- 英
- bronchoalveolar lavage BAL, broncho-alveolar washing
- 関
- 気管支肺胞洗浄検査
- 関
- 気管支肺胞洗浄液 BALF
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 小細胞肺癌に対し完全奏功を得て禁煙中に扁平上皮肺癌と農夫肺が診断された一例
- 石松 祐二,藤田 華子,原田 達彦[他]
- 長崎醫學會雜誌 : Nagasaki Igakkai zasshi 87(4), 317-322, 2012-12-25
- … 気管支肺胞洗浄液ではリンパ球比率増加とCD4/8比の上昇を認め, 経気管支肺生検では, 右上葉支入口部腫瘤から扁平上皮癌, 左肺舌区からリンパ球浸潤, 好酸球浸潤, 異物型巨細胞と類上皮細胞肉芽腫を認めた. …
- NAID 110009555818
- 症例報告 ステロイドパルス療法,エンドトキシン吸着療法およびシクロスポリンAが著効した急性間質性肺炎の一例
- 高野 智圭,熊澤 文雄,野田 彰浩 [他]
- 日大医学雑誌 = Journal of Nihon University Medical Association 71(6), 455-459, 2012-12-00
- NAID 40019547362
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- 気管支肺胞洗浄検査は通常は安全な検査です。しかしながら、低頻度ではありますが、いくつかの合併症(やむを得ず一定の確率で起こる事故)がおこる可能性があり、検査を行う前に患者さんの同意が必要です。 前処置(注射 ...
- 気管支鏡を介して, 気管支内に生理食塩水を注入し, 肺胞や末梢気道レベルを洗浄し, その回収液の細胞成分や液性成分を解析する方法で, 反復して施行することも可能である. 1970年代に開発され, 1980年代にびまん性肺疾患に対する ...
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- 次の文を読み、66~68の問いに答えよ。
- 42歳の男性。息切れを主訴に来院した。
- 現病歴:先週から労作時に息切れがしていた。食欲も低下し仕事も休んでいたが、息切れが次第に悪化したため来院した。
- 既往歴:この1年間で帯状疱疹を3回発症し、いずれも抗ウイルス薬で治療した。
- 生活歴:1人暮らし。喫煙は10本/日。飲酒は機会飲酒。
- 社会歴:職業はコンサルタント会社勤務。
- 家族歴:父は肝癌で死亡。
- 現症:意識は清明。身長 175cm、体重 44kg。体温 37.8℃。脈拍100/分、整。血圧 124/60mmHg。呼吸数 32/分。SpO2 92%(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。舌に腫瘤状病変を認める。心音に異常を認めない。両側上胸部で吸気終末にfine cracklesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- 検査所見:血液所見:赤血球 390万、Hb 10.0g/dL、Ht 32%、白血球 8,200、CD4陽性細胞数 35/μL(基準 800~1,200)、血小板 12万。血液生化学所見:総蛋白 7.2g/dL、総ビリルビン 1.0mg/dL、直接ビリルビン 0.6mg/dL、AST 22U/L、ALT 16U/L、LD 380U/L(基準 120~245)、CK 30U/L(基準 30~140)。CRP 7.3mg/dL、抗HIV抗体スクリーニング検査 陽性、Western blot法によるHIV-1抗体確認検査 陽性。喀痰抗酸菌染色は3回陰性。クリプトコックス血清抗原 陰性。動脈血ガス分析(room air):pH 7.48、PaCO2 30Torr、PaO2 68Torr、HCO3- 24mEq/L。胸部CT(別冊No. 13)を別に示す。
- 肺病変の確定診断のために気管支肺胞洗浄を行った。
- 口腔内の病変(別冊No.14)を別に示す。
- 舌の隆起性病変の原因として最も考えられる疾患はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114F067]←[国試_114]→[114F069]
[★]
- 次の文を読み、 66~ 68の問いに答えよ。
- 72歳の女性。労作時呼吸困難を主訴に来院した。
- 現病歴:約半年前から労作時の呼吸困難を自覚していた。当初は階段や急な坂を登る時のみであったが次第に悪化し、より軽い労作でも呼吸困難を感じるようになった。現在では 2. 3分の平地歩行でも呼吸困難を自覚するようになったが、安静時には症状はない。
- 既往歴: 20歳時に副鼻腔炎手術。 38歳時に子宮筋腫手術。 10年前から高血圧症に対し内服治療中。
- 生活歴:喫煙歴はない。 1年前から室内でネコを飼っている。
- 家族歴:夫が 3年前に肺癌で死亡。
- 現症:意識は清明。身長 152 cm、体重 52 kg。体温 36.1℃。脈拍 88/分、整。血圧 122/68 mmHg。呼吸数 18/分。 SpO2 97% ( room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。頸静脈の怒張と口唇のチアノーゼとを認めない。心雑音を聴取しないが胸骨左縁第 2肋間で II音の亢進を認める。呼吸音は正常で、呼吸副雑音を聴取しない。腹部診察で異常を認めない。下腿に浮腫を認めない。
