- 英
- pleural cavity (Z), pleural space
- ラ
- cavum pleurae
- 2枚の胸膜の間の隙間で、漿液である胸膜液の薄い層を含み、胸膜の表面を覆い、呼吸の際に二葉の胸膜が滑らかに動くのを助ける(M.68)。
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- びまん性悪性胸膜中皮腫に対する胸腔鏡補助下胸膜肺全摘術の一例
- 岡 壮一,中西 良一,山下 智弘
- 日本呼吸器外科学会雑誌 = The journal of the Japanese Association for Chest Surgery 23(5), 713-717, 2009-07-15
- … あった.入院後,胸腔鏡下胸膜生検を施行し悪性胸膜中皮腫,上皮型と診断され諸検査の結果stage Iであった.手術は5,5,7cmの3箇所の創から肋間を開大せずに胸腔鏡補助下に行った.鈍的剥離により一度も胸膜腔を開くことなく,胸腔鏡補助下に心膜および横隔膜の合併切除再建も可能であった.術後経過は良好で13日目に自宅退院となった.初期のびまん性悪性胸膜中皮腫に対する胸腔鏡手術の可能性が示唆された …
- NAID 10025953523
- 胸腔鏡下手術支援システムにおける3D CT画像の剛体位置合わせによる胸膜腔の位置推定
- 中本 将彦,恵谷 悠紀,小西 晃造,吉野 一郎,橋爪 誠,佐藤 嘉伸
- 電子情報通信学会技術研究報告. MI, 医用画像 108(131), 53-56, 2008-07-09
- … 像と3次元位置の実計測データを用いた精度検証実験を行ったので報告する.被験者のMR画像を仰臥位と側臥位で撮影し,側臥位の姿勢のまま位置合わせ用の3次元位置計測を行った.計測した点群をICPアルゴリズムで仰臥位のMR画像から再構成した3次元表面形状モデルに位置合わせして剛体変換行列を求めた,被験者2名に適用したところ,体表と胸膜腔表面の両方のサンプリング点を用いた場合がもっとも誤差が小さくなった. …
- NAID 110006967905
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- 肺側の臓側胸膜とその周りの壁側胸膜の間には、隙間がある。 この隙間を胸膜腔 という。 この胸膜腔には、少量(5~10ml)の水が溜まっている。 この水を胸水という。 簡単に言うと、. 胸のあたりには、肺と心臓がある。 横隔膜とは、おなかのちょっと上に あるの ...
- 1. 3. 角 田. 呼吸解剖2 気管支、肺の構造と縦隔、胸膜腔と呼吸筋, 2、3、4、5 ... 4) 胸膜腔を構成する要素と機能を説明できる. 5) 呼吸筋 .... 左右の肺および胸膜腔を 分ける領域をいい、外側を胸膜腔に、前を胸骨に、後ろを脊柱によって囲まれる。上縦隔 と、 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ユニタルク胸膜腔内注入用懸濁剤4g
組成
成分・含量
添加物
禁忌
効能または効果
- 本剤は悪性胸水の再貯留抑制のために使用し、腹水の減少を目的として本剤を使用しないこと。
- 通常、成人には、本剤(4g/バイアル)を日局生理食塩液50mLで懸濁して、胸膜腔内に注入する。
- 両側悪性胸水に対して、両側肺の胸膜腔内に本剤を同時投与した場合の有効性及び安全性は確立していない。また、片側胸膜腔内に本剤を投与した後、本剤を対側胸膜腔内に投与した場合の有効性及び安全性は確立していない。
- 同側肺の胸膜腔内に本剤を追加投与(ドレナージチューブ抜管前)又は再投与した場合の有効性及び安全性は確立していない。
- 本剤と他の胸膜癒着剤との併用投与に関する有効性及び安全性は確立していない。
慎重投与
- 肺機能障害のある患者又は心機能障害のある患者〔呼吸不全等が発現するおそれがある。〕
重大な副作用
急性呼吸窮迫症候群
- 急性呼吸窮迫症候群(頻度不明注1)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、急速に進行する呼吸困難、低酸素症、両側性びまん性肺浸潤影等の胸部X線異常等が認められた場合には適切な処置を行うこと。
薬効薬理
胸膜癒着作用
- ラット、ウサギ及びイヌの胸膜腔内にタルクを投与することにより、胸膜癒着作用が認められた6〜8)。
作用機序
- タルクが胸膜癒着を惹起する作用機序は十分に解明されていないが、タルク投与による胸膜腔内の炎症状態が誘因となり、胸水中にTGF-β、TNF-α、IL-1、IL-8等が分泌され、コラーゲン線維が形成されることにより臓側胸膜と壁側胸膜の癒着が起こると考えられている9〜11)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
性状
- タルクは粉砕、選別した天然含水ケイ酸マグネシウムである。純粋なタルクは、Mg3Si4O10(OH)2(分子量:379.27)である。タルクは白色〜灰白色の微細な結晶性の粉末で、なめらかな触感があり、皮膚につきやすい。水又はエタノール(99.5)にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- pleural recess (KH,M)
- ラ
- recessus pleurales
- 肺胸膜と壁側胸膜とは、肺表面の大部分ではほぼあい接しているが、肺の前縁と下縁では胸膜腔は広くなり、胸膜洞といわれている (KL. 282)
[★]
- 心膜腔の両側に位置する (L.196)
- 胚芽はさらに発達して背側、側方、腹側に拡張にともない、胸膜腔が背側から腹側に拡張する。また、両側の総主静脈が癒合することで胸心膜ヒダ同士が癒合、さらに肺根部とも癒合することで胸膜腔と心膜腔とが分離される。
[★]
- 英
- costodiaphragmatic recess (M)
- 関
- 胸膜洞、肋骨縦隔洞
- 図:M.69,132
- 胸膜腔が両外側および背側の下位肋骨で形成する凹み
[★]
- 英
- thoracic cavity (Z)
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- pleural fluid
- 関
- 胸水、胸腔内液
[★]
- 英
- pleura (Z)
- 関
- 腹膜、心膜、壁側胸膜、臓側胸膜
- 肺を覆う二重の漿膜であり、大きく2つに分けられる。
- この2つの膜は肺門で折り返してつながり、袋をなしている(Z)
[★]
- 英
- cavity