脳卒中

cerebral stroke, cerebral apoplexy,stroke
apoplexia cerebri
卒中脳血管障害 cerebrovascular disorders, cerebrovascular diseases

概念

  • 突発的に出現する精神症状・神経症状であり、脳血管の病的状態に起因するもの
  • 脳梗塞(血栓症、塞栓症)
  • 脳出血(実質内の出血)、クモ膜下出血

疫学

参考1
  • 死因:第3位
  • 全国の寝たきり患者の原因疾患の第1位
  • 病型別頻度:()


  • 厚労省の患者調査 傷病分類はこれ → [[1]]

リスク因子

参考1
  • 最大のリスク因子は高血圧
  • 年齢、男性、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、心房細動、大量飲酒

参考

  • 1. 脳卒中治療ガイドライン2009
[display]http://www.jsts.gr.jp/jss08.html




-stroke

WordNet

  1. treat gingerly or carefully; "You have to stroke the boss"
  2. a sudden loss of consciousness resulting when the rupture or occlusion of a blood vessel leads to oxygen lack in the brain (同)apoplexy, cerebrovascular_accident, CVA
  3. (golf) the unit of scoring in golf is the act of hitting the ball with a club; "Nicklaus won by three strokes"
  4. (sports) the act of swinging or striking at a ball with a club or racket or bat or cue or hand; "it took two strokes to get out of the bunker"; "a good shot requires good balance and tempo"; "he left me an almost impossible shot" (同)shot
  5. a light touch with the hands (同)stroking
  6. a single complete movement
  7. any one of the repeated movements of the limbs and body used for locomotion in swimming or rowing
  8. a light touch
  9. a mark made on a surface by a pen, pencil, or paintbrush; "she applied the paint in careful strokes"
  10. the oarsman nearest the stern of the shell who sets the pace for the rest of the crew
  11. row at a particular rate
  12. strike a ball with a smooth blow
  13. touch lightly and repeatedly, as with brushing motions; "He stroked his long beard"

PrepTutorEJDIC

  1. (こぶし・武器・金づちなどの)『一打ち』,一撃,打告《+of+名》 / 《単数形で》(運の)巡り合わせ《+of+名》 / 《単数形で》(…の)ひと仕事,ひと働き;みごとな成果《+of+名》 / (鐘・時計などの)『打つ音』《+of+名》 / (時計などが打って示す)時刻 / (繰り返される動作・運動の)『一動作』,一行程 / (ペン・鉛筆・筆などの)ひと筆,ひとなで;筆の運び,筆致 / 卒中 / (ゴルフ・テニスなどの)一打ち,ストローク / (心臓などの)一打ち,鼓動,脈搏 / (ボートの)整調[手] / 〈ボート〉‘の'整調をこぐ / 《副詞[句]を伴って》〈ボール〉‘を'打つ
  2. 〈髪・動物など〉‘を'なでる,さする / 〈人〉‘を'なだめる《+名+down, down+名》 / 一なで,一さすり

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/03/03 16:27:26」(JST)

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UpToDate Contents

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Japanese Journal

  • 医学界は加速度的に進歩のスピードを上げている こんなにあるぞ! あと5年頑張れば死なずに済む病気 : 肺がん 肝臓がん 膵臓がん 脳卒中 大動脈解離 心筋梗塞ほか 特効薬、iPS細胞手術、検査機器、医療ロボット : 臨床試験はもうそこまできている
  • 脳卒中予防を目的とした地域比較研究 : CIRCS研究 (特集 わが国における脳・心血管疾患予防のための疫学研究)
  • 脳卒中の理学療法 : 学際的アプローチの確立に向けて (特集 これまでの10年とこれからの10年 : 理学療法の発展と課題と夢)
  • 高血圧・冠動脈疾患・脳梗塞 (特集 目指せ! 肥満症のトータルケア : 減量に苦戦する患者について考える) -- (肥満のもたらす健康障害)

Related Links

そもそも脳卒中っていうのは、どういう病気なんだい? 博士, 脳卒中は、脳の血管がつ まったり、破れたりして、その先の細胞に栄養が届かなくなって、細胞が死んでしまう 病気だよ。 子ども, そうすると、どうなるの? 博士, 急に倒れて意識がなくなったり、半身 の ...
厚生労働省健康局が生活習慣病である脳卒中を解説。
高血圧については、脳卒中の発症を予測するうえで、脈圧・拡張期血圧 (Diastolic Blood Pressure: DBP) などと比べ、収縮期 ... ストレスまたは抑うつ、アポリポ蛋白B/ A1比の高値という9つの因子は、さまざまな国での脳卒中のリスクの90%を占めていた 。