- 検査所見:尿所見:蛋白 (-)、糖 (-)。血液所見:赤血球 396万、 Hb 13.0 g/dl、Ht 38%、白血球 6,800、血小板 23万、 Dダイマー 3.6 μg/ml(基準 1.0以下 )。血液生化学所見:総蛋白 7.2 g/dl、アルブミン 4.2 g/dl、総ビリルビン 0.7 mg/dl、AST22 IU/l、ALT 20 IU/l、LD 256 IU/l(基準 176.353)、尿素窒素 10 mg/dl、クレアチニン 0.6 mg/dl、Na 139 mEq/l、K 4.9 mEq/l、Cl 109 mEq/l、脳性ナトリウム利尿ペプチド〈BNP〉140 pg/ml(基準 18.4以下 )。 CRP 0.2 mg/dl。
- 胸部造影 CT(別冊 No.17A)と心電図 (別冊 No.17B)とを別に示す。
- 重症度判定に有用な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108E066]←[国試_108]→[108E068]
[★]
- 次の文を読み、66~68の問いに答えよ。
- 42歳の男性。息切れを主訴に来院した。
- 現病歴:先週から労作時に息切れがしていた。食欲も低下し仕事も休んでいたが、息切れが次第に悪化したため来院した。
- 既往歴:この1年間で帯状疱疹を3回発症し、いずれも抗ウイルス薬で治療した。
- 生活歴:1人暮らし。喫煙は10本/日。飲酒は機会飲酒。
- 社会歴:職業はコンサルタント会社勤務。
- 家族歴:父は肝癌で死亡。
- 現症:意識は清明。身長 175cm、体重 44kg。体温 37.8℃。脈拍100/分、整。血圧 124/60mmHg。呼吸数 32/分。SpO2 92%(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。舌に腫瘤状病変を認める。心音に異常を認めない。両側上胸部で吸気終末にfine cracklesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- 検査所見:血液所見:赤血球 390万、Hb 10.0g/dL、Ht 32%、白血球 8,200、CD4陽性細胞数 35/μL(基準 800~1,200)、血小板 12万。血液生化学所見:総蛋白 7.2g/dL、総ビリルビン 1.0mg/dL、直接ビリルビン 0.6mg/dL、AST 22U/L、ALT 16U/L、LD 380U/L(基準 120~245)、CK 30U/L(基準 30~140)。CRP 7.3mg/dL、抗HIV抗体スクリーニング検査 陽性、Western blot法によるHIV-1抗体確認検査 陽性。喀痰抗酸菌染色は3回陰性。クリプトコックス血清抗原 陰性。動脈血ガス分析(room air):pH 7.48、PaCO2 30Torr、PaO2 68Torr、HCO3- 24mEq/L。胸部CT(別冊No. 13)を別に示す。
- 肺病変の確定診断のために気管支肺胞洗浄を行った。
- 得られた検体の病理診断をする際に、最も有用な染色法はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114F066]←[国試_114]→[114F068]
[★]
- 79歳の男性。咳嗽と呼吸困難を主訴に来院した。
- 現病歴:半年前から咳嗽と労作時の息切れを自覚するようになった。市販の鎮咳薬を服用して様子をみていたが、症状は持続していた。3日前から咳嗽の増加と呼吸困難の悪化とを自覚したため受診した。
- 既往歴:高血圧症。生活歴:喫煙は15本/日を35年間。55歳で禁煙。飲酒は機会飲酒。家族歴:特記すべきことはない。現症:身長 162cm、体重 59kg。体温 36.5℃。脈拍 68/分、整。血圧 140/90mmHg。呼吸数 22/分。SpO2 91%(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音に異常を認めない。呼吸音は背側下胸部中心にfine cracklesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- 検査所見:血液所見:赤血球 403万、Hb 12.8g/dL、Ht 31%、白血球 7,700、血小板 18万。血液生化学所見:AST 24U/L、ALT 11U/L、LD 442U/L(基準 176~353)、γ-GTP 16U/L、尿素窒素 14mg/dL、クレアチニン 0.5mg/dL、尿酸 8.8mg/dL、Na 141mEq/L、K 3.9mEq/L、Cl 105mEq/L、KL-6 1,300U/mL(基準 500未満)。CRP 0.3mg/dL。胸部CT(別冊No. 3)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [113E049]←[国試_113]→[113E051]
[★]
- 72歳の男性。咳嗽、喀痰および呼吸困難を主訴に来院した。 8年前から労作時の呼吸困難を自覚している。 2日前から咳嗽と喀痰が出現し、呼吸困難が増悪したため受診した。喫煙は 40本/日を 40年間。意識は清明。身長 165 cm、体重 57 kg。体温 37.6℃。呼吸数 28/分。 SpO2 86% ( room air)。頸静脈の怒張と胸郭の膨隆とを認める。両側の胸部に wheezesとcoarse cracklesとを聴取する。血液所見:赤血球 456万、 Hb 15.3 g/dl、Ht 44%、白血球 10,400(桿状核好中球 14%、分葉核好中球 62%、好酸球 3%、好塩基球 1%、単球 8%、リンパ球 12% )、血小板 16万。 CRP 3.4 mg/dl。動脈血ガス分析 ( room air): pH 7.29、PaCO2 65 Torr、PaO2 48 Torr、HCO3 30 mEq/l。胸部エックス線写真 (別冊 No.33A)と胸部単純 CT(別冊 No.33B)とを別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [108I078]←[国試_108]→[108I080]
