- 68歳の男性。今朝突然、腹痛と下血とをきたしたため来院した。身長165cm、体重59kg。呼吸数24/分。脈拍76/分、整。血圧132/90mmHg。腹部は平坦、軟で、左下腹部に圧痛を認める。血液所見:赤血球385万、Hb12.2g/dl、Ht35%、白血球9,900、血小板26万。CRP2.2mg/dl。大腸内視鏡写真を以下に示す。最も考えられるのはどれか。
[正答]
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[★]
- 45歳の女性。1か月前から倦怠感が出現したため来院した。飲酒歴なし。身長153cm、体重68kg。肝・脾を触知しない。血清生化学所見:総コレステロール230mg/dl、トリグリセライド140mg/dl、総ビリルビン0.8mg/dl、AST85単位、ALT130単位、アルカリホスファターゼ27単位(基準260以下)、γ-GTP85単位(基準8~50)。免疫学所見:HBs抗原陰性、HCV抗体陰性、抗核抗体陰性、抗ミトコンドリア抗体陰性。腹部超音波写真を以下に示す。この疾患について正しいのはどれか。
- a. 薬物では起こらない。
- b. 糖尿病に合併しやすい。
- c. 肝硬変に高率に移行する。
- d. 肝細胞癌は合併しない。
- e. 副腎皮質ステロイド薬が有効である。
[正答]
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[★]
- 日齢5の新生児。昨日から胆汁性の嘔吐を認める。在胎40週、出生体重2,960g。胎便排泄が認められなかったため、24時間後にグリセリン浣腸を行ったところ暗緑色の胎便が勢いよく噴出した。その後に移行使の排泄がなく次第に腹部が膨隆してきた。腹部エックス線単純写真臥位像を以下に示す。診断に有用なのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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