- 英
- gastric varix, gastric varices
- 同
- 噴門部静脈瘤 cardiac varices
- 関
- 食道静脈瘤、食道胃静脈瘤
概念
- 門脈圧の亢進により胃の静脈に側副血行路が形成され、これが静脈瘤として認められたもの。
病因
疫学
病態
- 食道胃噴門部静脈瘤:食道静脈瘤と連続:奇静脈系の側副血行路 (SSUR.643)
- 孤立性胃静脈瘤:食道静脈瘤を伴わず胃噴門部弓隆部に存在:80%以上の症例で胃腎静脈シャントを形成 (SSUR.643)
症状
診断
検査
治療
- いろいろある。
カテーテルインターベンション
- 孤発性胃静脈瘤治療で中心の治療法。経カテーテル的に下大静脈から胃静脈瘤の排血路である胃腎静脈シャントを逆行性にアプローチし、胃静脈瘤を塞栓する方法。硬化剤はエタノラミンオレイトを使用。胃静脈瘤消失流は90%以上。長期的に見ても胃静脈瘤の再発率は5%以下。問題点は長期の経過中に胃静脈瘤が出現すること。(SSUR.650)
予後
予防
国試
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/05/07 13:41:48」(JST)
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静脈瘤(じょうみゃくりゅう、英: varicose vein)とは、静脈の壁の一部が何らかの要因で薄くなり、その血管が膨らむことで発病する循環器病。同様の疾患が動脈に発生した場合は動脈瘤と呼ばれる。
目次
- 1 下肢静脈瘤
- 2 食道静脈瘤
- 3 胃静脈瘤
- 4 脚注
下肢静脈瘤
下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう、英: varix of the lower extremity)は、下肢の静脈が拡張し血液が滞ることでおきる疾患。
こむらがえり、下肢のだるさなどの自覚症状に加え、色素沈着、潰瘍などの皮膚病変を主症状にすることが多い。
初期の治療法には圧迫法(弾性ストッキング着用など)、マッサージ法の保存的治療法がある。
静脈瘤の形によって、治療法が異なる。クモの巣状静脈瘤(1mm以下の細かい静脈がクモの巣状にみえる)や網目状静脈瘤(2~3mmの静脈が網の目状にみえる)は、硬化療法(高張液を静脈瘤に注射する治療法)などの適応である。
側枝型静脈瘤(孤立性の静脈の拡張・蛇行)の場合は、硬化療法で治療できる場合と、静脈瘤に逆流している元を結紮する、または結紮して硬化療法を行う。
伏在型静脈瘤では、硬化療法単独では再発が多く、高位結紮を行ってから硬化療法を行うが、高位結紮だけでも治療効果のみられる場合が多い。
伏在型を根治的に治療する場合は、静脈抜去術、瘤切除術などがある。
どの治療においても再発や、別の静脈瘤が出てくる場合があるが、不適切な治療では早期(半~1年以内)に再発する。
また、現在ではレーザーやラジオ波による静脈内膜の焼却も行われている。
なお、下肢静脈瘤の多くは、1次性静脈瘤(ふくれている、または蛇行している静脈そのものに原因のあるもの)であるが、似た症状で2次性静脈瘤(ふくれている、または蛇行している静脈瘤以外に原因のある静脈瘤)があり、これは深部静脈血栓症(かつてエコノミークラス症候群と呼ばれていた)が原因であることもあり、深部静脈が開存していることを確認した上(1次性静脈瘤と確認した上)で、治療しなければならない。
食道静脈瘤
食道静脈瘤はしばしば肝硬変に伴いみられる。かつては静脈瘤破裂により死に至ることもあった。現在は、予防的な治療が行われている。
- 内視鏡的食道静脈瘤結紮法(endoscopic variceal ligation; EVL)
- 内視鏡的硬化療法(endoscopic injecion sclerotherapy; EIS)
- 静脈離断術
- 経頚静脈肝内門脈大循環ステント短絡術 (Transjugular intrahepatic portosystemic shunt; TIPS)
胃静脈瘤
食道静脈瘤同様、肝硬変に伴い発症することが多い。予防的治療には内視鏡的治療法やinterventional radiology(IVR)によるものが主流である。
- 内視鏡的CA/EO併用法[1]
- バルーン下逆行性経静脈的塞栓術(balloon-occluded retrograde transvenous obliteration; B-RTO)[2]
脚注
- ^ Mebio 19:8,2002
- ^ 日消誌 88: 1459, 1991
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Ib群: リドカイン, フェニトイン
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II群: 交感神経β受容体遮断薬(プロプラノロールなど)