Related Pictures

 脳卒中で倒れたら 脳卒中を脳卒中 の 分類 脳卒中 は 脳 の ポン酒と焼酎 極上ワインfrom 脳卒中,脳梗塞,くも膜下出血脳卒中の予防について脳卒中の3タイプ十条 赤羽 江戸川橋の鍼灸脳卒中とは脳梗塞、脳出血



★リンクテーブル★
国試過去問105B005」「106B027」「098H030
リンク元死因」「National Institutes of Health Stroke Scale」「抗リン脂質抗体症候群」「一過性脳虚血発作」「パクリタキセル
拡張検索完全回復性脳卒中」「進行性脳卒中」「高乳酸血症と脳卒中様症状をもつ脳筋症」「脳卒中急性期」「脳卒中発作
関連記事卒中

105B005」

  [★]

  • ある集団での脳卒中の発症予防を目的として、高血圧に対する介入を行いたい。ハイリスクアプローチを採用する場合、介入の効果に最も関係する変化はどれか。
  • a 集団の血圧の平均値の改善
  • b 集団の塩分摂取量の平均値の改善
  • c 正常血圧域にある者での喫煙率の減少
  • d 高血圧域にある者での降圧薬服用者の割合の増加
  • e 高血圧域にあるが治療を拒否する者での脳卒中発症リスクの減少


[正答]


※国試ナビ4※ 105B004]←[国試_105]→[105B006

106B027」

  [★]

  • 平成19年国民生活基礎調査の項目で、高齢者要介護となる原因として最も頻度が高いのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106B026]←[国試_106]→[106B028

098H030」

  [★]

  • 高血圧が原因とならないのはどれか。

[正答]


※国試ナビ4※ 098H029]←[国試_098]→[098H031

死因」

  [★]

cause of death

分類

疫学

参考6
平成22年
死因順位 総数 死亡数 死亡率
(人口十万対)
割合(%)
1 悪性新生物 353499 279.7 29.5
2 心 疾 患 189360 149.8 15.8
3 脳血管疾患 123461 97.7 10.3
4 肺   炎 118888 94.1 9.9
5 老   衰 45342 35.9 3.8
6 不慮の事故 40732 32.2 3.4
7 自   殺 29554 23.4 2.5
8 腎 不 全 23725 18.8 2
9 慢性閉塞性肺疾患 16293 12.9 1.4
10 肝 疾 患 16216 12.8 1.4

[show details]

新生児・幼小児の死因

参考3,4 SPE.45
  1位 2位 3位
0歳 先天奇形等 周産期の障害 乳幼児突然死症候群
1~4歳 不慮の事故 先天奇形等 悪性新生物
5~9歳 不慮の事故 悪性新生物 先天奇形等
10~14歳 不慮の事故 悪性新生物 自殺
15~19歳 不慮の事故 自殺 悪性新生物

