- 42歳の男性。大量飲酒し3時間後に激しい上腹部痛と嘔吐とをきたしたため来院した。血液所見:赤血球450万、白血球13,000、血小板18万。血清生化学所見:尿素窒素15mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、総ビリルビン0.7mg/dl、AST42単位、ALT25単位、アルカリホスファターゼ230単位(基準260以下)、γ-GTP82単位(基準8~50)、アミラーゼ1,060単位(基準37~160)。診断に最も有用なのはどれか。
[正答]
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- 77歳の女性。今朝から腹痛と左大腿内側部痛とが出現したため来院した。昨晩から悪心と嘔吐とが統いている。26歳時に帝王切開の既往がある。腹部はやや膨隆し、腸雑音の亢進を認める。肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球378万、Hb10.8g/dl、Ht34%、白血球8,100、血小板17万。血清生化学所見:総蛋白6.2g/dl、アルブミン3.0g/dl、AST30単位、ALT25単位、LDH410単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ230単位(基準260以下)。CRP2.5mg/dl。骨盤部造影CTを以下に示す。最も考えられるのはどれか。
[正答]
D
- CT:ヘルニア嚢の前方に恥骨筋、後方に外閉鎖筋、その内側には内閉鎖筋が存在する。
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- 58歳の男性。健康診断で肝の占拠性病変を指摘され来院した。毎年軽度の肝機能異常を指摘されていたが、無症状のため放置していた。30歳時に輸血を受けた。血液所見:赤血球375万、Hb12.0g/dl、Ht34%、白血球4,500、血小板13万、プロトロンビン時間73%(基準80~120)。血清生化学所見:総ビリルビン0.9mg/dl、AST73単位、ALT63単位。腹部超音波検査で、肝右葉に、周囲に低エコー帯を伴い内部がモザイク状の径5cmの腫瘤を認める。最も考えられるのはどれか。
[正答]
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