III群: アミオダロン, ソタロール(en)
IV群: カルシウム拮抗剤(ベラパミル, ジルチアゼムなど)
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Japanese Journal
- 合併症対策 門脈圧亢進症に対するIVRの進歩 : B-RTO,PSEを中心に (第1土曜特集 肝硬変Update : 肝硬変死の根絶をめざして)
- 十二指腸静脈瘤破裂に対し透視下に実施したlipiodolとn-butyl-2-cyanoacrylateの混合液による内視鏡的硬化療法が有用であった1例
- 高松 徹,大竹 はるか,上原 健志,新藤 雄司,池谷 敬,東海 浩一,池田 正俊,牛丸 信也,浅野 岳春,松本 吏弘,岩城 孝明,福西 昌徳,鷺原 規喜,浅部 伸一,宮谷 博幸,吉田 行雄
- 自治医科大学紀要 34, 87-95, 2012-03-01
- … 食道・胃静脈瘤の治療指針はほぼ確立されているが,異所性静脈瘤の治療法については一定の見解が得られていない。 …
- NAID 110008922659
- 症例報告 脾臓摘出により消失が得られた孤立性胃静脈瘤の1例
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- 病態; 門脈圧亢進により、左胃静脈、後胃静脈、短胃静脈を介する門脈への流入が障害 され、逆にスダレ様静脈を介して大循環静脈系へ流入する→心拍出量は増加する; 胃 静脈瘤は食道静脈瘤より破裂の頻度は低い(←粘膜の深い部位に存在)が、血流量が ...
- 2012年2月19日 ... 静脈内の血液の正常な流れが、何らかの原因で妨げられたときに起こります。病院で 血液検査をする際に、腕にゴムを巻いたときの静脈に似た状態です。しかし一般的には、 肝硬変と胃静脈瘤という病態は、なかなか結びつかないと思われて ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 61歳の男性。黒色便を主訴に来院した。1年前に肝細胞癌と診断され、ラジオ波焼灼を受けた。血液所見:赤血球220万、Hb7.5g/dl、白血球2,800、血小板7万、プロトロンビン時間65%(基準80~120)。血清生化学所見:アルブミン3.3g/dl、総ビリルビン1.8mg/dl、AST72単位、ALT65単位。腹部造影CTを以下に示す。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100H022]←[国試_100]→[100H024]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [104E031]←[国試_104]→[104E033]
[★]
- a 小腸血管形成異常―――硬化療法
- b 胃潰瘍露出血管―――粘膜切除術
- c 大腸憩室出血―――クリッピング
- d 大腸憩室炎―――局注療法
- e 胃静脈瘤―――アルゴンプラズマ凝固
[正答]
※国試ナビ4※ [109G027]←[国試_109]→[109G029]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105B025]←[国試_105]→[105B027]
[★]
- 消化管内視鏡下の粘膜生検が診断に有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [099D096]←[国試_099]→[099D098]
[★]
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
[★]
- 英
- chronic pancreatitis
- 関
- 膵炎
疫学
病因
- アルコール性が最も多く、胆石、栄養障害、家族性の物があるが、特発性のものが多い。(SSUR.628)
- アルコール性(50%以上)>特発性>胆石 (QB.B-357)
病態
- 慢性的な炎症による膵臓の線維化 → 内分泌機能低下、外分泌機能低下、門脈圧迫
症状
- 代償期には腹痛、非代償期には膵機能の廃絶による諸症状を呈する
- 非代償期には腹痛は見られる事は少なくなる(burn out現象)
代償期
- 飲酒、過食、脂肪食で誘発される上腹部痛、背部放散痛
非代償期
合併症
検査
- 腹部単純X線写真:膵石
- CT:膵管拡張、主膵管の数珠状拡張(QB.B-356)、膵石
- MRCP, ERCP:主膵管の拡張・狭窄
診断基準
- 慢性膵炎臨床診断基準2009
慢性膵炎の診断項目
- ①特徴的な画像所見
- ②特徴的な組織所見
- ③反復する上腹部痛発作
- ④血中または尿中膵酵素値の異常
- ⑤膵外分泌障害
- ⑥1日80g以上(純エタノール換算)の持続する飲酒歴
判定
- a.①または②の確診所見.