年齢別死因

参考6 平成22年(2010年)人口動態調査
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
総数 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 老衰 不慮の事故 自殺 腎不全 慢性閉塞性肺疾患 肝疾患
0歳 先天奇形,変形及び染色体異常 周産期に特異的な呼吸障害等 乳幼児突然死症候群 不慮の事故 胎児及び新生児の出血性障害等 心疾患 妊娠期間等に関連する障害 周産期に特異的な感染症 敗血症 肺炎
1-4歳 先天奇形,変形及び染色体異常 不慮の事故 悪性新生物 肺炎 心疾患 腸管感染症 敗血症 他殺 その他の新生物 周産期に発生した病態
5-9歳 不慮の事故 悪性新生物 心疾患
先天奇形,変形及び染色体異常
  その他の新生物 肺炎 他殺 敗血症 脳血管疾患 腸管感染症
10-14歳 不慮の事故 悪性新生物 自殺 心疾患 先天奇形,変形及び染色体異常 その他の新生物 脳血管疾患 肺炎 他殺 敗血症
15-19歳 自殺 不慮の事故 悪性新生物 心疾患 先天奇形,変形及び染色体異常 脳血管疾患 肺炎 その他の新生物 他殺 敗血症
20-24歳 自殺 不慮の事故 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 先天奇形,変形及び染色体異常 肺炎 その他の新生物 他殺 腎不全
25-29歳 自殺 不慮の事故 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 先天奇形,変形及び染色体異常 その他の新生物 肝疾患 糖尿病
30-34歳 自殺 悪性新生物 不慮の事故 心疾患 脳血管疾患 肝疾患 肺炎 その他の新生物 先天奇形,変形及び染色体異常 大動脈瘤及び解離
35-39歳 自殺 悪性新生物 心疾患 不慮の事故 脳血管疾患 肝疾患 肺炎 その他の新生物 糖尿病 大動脈瘤及び解離
40-44歳 悪性新生物 自殺 心疾患 脳血管疾患 不慮の事故 肝疾患 肺炎 糖尿病 その他の新生物 大動脈瘤及び解離
45-49歳 悪性新生物 自殺 心疾患 脳血管疾患 不慮の事故 肝疾患 肺炎 糖尿病 大動脈瘤及び解離 その他の新生物
50-54歳 悪性新生物 心疾患 自殺 脳血管疾患 不慮の事故 肝疾患 肺炎 糖尿病 大動脈瘤及び解離 ウイルス肝炎
55-59歳 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 自殺 不慮の事故 肝疾患 肺炎 糖尿病 大動脈瘤及び解離 ウイルス肝炎
60-64歳 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 自殺 不慮の事故 肝疾患 肺炎 糖尿病 大動脈瘤及び解離 腎不全
65-69歳 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 不慮の事故 自殺 肝疾患 糖尿病 大動脈瘤及び解離 腎不全
70-74歳 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 不慮の事故 肝疾患 自殺 糖尿病 腎不全 大動脈瘤及び解離
75-79歳 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 不慮の事故 腎不全 慢性閉塞性肺疾患 大動脈瘤及び解離 糖尿病 肝疾患
80-84歳 悪性新生物 心疾患 肺炎 脳血管疾患 不慮の事故 腎不全 慢性閉塞性肺疾患 老衰 大動脈瘤及び解離 糖尿病
85-89歳 悪性新生物 心疾患 肺炎 脳血管疾患 老衰 不慮の事故 腎不全 慢性閉塞性肺疾患 大動脈瘤及び解離 糖尿病
90-94歳 心疾患 肺炎 悪性新生物 脳血管疾患 老衰 腎不全 不慮の事故 慢性閉塞性肺疾患 血管性等の認知症 大動脈瘤及び解離
95-99歳 心疾患 肺炎 老衰 脳血管疾患 悪性新生物 腎不全 不慮の事故 血管性等の認知症 高血圧性疾患 慢性閉塞性肺疾患
100歳~ 老衰 心疾患 肺炎 脳血管疾患 悪性新生物 腎不全 血管性等の認知症 不慮の事故 高血圧性疾患 慢性閉塞性肺疾患
再65歳~ 悪性新生物 心疾患 肺炎 脳血管疾患 老衰 不慮の事故 腎不全 慢性閉塞性肺疾患 大動脈瘤及び解離 糖尿病
75歳~ 悪性新生物 心疾患 肺炎 脳血管疾患 老衰 不慮の事故 腎不全 慢性閉塞性肺疾患 大動脈瘤及び解離 糖尿病
80歳~ 悪性新生物 心疾患 肺炎 脳血管疾患 老衰 不慮の事故 腎不全 慢性閉塞性肺疾患 大動脈瘤及び解離 糖尿病

死亡診断書上の分類

参考5
  • 不慮の外因死
  • (2)交通事故:運転者、同乗者、歩行者のいずれかを問わず、交通機関(自動車、自転車、鉄道、船、航空機等)の関与による死亡
  • (3)転倒・転落:同一平面上での転倒又は階段・ステップ・建物等からの転落による死亡
  • (4)溺水:溺水による死亡をいい、海洋、河川、池、プール、浴槽等の場所は問わない。ただし、水上交通機関の事故によるものは「交通事故」に分類する
  • (5)煙、火災及び火焔による傷害:火災による死亡(火傷、熱傷、一酸化炭素中毒、窒息等すべて)及び火焔による火傷での死亡
  • (6)窒息:頚部や胸部の圧迫、気道閉塞、気道内異物等による窒息死
  • (7)中毒:薬物又はその他の有害物質への接触、吸入、服用、注射等による死亡
  • (8)その他:異常な温度環境への曝露(熱射病、凍死)、潜函病、感電、機械による事故、落下物による事故、落雷、地震等による死亡
  • その他及び不詳の外因死
  • (9)自殺:死亡者自身の故意の行為に基づく死亡で、手段、方法を問わない
  • (10)他殺:他人の加害による死亡で手段、方法を問わない
  • (11)その他及び不詳の外因死:刑の執行、戦争行為による死亡及び外因死であることは明確であるが不慮の外因死か否かの判別がつかない場合
  • c. (12)不詳の死:病死及び自然死か外因死か不詳の場合

