- 関
- 食道静脈瘤内視鏡所見記載基準、食道静脈瘤
- 白色静脈瘤より破裂しやすい。
- 静脈血のうっ滞を反映か?
UpToDate Contents
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- 1. 下肢慢性静脈疾患の概要および管理 overview and management of lower extremity chronic venous disease
- 2. 下肢慢性静脈疾患の分類 classification of lower extremity chronic venous disorders
- 3. 外陰膣静脈瘤と骨盤内うっ血症候群 vulvovaginal varicosities and pelvic congestion syndrome
- 4. 下肢毛細血管拡張症、網状脈および小静脈瘤のレーザーおよび光線療法 laser and light therapy of lower extremity telangiectasias reticular veins and small varicose veins
- 5. 下肢慢性静脈疾患の臨床的評価 clinical evaluation of lower extremity chronic venous disease
Japanese Journal
- 小児における予防的食道静脈瘤硬化療法の適応基準 : 食道静脈瘤出血例の内視鏡所見による検討
- 東本 恭幸,連 利博,毛利 成昭,大畠 雅之,岡 成光,西島 栄治,津川 力
- 日本小児外科学会雑誌 35(4), 661-665, 1999-06-20
- … Cbであった.再出血時の所見では, 全例RC陽性であったが, Cb症例(n=14)ではF1の静脈瘤が4例(29%)に見られたのに対し, Cw症例(n=4)ではいずれもF2の静脈瘤を有していた.【結論】小児における予防的食道静脈瘤硬化療法の適応基準としては, (1)硬化療法の既往のない症例では, F2以上で, RC陽性または青色静脈瘤, (2)硬化療法の既往がある症例では, RC陽性で, F2以上または青色静脈瘤, とするのが妥当と考えられた. …
- NAID 110002110451
- 別府 和茂 [他],井口 潔,中山 真一,坂田 久信,河野 仁志,小林 廸夫,朔 元則
- 肝臓 22(1), 102-109, 1981
- This study demonstrated the most valuable factors of endoscopic findings by the classification of Portal Hypertension Society. The endoscopic findings of esophageal varices in 172 patients including 1 …
- NAID 130000877051
- 鎌田 悌輔 [他],畑山 充,小林 絢三,山本 祐夫
- 肝臓 20(1), 53-62, 1979
- The clinical value on the diagnostic criteria of the endoscopical findings of the esophageal varices which was proposed in 7th surgical society for the study of the portal venous system was debated up …
- NAID 130000874739
Related Links
- <食道造影> 静脈瘤は食道内へと突出するために静脈が蛇行している様子などが明らかになります。 <内視鏡検査> 静脈瘤が破裂しそうかどうかもある程度判断することができます。 基本色調は、白色静脈瘤と青色静脈瘤で、後者が ...
- 食道胃静脈瘤 a26 esophagogastric varix 定義 門脈圧亢進症により発生した側副血行により食道・胃の粘膜下層を主座として静脈が拡張・蛇行し瘤状に隆起した状態。 病態 ①肝硬変などが原因で門脈圧が200mmH 2 Oを超えるように ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- esophageal varix, esophageal varices
- 関
- 胃静脈瘤、variceal bleeding、門脈圧
病態
- 門脈圧亢進を背景として粘膜下層~粘膜固有層の静脈叢に静脈瘤が形成される。
- 好発部位:下部食道
- 静脈瘤の形成には左胃静脈、短胃静脈、後胃静脈が関与している。
検査
上部消化管内視鏡検査
- 日本では形態(form, F)F2以上や発赤所見(red color sign, RC)RC2以上が危険な静脈瘤として予防的治療の適応となっている(SSUR.645)
- 青色静脈瘤、連珠状静脈瘤(F2)以上、red color sign陽性は治療対象(QB.A-341)
内視鏡所見の分類
- 参考3
F:form 形態
|
F0 静脈瘤として認められないもの F1 直線的な細いもの F2 連珠状、中等度 F3 結節状、腫瘤状
|
C: color 色調
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Cw (白色静脈) Cb (青色静脈)
|
RC:red color sign 発赤所見
|
Red color sign(RC) ミミズ腫れ所見 red wale marking (RWM) サクランボ様発赤 cherry red spot様所見 (CRS) 血マメ所見 hematocystic spot (HCS)
|
- F3, red color sign [show details]
治療
- SSUR.649-
- (緊急出血)バソプレシン・ソマトスタチン:門脈の流入血流を減少させ、門脈圧を減少させる。肝機能悪化リスクあり。
- (予防)プロプラノロール・ナドロール:非選択的βブロッカーを使うことで、β2受容体を介した血管拡張がblockされα1受容体を介した血管収縮が優位となり、腸管の細動脈の収縮により門脈の血流が減少、門脈圧が低下する。さらに多く用いれば、β1受容体を介した心拍出量の低下により脾動脈血流量が減少し、門脈圧がより低下する。(参考2)
- interventional radiology, IVR
- 適応:内視鏡的硬化薬注入量法(EIS)、内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)で止血不可能な例、再発・出血を繰り返す例
予後
- 血小板減少:止血が困難となるため
- 肝硬変:総ビリルビン4mg/dl以上では硬化療法が選択できないため
参考
- フリーPDF有り
- 1. 食道静脈瘤内視鏡所見記載基準 (日本門脈圧亢進症研究会)
- 2. [charged] Primary prophylaxis against variceal hemorrhage in patients with cirrhosis - uptodate [1]
- 3. 消化器基本画像集
- 大変勉強になる資料です!!
- http://www.pariet.jp/alimentary/picture.html
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- 関
- 食道静脈瘤、食道静脈瘤内視鏡所見記載基準
- 食道静脈瘤の内視鏡的評価項目の一つ
- 基本色調 color
- Cw:白色静脈瘤(white)
- Cb:青色静脈瘤(blue) → 破裂リスクが高い
参考
- http://www.ichou.jp/ency/Desp/espvrx.html
- http://kokushinado.ame-zaiku.com/gastro/1_varices.html
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- 英
- vein (Z)
- ラ
- vena
- 毛細血管から発生した静脈血を心臓に送るために使われる血管。
[★]
- 英
- blue、cyan
- 関
- 青、シアン、青い
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- 英
- varix, varicosity varicose vein