- b.①または②の準確診所見と,③④⑤のうち 2 項目以上.
- ③~⑥のいずれか 2 項目以上と早期慢性膵炎の画像所見が認められる.
診断項目の詳細
-
- a.膵管内の結石.
- b.膵全体に分布する複数ないしび漫性の石灰化.
- c.ERCP 像で,膵全体に見られる主膵管の不整な拡張と不均等に分布する不均一かつ不規則な分枝膵管の拡張.
- d.ERCP 像で,主膵管が膵石,蛋白栓などで閉塞または狭窄している時は,乳頭側の主膵管と分枝膵管の不規則な拡張.
- a.MRCP において,主膵管の不整な拡張と共に膵全体に不均一に分布する分枝膵管の不規則な拡張.
- b.ERCP 像において,膵全体に分布するび漫性の分枝膵管の不規則な拡張,主膵管のみの不整な拡張,蛋白栓のいずれか.
- c.CT において,主膵管の不規則なび漫性の拡張と共に膵辺縁が不規則な凹凸を示す膵の明らかな変形.
- d.US(EUS)において,膵内の結石または蛋白栓と思われる高エコーまたは膵管の不整な拡張を伴う辺縁が不規則な凹凸を示す膵の明らかな変形.
- 確診所見:膵実質の脱落と線維化が観察される.膵線維化は主に小葉間に観察され,小葉が結節状,いわゆる硬変様をなす.
- 準確診所見:膵実質が脱落し,線維化が小葉間または小葉間・小葉内に観察される.
- 以下のいずれかが認められる.
- a.血中膵酵素が連続して複数回にわたり正常範囲を超えて上昇あるいは正常下限未満に低下.
- b.尿中膵酵素が連続して複数回にわたり正常範囲を超えて上昇.