参考

  • 1. 「日本の統計2009」
  • 3. 1~4歳の死因
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/03/dl/s0304-7g_0003.pdf
  • 4. 第Ⅸ章 【 小児の事故 】 (最新乳幼児保健指針 2001年3月 日本小児医事出版社発行より抜粋、統計値は2005年6月修正) 国立成育医療センター研究所成育政策科学研究部 加藤忠明
http://www.nch.go.jp/policy/syoseki/jiko.htm
  • 5. 平成23年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル
[display]http://www.mhlw.go.jp/toukei/manual/
  • 6. 人口動態調査 > 平成22年人口動態統計 > 確定数 > 上巻 > 死亡 > 年次 - 政府統計の総合窓口 GL08020102
[display]http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&listID=000001082327&disp=Other&requestSender=dsearch
  • 5-17 性・年齢別にみた死因順位
[display]http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_csvDownload_&fileId=000005032814&releaseCount=3
  • 5-16 性・年齢別にみた死因簡単分類別死亡率(人口10万対)
[display]http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_csvDownload_&fileId=000005009661&releaseCount=1

National Institutes of Health Stroke Scale」

  [★]

国立衛生研究所脳卒中尺度NIHSSスコア
脳卒中
  • 脳卒中スケールの一つ。
1
National Institutes of Health Stroke Scale (NIHSS)
患者氏名: 評価日時: 評価者:
合計点:
リストの順に施行する
各検査項目施行直後に結果を記載し,評価の変更はしてはならない
評価は,患者が出来るだろうと医師が推測して記載してはならない
指示されている部位以外では患者を誘導してはならない
いずれかの項目が実施されなかった場合は,その理由を記載する
各項目の点数を合計すると 42 点であるが,最重症は失調が評価できないため最
重症40点となる
1a.意識水準
初めに患者を観察し判断する.
覚醒していない場合は「声かけ」,「痛み」と刺激強度を上げて判断する
気管内挿管・口腔外傷があっても,患者の反応
をみて評価をする.
1と2については2回程度の評価は可能である.
0:清明.
1:覚醒していないが簡単な刺激で覚醒し,命令に従ったり,答えたり,反応する.
2:強い刺激や繰り返しの刺激で覚醒する.
3:覚醒せず,反射的運動や自律的反応しかみられない.
または無反応,弛緩状態,無反射状態である.
1b.意識障害-質問
今月の月名および年齢を尋ねる.
返答は正解でなければならない(近似した答えには点数を与えない).
最初の返答を評価する.
ヒントは与えてはならない.
昏迷・失語症で評価不能な場合は2点
を与える.
気管内挿管・口腔外傷・強度の構音障害などで評価不能の場合は1点
を与える.
0:両方の質問に正解
1:一方の質問に正解
2:両方とも不正解
2
1c.意識障害-従命
はじめに“開閉眼”を行い,続いて“手を握る・開く”を命じる.
手が使えない場合や外傷・切断などの場合には,他の1段階命令に置き換えても良い.
筋力低下のため完遂不可能な場合には点数を与える.
命令に従わない時はパントマイムを示しても良い.
昏睡などで評価不能の場合は2点
を与える.
最初の企図のみを評価する.
0:両方とも遂行可
1:一方だけ遂行可
2:両方とも遂行不可
2.最良の注視
水平眼球のみ評価する.
追視で判断しても良い.
共同偏視があっても随意的・反射的(oculocephalic)で動く場合は点数を与える.
意識障害で評価不能であっても“人形の目”手技で評価を行う.
単一の末梢性III・IV・VI神経麻痺がある場合は1点とする.
0:正常
1:部分的注視麻痺
注視が一側または両側の眼球で異常であるが固定した
偏視や完全注視麻痺でない.
意識障害でも“人形の目”手技で反応がある場合.
2:“人形の目”手技で反応のない固定した偏視または完全注視麻痺.
3
3.視野
上下1/4(右上・右下・左上・左下の4点)を対座法で評価する.
検者の指を動かす,指の本数などを答えてもらう.
患者の片眼を隠して行う.
意識障害の場合,開眼していれば4方向から眼球をつつくような動作を行い反応をみる.
両眼を評価する(単眼などの場合は1側で評価する).
昏睡などで評価不能は3点
