- 4歳の男児。1週前からの発熱と関節痛とを主訴に来院した。意識は清明。皮下に出血斑を認める。眼瞼結膜は軽度貧血様。腹部はやや膨隆している。肝は右肋骨弓下に4cm触知し、脾は左肋骨弓下に3cm触知する。血液所見:赤血球380万、Hb8.2g/dl、白血球320,000、血小板2万。骨髄塗抹染色標本で小型リンパ芽球様細胞を97%認める。抗腫瘍薬による寛解導入療法開始時に生じやすいのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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[★]
- 28歳の男性。交通事故を起こし救急車で搬入された。30分前、車を運転中に前の車に追突し、ハンドルで上腹部を打撲した。意識は清明。呼吸数18/分。脈拍120/分、整。血圧110/78mmHg。右上腹部に軽度の圧痛を認めるが反跳痛はない。血液所見:赤血球312万、Hb11.2g/dl、Ht34%、白血球8,900。血清生化学所見:AST82単位、ALT78単位、LDH410単位(基準176~353)、ALP280単位(基準260以下)、アミラーゼ90単位(基準37~160)。腹部造影CTを以下に示す。
[正答]
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- 22歳の女性。発熱と顔面の紅斑とを主訴に来院した。昨年の冬に両手にRaynaud現象が出現し、時々関節痛があった。1週前、友人と海に行き日焼けをした後の皮膚に水疱を伴う皮疹が出現した。意識は清明。体温38.6℃。脈拍92/分、整。血圧110/60mmHg。顔面に蝶形紅斑を認める。頸部リンパ節腫脹を認める。胸部に異常はない。手と手指との関節に腫脹と圧痛とを認める。血液所見:赤沈48mm/1時間、赤血球306万、Hb10.2g/dl、白血球2,600。血清生化学所見:AST25単位、ALT30単位。CRP2.0mg/dl。
- この疾患でみられるのはどれか。
[正答]
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