参考
- http://www.hpblondon.com/chronic-pancreatitis/
- http://www.hpblondon.com/chronic-pancreatitis/index_files/mrcp_chronic_pancreatitis.jpg
[★]
- 英
- esophageal varix, esophageal varices
- 関
- 胃静脈瘤、variceal bleeding、門脈圧
病態
- 門脈圧亢進を背景として粘膜下層~粘膜固有層の静脈叢に静脈瘤が形成される。
- 好発部位:下部食道
- 静脈瘤の形成には左胃静脈、短胃静脈、後胃静脈が関与している。
検査
上部消化管内視鏡検査
- 日本では形態(form, F)F2以上や発赤所見(red color sign, RC)RC2以上が危険な静脈瘤として予防的治療の適応となっている(SSUR.645)
- 青色静脈瘤、連珠状静脈瘤(F2)以上、red color sign陽性は治療対象(QB.A-341)
内視鏡所見の分類
- 参考3
F:form 形態
|
F0 静脈瘤として認められないもの F1 直線的な細いもの F2 連珠状、中等度 F3 結節状、腫瘤状
|
C: color 色調
|
Cw (白色静脈) Cb (青色静脈)
|
RC:red color sign 発赤所見
|
Red color sign(RC) ミミズ腫れ所見 red wale marking (RWM) サクランボ様発赤 cherry red spot様所見 (CRS) 血マメ所見 hematocystic spot (HCS)
|
- F3, red color sign [show details]
治療
- SSUR.649-
- (緊急出血)バソプレシン・ソマトスタチン:門脈の流入血流を減少させ、門脈圧を減少させる。肝機能悪化リスクあり。
- (予防)プロプラノロール・ナドロール:非選択的βブロッカーを使うことで、β2受容体を介した血管拡張がblockされα1受容体を介した血管収縮が優位となり、腸管の細動脈の収縮により門脈の血流が減少、門脈圧が低下する。さらに多く用いれば、β1受容体を介した心拍出量の低下により脾動脈血流量が減少し、門脈圧がより低下する。(参考2)
- interventional radiology, IVR
- 適応:内視鏡的硬化薬注入量法(EIS)、内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)で止血不可能な例、再発・出血を繰り返す例
予後
- 血小板減少:止血が困難となるため
- 肝硬変:総ビリルビン4mg/dl以上では硬化療法が選択できないため
参考
- フリーPDF有り
- 1. 食道静脈瘤内視鏡所見記載基準 (日本門脈圧亢進症研究会)
- 2. [charged] Primary prophylaxis against variceal hemorrhage in patients with cirrhosis - uptodate [1]
- 3. 消化器基本画像集
- 大変勉強になる資料です!!
- http://www.pariet.jp/alimentary/picture.html
[★]
- 英
- operation、surgery、operate
- 関
- 機能、外科、外科学、作動、操作、オペ、外科術、運用、操縦、術、外科手術、施行
脳外科
心臓外科
消化器
食道
直腸
-
耳鼻科
婦人科
子宮奇形
産科
[★]
- 英
- upper gastrointestinal hemorrhage、gastrointestinal bleeding GIB
- 関
- 下部消化管出血、消化管出血、吐血
概念
上部消化管出血をきたす疾患
YN.A-40
IMD.382
- 1. 消化性潰瘍(胃潰瘍が十二指腸潰瘍の1.6-3倍)
- 2. 急性胃粘膜病変
- 3. 食道静脈瘤・胃静脈瘤
- 4. 悪性腫瘍
- 5. マロリー・ワイス症候群
頻度順
検査
- BUN/Cr比:有効循環血液量に対する反応として、腎前性高窒素血症が見られる。BUN 40mg/dl以上でCrが正常であれば1000ml以上の出血が考えられる。(IMD.386)
[★]
- 関
- 食道静脈瘤、胃静脈瘤、静脈瘤
2. 形態 form, F
- F0:治療後に静脈瘤が認められなくなったもの
- F1:直線的な比較的細い静脈瘤
- F2:連珠状の中等度の静脈瘤
- F3:連節状あるいは腫瘤状の太い静脈瘤
4. 発赤所見 red color sign, RC
- RC0:発赤所見を全く認めないもの
- RC1:限局性に少数認めるもの
- RC2:RC1とRC3の間
- RC3:全周性に多数認めるもの
- ミミズ腫れ red wale marking RWM
- チェリーレッドスポット cherry-red spot CRS
- 血マメ hematocystic spot HCS
参考
- フリーPDF有り
- 食道静脈瘤内視鏡所見記載基準 (日本門脈圧亢進症研究会)
[★]
- 英
- esophageal and gastric varices, esophagogastric varix
- 関
- 食道静脈瘤、胃静脈瘤
[★]
- 英
- vein (Z)
- ラ
- vena
- 毛細血管から発生した静脈血を心臓に送るために使われる血管。
[★]
- 英
- varix, varicosity varicose vein