を与える.
1/4盲を含む明らかな左右差がある場合1点とする.
全盲であればどのような理由でも3点とする.
この時点で両側同時刺激も行い,消去現象がある場合には項目 11「消去現象と注意障害
(無視)」における無視の存在の1つとして扱う.
0:視野欠損なし
1:部分的半盲
2:完全半盲
3:両側性半盲(皮質盲を含む全盲)
4.顔面麻痺
歯を見せる・笑う動作を行う.
続いて額に皺をよせる動作を行う.
目を大きく開眼する動作や上方も注視する動作を行う.
(これらの表情の変化をみて点数を
記載する)
口頭ないしパントマイムで命令を行う.
意識障害時などは,痛み刺激を与えて評価する(反応が全くない場合には3点
をつける).
顔面外傷・気管内挿管・包帯などは,なるべくこれらを取り去って評価する.
2点の部分的麻痺までは行かないが,正常でないときは1点を与える.
末梢性顔面神経麻痺は3点をつける
0:正常な対称的な動き
1:軽度の麻痺(鼻唇溝の平坦化,笑顔の不対称)
2:部分的麻痺(顔面下半分の完全あるいはほぼ完全な麻痺)
3:完全麻痺(顔面上半および下半の動きが全くない)
4
5.上肢の運動
座位の場合は90度,仰臥位の場合は45度で評価を行う
掌を下側にして行う(arm Barreではない)
検者がカウントを取りながら行う.
非麻痺側より検査を行う.
一側ずつ検査を行う.
両側評価を行い,それぞれに点数をつける.
意識障害・失語症でも必ず評価を行う.
10秒以内に完全にベッド上に落ちる場合,2点を与える.
即座にベッド上に落ちる場合は3点を与える.
完全麻痺の場合4点を与える.
切断・関節癒合の場合9点を与えるが,点数には加算しない.
0:下垂なし(10秒間肢位を保てる)
(検者が手を離した瞬間の動揺のみは0点とする)
1:10秒以内に下垂するが,ベッドまでは落ちない
(検者が手を離したあとも動揺する場合は1点とする)
2:重力に対しての動きはあるが,10秒間保持は不可能であり,ベッド上に落ちる
3:重力に対しての動きが見られ
ない.ベッド上に即座に落ちる
(近位筋を用いて,なんとか挙上しようとする動作はある)
4:全く動きが見られない
9:切断・癒合(点数には加算しない)
片麻痺の場合は,非麻痺側より評価
右上肢・左上肢ともに点数を与える
7
9.最良の言語(失語)
(これまでの検査で,失語について
情報が得られているはずである.)
絵カード・呼称カード・文章カードを用いて行う(別紙).
絵カードの中で起こっていることを尋ね,呼称カードの中の物の名前を言わせ,
文章カードを読ませる.
視覚障害がある場合には,手の中に置かれた物品の同定,復唱,発語を命じる.
気管内挿管の場合は書字で評価する.
昏睡患者には3点
を与える.
患者が完全に無言か,1段階命令に全く応じない場合に3点を与える.
軽度から中等度失語は1点,重度失語は2点,全失語は3点とする.
0:失語なし.正常
1:軽度から中等度の失語
明らかな
流暢性・理解力の障害があるが,表出された思考・形に重大な制限はない
しかし,
発後や理解障害のために与えられた材料に関する会話が困難か不可能
(患者の
反応から検者は答えを同定できる程度)
2:重度の失語
コミュニケーションは全て断片的で,検者は聞きなおし・推測が必要となる
検者は患者の反応から答えを同定することが困難
3:無言・全失語,有効な発語や聴覚理解は全く認められない
10.構音障害
(これまでの検査で,構音障害について情報が得られているはずである.)
言語の評価を行うことを伝えてはならない.
失語症でない場合,前出のカードの音読や単語の復唱で評価を行う.
失語症の場合,自発語の構音の明瞭さを評価する.
気管内挿管などで評価不能の場合は9点とし,点数に加算しない.
全失語・昏睡で評価不能の場合は2点を与える.
0:正常
1:軽度から中等度
少なくともいくつかの単語で構音が異常であるが,検者は理解し得る
2:重度 検者が理解不能である
9:気管内挿管または身体的障壁(点数に加算しない)
8
11.消去現象と注意障害(無視)
(これまでの検査で,半側空間無視の情報が得られているはずである.)
視覚・触覚・聴覚・視空間・自己身体不注意などで評価を行う.
視空間無視がある場合,体性感覚による2点同時刺激で正常な場合は正常とする.
失語があっても両側に注意を向ける仕草がある場合は正常とする.
視空間無視や病態失認は無視の存在としてよい.
昏睡は2点を与える
評価不能の場合は正常とする.
0:異常なし
1:視覚・触覚・聴覚・視空間・あるいは
自己身体に対する不注意,あるいは
1つの
感覚様式で2点同時刺激に対する消去現象
2:重度の半側不注意あるいは2つ以上の感覚様式に対する半側不注意
一方の手を認識しない,または空間の一側にし
か注意を向けない
9
絵カード(項目9)
10
呼称カード(項目9)
11
文章カード(項目9)
分かっています
地面に落ちる
仕事から家に帰った
食堂のテーブルのそば
昨夜ラジオで話して
いるのを聴きました
12
呼称カード(項目10)
ママ
はとぽっぽ
バイバイ
とうきょう
かたつむり
バスケットボール

