- 13歳の男子。不整脈を指摘され来院した。自覚症状はない。成長・発達に異常はない。体温36.5℃。脈拍60/分、不整。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部に異常を認めない。心電図を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A017]←[国試_101]→[101A019]
★リンクテーブル★
[★]
- 25歳の男性。バレーボールを行っているうち、急に左胸痛と呼吸困難とが出現して来院した。既往に特記することはない。意識は清明。身長174cm、体重57kg。体温36.8℃。呼吸数32/分。脈拍108/分、整。血圧112/64mmHg。皮膚はやや湿潤。心濁音界はやや右方に偏移しているが心雑音はない。左肺野は打診上鼓音を呈し、呼吸音を聴取できない。腹部と下肢とに異常を認めない。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.47、PaO2 78Torr、PaCO2 33Torr、HCO3- 23.2mEq/l。胸部エックス線写真を以下に示す。
- 必要な処置はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A016]←[国試_101]→[101A018]
[★]
- 32歳の女性。発熱と労作時呼吸困難とを主訴に来院した。1か月前に抜歯を受けたが、発熱が持続し、昨日から労作時呼吸困難が出現した。意識は清明。身長155cm、体重48kg。血液所見:赤血球330万、Hb10.5g/dl、白血球14,500。CRP11.2mg/dl。断層心エコー図とドプラ図とを以下に示す。
- この患者でみられないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A018]←[国試_101]→[101A020]
[★]
- 英
- second degree atrioventricular block, 2° AVB
- 関
- 房室ブロック
分類
- Morbitz I型 :PQ間隔が漸次延長し、房室伝導途絶が起こる。Wenchebach周期
- Wenckebach型とも。
- 原因:迷走神経興奮、薬剤、先天性心疾患、後天性心疾患
- 治療:基本的には原因に対する治療。症状がなければ経過観察となる。
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