- 次の文を読み、39、40の問いに答えよ。
- 27歳の男性。救急車で搬送された。
- 現病歴 : バイクで走行中転倒し、左側の胸部と腹部とを強打した。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 身長170cm、体重64kg。体温37.4℃。呼吸数54/分。脈拍108/分、整。血圧124/70mmHg。意識は清明。触診で左胸壁に提言惑がある。左前腕に土砂の混入した挫創を認める。ズボンを切ると左大腿中央に擦過傷と軽度の皮下出血とを認める。
- 検査所見 : 尿所見:赤色調、潜血強陽性。血液所見:赤血球378万、Hb 12.8g/dl、Ht37%、白血球12,600、血小板28万。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air)PO2 60Torr、PCO2 42Torr。胸部エックス線写真で左第10肋骨骨折、左気胸および左肺の虚脱を認める。また、左大腿部エックス線単純写真で左大腿骨骨折を認める。
[正答]
※国試ナビ4※ [095F039]←[国試_095]→[095F041]
★リンクテーブル★
[★]
- 次の文を読み、41、42の問いに答えよ。
- 27歳の女性。体動時の息切れを主訴に来院した。
- 現病歴 : 2年前から健康診断で貧血を指摘されていたが、自覚症伏がないために放置していた。1か月前から体動時の息切れと全身倦怠惑とが増強するため来院した。月経に異常はない。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現 症 : 身長158cm、体重45 kg。体温36.5℃。眼瞼結膜は貧血様。心尖部に2/6度の収縮期雑音を聴取する。肺の聴診所見は正常。腹部は平坦で、肝と脾とを触知しない。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。便潜血反応陰性。
- 血液所見:赤血球340万、Hb 7.8 g/dl、Ht27%、網赤血球15‰、白血球7,600、血小板32万。血清生化学所見:総蛋白7.3 g/dl、アルブミン4.1 g/dl、総ビリルビン0.5mg/dl、LDH260単位(基準176~353)、Fe 5μg/dl(基準80~160)、総鉄結合能423μg/dl(基準290~390)、フェリチン7ng/ml(基準20~120)。
[正答]
※国試ナビ4※ [095F040]←[国試_095]→[095F042]
[★]
- 次の文を読み、39、40の問いに答えよ。
- 27歳の男性。救急車で搬送された。
- 現病歴 : バイクで走行中転倒し、左側の胸部と腹部とを強打した。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 身長170cm、体重64kg。体温37.4℃。呼吸数54/分。脈拍108/分、整。血圧124/70mmHg。意識は清明。触診で左胸壁に提言惑がある。左前腕に土砂の混入した挫創を認める。ズボンを切ると左大腿中央に擦過傷と軽度の皮下出血とを認める。
- 検査所見 : 尿所見:赤色調、潜血強陽性。血液所見:赤血球378万、Hb 12.8g/dl、Ht37%、白血球12,600、血小板28万。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air)PO2 60Torr、PCO2 42Torr。胸部エックス線写真で左第10肋骨骨折、左気胸および左肺の虚脱を認める。また、左大腿部エックス線単純写真で左大腿骨骨折を認める。
- a. 左上肢脈拍微弱
- b. 肺肝境界上昇
- c. 左肺呼吸音減弱
- d. 腸雑音亢進
- e. 左大腿部連続性血管雑音
[正答]
※国試ナビ4※ [095F038]←[国試_095]→[095F040]