参考

  • wikipedia ja
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/NIHSS
  • NIHSS
[display]http://melt.umin.ac.jp/nihss/nihssj-guide.htm
[display]http://melt.umin.ac.jp/nihss/nihssj-table.htm
  • NIHSS PDFシート
[display]http://melt.umin.ac.jp/nihss/nihssj-set.pdf

抗リン脂質抗体症候群」

  [★]

antiphospholipid syndrome, antiphospholipid antibody syndrome, anti-phospholipid syndrome, anti-phospholipid antibody syndrome, APS
抗リン脂質症候群
[[]]

概念

分類

  • 原発性
  • 続発性
  • 全身性エリテマトーデスに合併(SLEの20-40%に合併)
  • 劇症型(catastrophic APS):血小板減少症・重症、3部位以上の多臓器不全

病因

疫学

症状

  • 動静脈血栓症
  • 胎盤内の血栓形成→胎盤機能不全。妊娠5-6か月に多い。明らかな基礎疾患のない習慣流産患者のうちの20%を占める。3回続けて流産した場合は疑われる。
  • 1. 静脈血栓症:深部静脈血栓症(Budd-Chiari症候群、下肢、腎、網膜など)、肺塞栓症、腸間膜静脈血栓症
  • 2. 動脈血栓症:脳血管障害(一過性脳虚血発作、脳梗塞)、末梢動脈閉塞、腸間膜動脈血栓症、心筋梗塞、網膜動脈血栓症
  • 3. 習慣性流産:子宮内胎児死亡
  • 4. 血小板減少症(出血傾向は来さないことが多い)
  • 5. その他:網状皮斑(livedo),皮膚潰瘍、溶血性貧血、偏頭痛、舞踏病、てんかん、肺高血圧症など

REU.188

皮膚 網状皮斑、浅在性血栓性静脈炎、爪下線状出血足潰瘍、皮膚遠位部虚血、皮膚梗塞、blue-toe syndrome
神経系 一過性脳虚血脳卒中多発梗塞性認知症舞踏病横断性脊髄炎脳症片頭痛pseudotumor cerebri、脳静脈血栓
心臓 狭心症心筋梗塞、冠状動脈症、心弁膜症疣贅、心臓内血栓
肺塞栓肺高血圧
血液 血小板減少溶血性貧血
消化器 Budd-Chiari syndrome肝梗塞
腎臓 糸球体血栓、腎不全高血圧の亢進、腎動脈血栓、腎静脈血栓
産科系 胎児喪失、子宮内胎児発育遅延HELLP症候群羊水過少
眼科 網膜静脈閉塞網膜動脈閉塞、血管閉塞性網膜症、虚血性視神経症
内分泌 副腎不全
筋骨格系 阻血性壊死(?)
  • SLE様症状(蝶形紅斑、DLE、光線過敏症など)もありうる