[★]
- 72歳の男性。発熱、嚥下痛および呼吸困難を訴えて入院した。
- 数年前から糖尿病の治療中である。咽後膿瘍を認めたので、気管切開術後に膿瘍の切開排膿術を受けたが、呼吸困難が増悪してきた。人工呼吸器による呼吸管理と抗菌薬とによる治療にもかかわらず、呼吸状態の改善と解熱とがみられない。
- 体温38.8℃。脈拍96/分、整。血圧146/90mmHg。動脈血ガス分析(FiO2 0.8):pH7.32、PaO2 88Torr、PaCO2 46Torr、BE-5.6mEq/l、胸部エックス線写真背臥位像と胸部単純CTとを以下に示す。
- 次に行うべき処置はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098D011]←[国試_098]→[098D013]
[★]
- 82歳の男性。胸痛を主訴に来院した。10日前から右側胸部の痛みを自覚していたが、3日前から発熱が出現したため受診した。最近、食事中にむせることが時々ある。1年前に脳梗塞の既往がある。意識は清明。身長157cm、体重46kg。体温38.2℃。呼吸数24/分。脈拍124/分、整。血圧110/66mmHg。心音に異常を認めない。呼吸音は右下肺野で減弱している。白血球16,500(桿状核好中球4%、分葉核好中球86%、単球5%、リンパ球5%)。CRP19.2mg/dl。胸部エックス線写真で右下肺野に浸潤影を認める。
- この患者の病態を評価する上で次に行うべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105G045]←[国試_105]→[105G047]
[★]
- 29歳の女性。会社の健康診断の胸部エックス線写真で異常を指摘され、精査のため来院した。10年前からしばしば鼻出血を認めているが、放置している。身長149cm、体重45㎏。体温36.4℃。呼吸数20/分。脈拍84/分、整。血圧120/80mmHg。口腔内に血管拡張を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。胸部単純CTを以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [100F014]←[国試_100]→[100F016]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [107A015]←[国試_107]→[107A017]
[★]
[★]
- 英
- bronchoalveolar lavage fluid, bronchial lavage fluid, BALF
- 同
- 肺胞洗浄液
- 関
- 気管支肺胞洗浄
Tリンパ球サブセット(CD4/CD8比)
[★]
- 英
- bronchoalveolar lavage
- 関
- 気管支肺胞洗浄
[★]
- 英
- trachea (Z), tracheal tube
- ラ
- trachea
- 関
- 気管支、気管支の分岐、肺
解剖
- 長さ12cm、直径2cm (HIS.298)。
- C6椎体-T5椎体 / C6椎体の下部より始まりT4-T5椎体で左右の気管支に分かれる。)
- 喉頭の輪状軟骨の直下から始まり主気管支が分岐するところに終わる。 (HIS.298)
粘膜
- a. 杯細胞 goblet cell 30% 粘液物質の分泌 ムチンmucin
- b. 線毛細胞 ciliated cell 30% 核は基底部に存在 線毛と微絨毛
- c. 基底細胞 basal cell 30% 丈の低い細胞、未分化細胞
- d. その他 刷子細胞、漿液細胞、DNES細胞 など
- 2. 粘膜固有層 疎性結合組織 膠原線維、弾性線維、気管腺(混合腺)
- 3. 粘膜下組織 密生結合組織
- 4. 外膜 気管軟骨 馬蹄形(C字軟骨)後方に開いている。10-12個
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- alveolus (Z), alveoli, pulmonary alveoli, alveoli of the lung
- ラ
- alveoli pulmonis
- 関
- 肺、肺胞中隔
解剖
- 表面積:80m2。40-120m2。(およそテニスコートの広さ) 参考によると 縦23.77m横10.97mの長方形だけど?
- 48畳くらいか(ワンルームマンション6畳x8部屋分くらい) = 80(m2) / 1.65(m2/畳)。 1畳 ≒ 0.9(m) x 1.8(m) = 1.62 (m2) ← コンパネの大きさですね
組織
呼吸生理
- 肺胞を押しつぶす力P, 肺胞の半径r, 表面張力T
- P = 2T / r
- 肺胞収縮→r↓→サーファクタントの密度↑→表面張力↓→P↓→肺胞の虚脱が防がれる
[★]
- 英
- bronchus / bronchi(pl.) (Z)
- ラ
- bronchus principalis
- 同
- 主気管支 main bronchus、一次気管支 primary bronchus
- 関
- 気管、気管支の分岐、肺区域、区域気管支
-
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- cleansing, cleaning, irrigation
- 関
[★]
- 英
- bronchopulmonary, bronchopulmonary unit