- 英
- esophageal and gastric varices, esophagogastric varix
- 関
- 食道静脈瘤、胃静脈瘤
UpToDate Contents
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- 1. 肝硬変患者における静脈瘤出血の予測 prediction of variceal hemorrhage in patients with cirrhosis
- 2. 静脈瘤出血治療における経頸静脈的肝内門脈大循環短絡術の役割 role of transjugular intrahepatic portosystemic shunts in the treatment of variceal bleeding
- 3. 活動性静脈瘤出血の治療 treatment of active variceal hemorrhage
- 4. 肝外門脈閉塞(門脈血栓症) extrahepatic portal vein obstruction portal vein thrombosis
- 5. 上部消化管の上皮下病変評価のための超音波内視鏡検査 endoscopic ultrasound for the characterization of subepithelial lesions of the upper gastrointestinal tract
Japanese Journal
- SY-16-5 食道・胃静脈瘤に対する直達手術の意義(SY シンポジウム,第113回日本外科学会定期学術集会)
- 松井 恒志,長田 拓哉,吉岡 伊作,澤田 成朗,渋谷 和人,橋本 伊佐也,北條 荘三,奥村 知之,吉田 徹,魚谷 英之,嶋田 裕,塚田 一博
- 日本外科学会雑誌 114(臨時増刊号2), 155, 2013-03-05
- NAID 110009713667
- SY-16-4 食道胃静脈瘤における新しい治療戦略 : 抗ウイルス療法と腹腔鏡下脾臓摘出術の意義について(SY シンポジウム,第113回日本外科学会定期学術集会)
- 赤星 朋比古,冨川 盛雅,神代 竜一,戸島 剛男,調憲橋 爪誠,前原 喜彦
- 日本外科学会雑誌 114(臨時増刊号2), 155, 2013-03-05
- NAID 110009713666
- Liver, Pancreas, and Biliary Tract 非アルコール性脂肪肝(NAFLD)における門脈圧亢進症の頻度とその予測因子の解析
- 坂本 直哉,中西 満,MENDES FLAVIA D. [他]
- Review of gastroenterology & clinical gastroenterology and hepatology 7(4), 64-66, 2013-02
- NAID 40019585717
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★リンクテーブル★
[★]
食道胃静脈瘤
- 関
- esophageal varices、esophageal varix、gastric varices、gastric varix
[★]
- 英
- esophagus (Z)
- 関
- 消化器系
解剖
- 正中面付近を下行してくるが、横隔膜近傍で左側に寄り、背面で胸大動脈と交叉する。
- L10椎体の高さで、食道裂孔を食道神経叢と共に通過して腹腔に入る
部位区分
- SSUR.456
生理的狭窄部 (KL.283, KH. 139)
- 第1狭窄部位:輪状軟骨狭窄部:cricopharyngeal constriction
- 切歯から15cm
- 食道の上端で、咽頭に連なる部位
- 下咽頭収縮筋が食道を囲み、輪状軟骨に付き、この筋の緊張によると考えられる
- 第2狭窄部位:大動脈狭窄部:bronchoaortic constriction
- 切歯から25cm
- 食道の中部で、大動脈弓と左気管支が交叉し、それによって圧される。つまり大動脈弓の
- 第3狭窄部位:横隔膜狭窄部:diaphragmatic constriction
運動 (SP.720)
組織
- 食道腺は粘膜筋板の下に存在する。 ← 粘膜下組織に腺があるのは食道の固有食道腺と十二指腸のブルンネル腺だけ
- 食道は横隔膜より上位では漿膜がなく、癌が周囲に浸潤しやすい
食道の上皮と上皮下の組織
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層構造
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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器官
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単層扁平上皮
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単層立方上皮
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単層円柱上皮
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角化重層扁平上皮
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非角化重層扁平上皮
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上皮表層の構成細胞
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粘膜固有層
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腺の構成細胞
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粘膜筋板
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粘膜下組織 (大抵、粗結合組織)
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筋層
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漿膜(結合組織+単層扁平上皮) 外膜(結合組織のみ)
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食道
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○
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食道噴門腺 (咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
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粘液細胞 (スムーズに食べ物を流す)
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縱層 (縦走筋のみ)
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固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム)
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内輪筋層 外縱筋層 (食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
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外膜(横隔膜まで) 漿膜
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臨床関連
- 食事の通過障害は生理的狭窄部でおこりやすい。特に第1狭窄部で異物が見られる (KH.141)
- 生理的狭窄部は癌の好発部位であり、第2,第3狭窄部位に多い (KH.141)
[★]
- 英
- gastric varix, gastric varices
- 同
- 噴門部静脈瘤 cardiac varices
- 関
- 食道静脈瘤、食道胃静脈瘤
概念
- 門脈圧の亢進により胃の静脈に側副血行路が形成され、これが静脈瘤として認められたもの。
病因
疫学
病態
- 食道胃噴門部静脈瘤:食道静脈瘤と連続:奇静脈系の側副血行路 (SSUR.643)
- 孤立性胃静脈瘤:食道静脈瘤を伴わず胃噴門部弓隆部に存在:80%以上の症例で胃腎静脈シャントを形成 (SSUR.643)
症状
診断
検査
治療
- いろいろある。
カテーテルインターベンション
- 孤発性胃静脈瘤治療で中心の治療法。経カテーテル的に下大静脈から胃静脈瘤の排血路である胃腎静脈シャントを逆行性にアプローチし、胃静脈瘤を塞栓する方法。硬化剤はエタノラミンオレイトを使用。胃静脈瘤消失流は90%以上。長期的に見ても胃静脈瘤の再発率は5%以下。問題点は長期の経過中に胃静脈瘤が出現すること。(SSUR.650)
予後
予防
国試
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- 英
- vein (Z)
- ラ
- vena
- 毛細血管から発生した静脈血を心臓に送るために使われる血管。
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- 英
- varix, varicosity varicose vein