疱瘡群(ヘイリーヘイリー病を含む),類天疱瘡(ジューリング疱疹状皮膚炎を含む),円形脱毛症
*通常,1日1〜数回,適量を塗布する。
なお,症状により適宜増減する。
重大な副作用
眼圧亢進,緑内障,後嚢白内障:眼瞼皮膚への使用に際しては眼圧亢進,緑内障 2),白内障を起こすことがあるので注意すること。
大量又は長期にわたる広範囲の使用,密封法(ODT)により,緑内障,後嚢白内障等があらわれることがある。
薬効薬理
薬理作用
皮膚血管収縮試験
健康成人40例における皮膚蒼白度試験(肉眼的判定)において0.064%ベタメタゾンジプロピオン酸エステル軟膏・クリームは0.12%ベタメタゾン吉草酸エステル軟膏・クリームに比べて強い皮膚血管収縮能を示した 10)。
健康成人男性12例を対象とする試験において,0.064%ベタメタゾンジプロピオン酸エステルゾルは0.064%ベタメタゾンジプロピオン酸エステルクリームと同程度の皮膚血管収縮能を示した 11)。
クロトン油耳介皮膚炎抑制作用
- マウスの耳介にベタメタゾン吉草酸エステル及びベタメタゾンジプロピオン酸エステルを含むクロトン油を塗布し,耳介の重量を指標に抗炎症作用を評価した。ベタメタゾン吉草酸エステルの効力を100とした場合に,ベタメタゾンジプロピオン酸エステルは1回塗布で165,5日間反復塗布で371の効力比を示した 12)。
有効成分に関する理化学的知見
一般的名称:
- ベタメタゾンジプロピオン酸エステル(JAN)[日局]
Betamethasone Dipropionate
化学名:
- 9-Fluoro-11β,17,21-trihydroxy-16β-methylpregna-1,4-diene-3,20-dione 17,21-dipropanoate
分子式:
分子量:
化学構造式:
性状:
- 白色〜微黄白色の結晶性の粉末で,においはない。
アセトン,1,4-ジオキサン又はクロロホルムに溶けやすく,メタノールにやや溶けやすく,エタノール(95)にやや溶けにくく,ジエチルエーテルに溶けにくく,水又はヘキサンにほとんど溶けない。
光によって徐々に変化する。
融点:
分配係数:
- クロロホルム及び酢酸エチルとpH2〜10の各pH緩衝液との2層間の平衡状態における分配比は,すべてのpH域において水層には分配しない。
★リンクテーブル★
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商品
</rad>
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
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- 英
- sol
- 同
- コロイド溶液 colloidal solution
- 関
- ポリメチルメタクリレート polymethyl methacrylate、コロイド
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- 関
- double-positive