- 関
- 血液尿素窒素、クレアチニン
解釈
1
-
- 1. 過剰蛋白摂取
- 2. 消化管への出血
- 3. 熱傷、高熱、大量ステロイド投与、手術、消耗性疾患(癌)などの蛋白異化亢進
- 4. 尿路不完全閉塞
- 5. 尿管直腸吻合
- 6. 脱水症(長時間の激しい運動、発汗、下痢、嘔吐、熱傷、アジソン病、腸閉塞、腹膜炎、出血(胃腸、内臓)、肺炎、重症心不全、大量出血で急に腎血流が低下したとき
2 診療の基本 p.126
BUN/Cr比≦25:下部消化管出血??????????????
BUN/Cr比≧25:上部消化管出血??????????????
3 めざせ外来診療の達人 第3版 p.31
注意
- 消化管出血といっても、大腸出血の場合はBUNは上昇しない。 (消化器疾患ビジュアルブック p.12)
WordNet
- the 3rd letter of the Roman alphabet (同)c
- (music) the keynote of the scale of C major
- a general-purpose programing language closely associated with the UNIX operating system
- the 2nd letter of the Roman alphabet (同)b
- the blood group whose red cells carry the B antigen (同)type_B, group B
- small rounded bread either plain or sweet (同)roll
PrepTutorEJDIC
- carbonの化学記号
- ロールパン;(しばしば甘味香料などを入れた)丸形パン まげ,束髪
- chromiumの化学記号
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 高齢者--脱水が重大な血栓症を招く 起床時の水分摂取を指導 (シンポジウム 脱水症の管理)
- 岩本 俊彦
- 日経メディカル (404), 121-124, 2001-07
- … ◎脱水症の診断には,BUN/Cr 比や尿酸値,電解質,血漿浸透圧の測定が有用である。 …
- NAID 40002811513
Related Links
- BUN/クレアチニン比 消化管出血 脱水 ショック BUN/Cr比とは BUN/クレアチニン比 血清 BUN・クレアチニン値の両者が測定できる場合,腎機能の評価にはクレアチニンを優先して使い,BUN 値は,クレアチニン値で割った数値である BUN ...
- BUNとNPN タンパク質以外の血中に含まれる物質の窒素の総和を残余窒素、または非タンパク質性窒素(NPN)と呼んでいる。 尿素窒素(BUN)はNPNの50~60%を占める。 残りは尿酸、アミノ酸、クレアチニン、アンモニアなどである。
- 尿素窒素(BUN)とは、尿素は、体内で蛋白質が分解されてできる最終代謝産物で、腎機能が低下すると高値を示すことから腎機能検査として用いられています。このページでは、尿素窒素(BUN)が高い・低い値を示す病態や基準値などを ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- acute renal failure, ARF
- 関
- 腎不全
HIM.1752-
定義
分類
原因部位による分類
- 1. 腎前性急性腎不全
- 2. 腎性急性腎不全
- 3. 腎後性急性腎不全
検査
腎前性急性腎不全と腎性急性腎不全の鑑別
- YN.E-21改変
指標
|
腎前性
|
腎性
|
濃縮能
|
尿浸透圧
|
>500 mOsm/L
|
<350 mOsm/L
|
尿/血漿浸透圧
|
>1.5
|
<1.1
|
尿/血清Cr比
|
> 40
|
< 20
|
尿/血清BUN比
|
> 20 尿の濃縮は正常(ってこと?)
|
< 20
|
BUN/血清Cr (BUN/Cr比)
|
> 20 腎前性要素(腎血量↓)を示唆
|
< 20
|
Na再吸収
|
尿中Na濃度
|
< 20 mEq/L
|
> 40 mEq/L
|
FENa
|
< 1.0% 尿細管機能は保たれる
|
> 1.0% Naダダ漏れ
|
治療
病期に応じた治療
- 体液欠乏の補充、腎後性閉塞の検索、腎毒性物質の中止、基礎疾患の治療、フロセミド、マンニトールの使用
- 血液浄化療法、水・電解質の維持、K摂取制限、アシドーシス補正、リン結合薬・Caの投与、適切な蛋白・カロリーの摂取、尿毒症の自他覚所見の監視、感染の監視、腎機能障害の程度に応じた薬物投与量の減量
- 多量の体液電解質喪失の監視と補充、感染の監視、適切な薬物投与量
血液浄化療法
急性腎不全における血液浄化療法の導入基準
- 出典不明
- 1)腎不全による溢水症状、肺水腫、心タンボナーデ
- 2)腎不全による中枢神経症状
- 3)腎不全による消化器症状
- 1)BUN上昇1日20mg/dl以上
- 2)血清K 6-6.5mEq/I以上
- 3)血清重炭酸イオン 12-15mEq/l未満
- 出典不明
- 意識障害、肺水腫の出現
- 3日以上続く乏尿
- 血清Cr 7mg/dl以上
- 血清K 6mg/l以上
予防
- 全般 :必要最小限の薬剤使用、補液による尿量の確保
- 造影剤:腎機能低下例(多発性骨髄腫、糖尿病性腎症、慢性腎不全)では造影剤の使用を避ける
- 高尿酸尿の予防:悪性腫瘍、白血病に対し細胞崩壊を来す薬剤を使用する場合にはアロプリノールを投与し尿酸の産生を抑制する
[★]
- 英
- blood urea nitrogen BUN
- 同
- 血中尿素窒素、血清尿素窒素 serum urea nitrogen SUN ←最近は、ほとんどの施設で血清をサンプルとしているので、こっちを使うべき
- 関
- BUN/Cr比、尿素窒素、クレアチニン
[show details]
- 血中残余窒素の半分が尿素。腎障害の時に増加する(医学略語辞典)
基準値
- 8-20mg/dl(流れが分かる実践検査マニュアル上巻 p.12)
- 7-20mg/dl(HIM A.)
検査値の異常 (異常値の出るメカニズム第5版 p.144)
BUN上昇
- 赤血球・血漿蛋白が腸管内で分解 → 分解されて生成するNH3が小腸で吸収される → BUN↑
- 腎後性に尿排泄が阻害されると尿素が血液中にうっ滞する。
[★]
- 英
- upper gastrointestinal hemorrhage、gastrointestinal bleeding GIB
- 関
- 下部消化管出血、消化管出血、吐血
概念
上部消化管出血をきたす疾患
YN.A-40
IMD.382
- 1. 消化性潰瘍(胃潰瘍が十二指腸潰瘍の1.6-3倍)
- 2. 急性胃粘膜病変
- 3. 食道静脈瘤・胃静脈瘤
- 4. 悪性腫瘍
- 5. マロリー・ワイス症候群
頻度順
検査
- BUN/Cr比:有効循環血液量に対する反応として、腎前性高窒素血症が見られる。BUN 40mg/dl以上でCrが正常であれば1000ml以上の出血が考えられる。(IMD.386)
[★]
- 英
- blood urea nitrogen/creatinine ratio
- 同
- BUN/Cr ratio
- 関
- 尿素窒素、クレアチニン、BUN/Cr比
[★]
- 関
- SUN、クレアチニン、BUN/Cr比、血液尿素窒素/クレアチニン比
[★]
- Mg2+存在下でC3, B, Dが反応してC3bBbとなり、これがC3転換酵素(C3bBb)あるいはC5転換酵素(C3bBb3b)を形成する。これらはP(properdin)と結合して活性化し、それぞれC3、C5を活性化する
[★]
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[★]
[★]
- 英
- ratio
- 関
- 率
- 分子と分母の間に全体と部分の関係がないもの。
- 0~∞の値をとる。