- 英
- serous membrane (KH), serosa (Z), serous coat
- ラ
- tunica serosa
- 関
- 外膜
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/10/29 11:27:11」(JST)
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漿膜(しょうまく、serous membrane もしくは serosa)は、腹膜、胸膜、心膜などの内面や内臓器官の表面をおおう薄い半透明の膜。 表面はなめらかで、漿液を分泌する細胞で構成されている。
関連項目[編集]
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Japanese Journal
- 高野 裕太,河野 修三,飯田 智憲,野尻 卓也,吉田 和彦,須藤 訓,池上 雅博,矢永 勝彦
- Nippon Shokakibyo Gakkai Zasshi 111(1), 74-81, 2014
- … 症例は44歳,男性.腹痛を主訴に前医を受診し,消化管穿孔の疑いで当院を紹介受診した.腹部造影CTで腹腔内遊離ガス像と腹水貯留を認め,消化管穿孔,汎発性腹膜炎の診断で緊急手術を施行した.回盲部より口側20cmの回腸に5×2mmの穿孔を認めた.穿孔部を含む10cmの小腸部分切除術,回腸人工肛門造設術を施行した.病理診断では粘膜下層から漿膜下層まで全層に好酸球浸潤を認め,好酸球性胃腸炎と診断した. …
- NAID 130003383346
- 臨床研究 胃癌における創傷被覆材を用いた胃漿膜面被覆とその細胞診の検討
- 徳光 幸生,吉野 茂文,飯田 通久 [他]
- 手術 = Operation 67(10), 1529-1532, 2013-09
- NAID 40019800503
- 今村 一歩[他]
- 長崎醫學會雜誌 : Nagasaki Igakkai zasshi 88(2), 119-123, 2013-06-25
- … 魚骨の末梢のみが胃漿膜内に嵌入した状態であり、鋏にて漿膜を鋭的に切離し摘出を行った。 … 穿通部位の胃壁漿膜筋層を縫合し周囲に膿瘍形成のないことを確認し手術終了した。 …
- NAID 110009610818
Related Links
- 言語 表記 発音、読み方 日本語 医学 漿膜* しょうまく 英語 serous membrane スィーラス・メンブレン serous tunic スィーラス・テューニック ラテン語 serosa セローサ tunica serosa テュニカ・セローサ membrana serosa メンブラナ・セローサ *
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[★]
- 次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
- 55歳の女性。右下腹部痛を主訴に来院した。
- 現病歴: 5日前から毎日就寝前に右下腹部痛が出現したが、中途覚醒はせず、起床時には軽快するため放置していた。本日朝は腹痛が軽快しないため来院した。経過中発熱はない。便通1回/日。
- 既往歴: 18歳時に卵巣嚢腫で右卵巣摘出術、28歳時に帝王切開で出産、37歳時に急性虫垂炎で虫垂切除術。
- 生活歴: 特記すべきことはない。
- 家族歴: 特記すべきことはない。
- 現 症: 意識は清明。体温36.8℃。脈拍80/分、整。血圧102/68mmHg。頭頚部と胸部とに異常を認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない McBurney点の約4cm頭側を中心に圧痛があり、同部位に限局して筋性防御と反跳痛とを認める。かかと落としにて腹痛は増強する。
- 検査所見: 尿所見: 潜血(-)、白血球反応(-)。血液所見: 赤血球 421万、Hb 12.2g/dl、Ht 38%、白血球 13,000(桿状核+分葉核好中球71%、好酸球2%、好塩基球0%、単球5%、リンパ球22%)、血小板 26万。血液生化学所見:血糖 107mg/dl、アルブミン 3.9g/dl、尿素窒素 8.6mg/dl、クレアチニン 0.8mg/dl、総ビリルビン 0.6mg/dl、AST 13IU/l、ALT 12IU/l、LD 196IU/l(基準176-353)、ALP 289IU/l(基準115-359)、Na 136mEq/l、K 4.6mEq/l、Cl 106mEq/l。CRP 4.8mg/dl。腹部造影CT(別冊No.2)を別に示す。
- a 消化管粘膜固有層
- b 消化管筋層
- c 消化管漿膜(臓側腹膜)
- d 壁側腹膜局所
- e 壁側腹膜全体
[正答]
※国試ナビ4※ [104C027]←[国試_104]→[104C029]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [099D043]←[国試_099]→[099D045]
[★]
- 英
- duodenum (Z)
- 関
- 消化器系、小腸
解剖
first portion
|
上部、球部
|
second portion
|
下行部
|
third portion
|
水平部
|
fourth portion
|
上行部
|
上部
-superior part
KA. 291,311,312
KH. 170
- 5cm, 5cm (KL.350)
- 最初の2cmは可動性があり、十二指腸球部と呼ばれる
血管
下行部 descending part
KA. 297
horizontal part
KA. 297
KH. 170
- 6-8cm, 8cm (KL.351)
- 輪状ヒダがある
ascending part
KH. 170
- 5cm, 5cm (KL.352)
- 輪状ヒダがある
組織
[★]
- 英
- gallbladder (Z)
- ラ
- vesica fellea
解剖
- 胆嚢径:長径8cm x 短径4cm以下
- 胆嚢壁:3mm以下
胆管
血管
動脈
- 後上膵十二指腸動脈と胃十二指腸動脈が十二指腸後部の胆管に血液を送る
- 胆嚢動脈が胆管の近位部に血液を送る
- 右肝動脈が胆管の中部に血液を送る
静脈
壁構造
胆嚢の収縮
臨床関連
胆嚢の徴候
胆嚢壁の肥厚
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- gastrointestinal tract, GI tract
- 英
- alimentary tract
- 関
- 消化器系
- 以下の総称:食道、胃、小腸、大腸
消化管の構造
運動
- 蠕動運動:食塊を肛門側に1cm/sで送り出す:胃・食道・小腸・近位結腸・遠位結腸・直腸
- 分節運動:分節を作ってくびれて食塊を混和:小腸・近位結腸
- 振子運動:縦走筋の収縮により腸管を縦方向に収縮させる:小腸・近位結腸・(遠位結腸・直腸)
[★]
- 英
- tunica adventitia (Z), outer membrane, adventitia
- ラ
- tunica externa, tunica adventitia
- 関
- 漿膜、血管、内膜、中膜。細胞壁
- 結合組織のみ
- 線維芽細胞、膠原線維、縦走する弾性線維 (HIS. 216)
- 周囲の結合組織に移行 (HIS. 216)
[★]
- 英
- pleura (Z)
- 関
- 腹膜、心膜、壁側胸膜、臓側胸膜
- 肺を覆う二重の漿膜であり、大きく2つに分けられる。
- この2つの膜は肺門で折り返してつながり、袋をなしている(Z)
[★]
- 英
- recurrent polyserositis RP
- 同
- 家族性地中海熱 familial Mediterranean fever、家族性発作性多発漿膜炎 familial paroxysmal polyserositis、良性発作性多発漿膜炎 benign paroxysmal polyserositis、アルメニア病 Armenian disease
[★]
- 英
- hemochorial
- 関
- 絨毛膜血腫性
[★]
- 英
- polyserositis
- 関
- 多漿膜炎
[★]
- 英
- panserositis
- 関
- 多漿膜炎
[★]
- 同
- 外膜
- 同
- 外膜
[★]
- 英
- membrane
- 関
- メンブラン、メンブレン