診断

診断基準 REU.190

臨床症状1椎上、検査基準1つ以上を満たしたとき、抗リン脂質抗体症候群と診断
  • 臨床症状
  • 1. 血栓症:動脈、静脈、小血管
  • 2. 妊娠合併症
  • a. 妊娠10週以降の胎児死亡
  • b. 重症子癇前症、子癇、あるいは重症胎盤機能不全による34週以前の早産
  • c. 3回以上続けての妊娠10週以前の自然流産
  • 検査基準

検査

→ 梅毒血清反応(STS):偽陽性
抗β2-GFI/カルジオリピン複合体抗体
→ リン脂質依存性の血液凝固反応の阻害(内因系) → APTT:延長。PT:正常
  • 血小板減少 ← 血栓症

治療

  • 動脈血栓症の再発予防・・・アスピリン少量内服が第一選択
  • 静脈血栓症の再発予防・・・ワルファリン

予後

予防

一過性脳虚血発作」

  [★]

transient cerebral ischemic attack, transient ischemic attack TIA
temporary ischemic attack ← 誤用なのでは?
脳卒中一過性神経発作 TNA


  内頚動脈系 椎骨脳底動脈系
運動障害 一側 一側/両側
感覚障害
視力障害 一過性黒内障 中心回避型視野欠損
小脳症状 なし 運動失調・動揺歩行
脳神経症状 構音・嚥下障害、複視
自覚症状 失語 回転性めまい、両眼がかすむ、嘔吐
発作回数/症候 少ない/同一 多い/変動
梗塞への移行 多い 少ない
関連血管 眼動脈、中大脳動脈 後大脳動脈、SCA、AICA、PICA

概念

  • 脳血管障害により突然、局所神経症状(片麻痺、失語症)を呈し、24時間以内(通常10-20分以内)に消失する病態
  • 後遺症は残さない
  • 脳梗塞と共通する機序で発症
  • 10-20%の例では脳梗塞に移行する

病因

以下の2つについては教科書に記載がある。
  • 微小塞栓によるTIA
  • 脳血管不全によるTIA
研修医当直御法度 症例帳 p.20

検査

  • 画像検査
  • CT
  • 異常なし
  • MRI
  • (DWIで?)かなりの頻度で小梗塞が認められることが明らかにされている(IMD)

鑑別

PMID 23235138

治療

目標:脳梗塞の予防
  • 薬物療法:抗血小板薬

国試

参考

  • 1. [charged] Etiology and clinical manifestations of transient ischemic attack - uptodate [2]
  • 2. [PDF]TIA の新しい定義と概念
[display]http://www.neurology-jp.org/Journal/public_pdf/050110904.pdf
  • 3. Special report from the National Institute of Neurological Disorders and Stroke. Classification of cerebrovascular diseases III.
  • 脳血管疾患の分類
  • [No authors listed]
  • Stroke; a journal of cerebral circulation.Stroke.1990 Apr;21(4):637-76.
  • PMID 2326846

パクリタキセル」

  [★]

paclitaxel
タキソール taxol TXL、(アルブミン添加)アブラキサン
抗悪性腫瘍薬

分類

  • 抗悪性腫瘍薬
  • タキサン系

適応

パクリタキセル注
  • 卵巣癌、非小細胞肺癌、乳癌、胃癌、子宮体癌、再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌、再発又は遠隔転移を有する食道癌、血管肉腫、進行又は再発の子宮頸癌

作用機序

  • チューブリンの脱重合を抑制して、中間径フィラメントを安定化させることで有糸分裂期(M期)を停止させ、これにより細胞分裂を阻害 (⇔ ビンクリスチン)

重要な基本的注意

  • 骨髄抑制。過敏反応。低血圧、高血圧、徐脈。関節痛(高頻度)、筋肉痛(高頻度)。発熱(高頻度)。末梢神経障害(高頻度)。感染症、出血傾向。

重大な副作用

完全回復性脳卒中」

  [★] リンド RIND reversible ischemic neurological deficitstroke with full recovery

進行性脳卒中」

  [★]

stroke in evolution, progressive stroke, advancing stroke
進行性卒中

高乳酸血症と脳卒中様症状をもつ脳筋症」

  [★]

myopathyencephalopathy、lactic acidosis and stroke-like episode、MELAS

脳卒中急性期」

  [★]

acute stroke
急性脳卒中

脳卒中発作」

  [★]

cerebral stroke
脳卒中

卒中」

  [★]

apoplexy
脳卒中