- 英
- carbidopa
- 商
- カルコーパ配合、ドパコール、ネオドパストン配合、パーキストン配合、メネシット配合、レプリントン、レプリントン配合
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- パーキンソン病の治療経過中に生じた wearing-off 現象に対し抑肝散料が奏効した2症例
- 川鍋 伊晃,及川 哲郎,志村 秀樹 [他],花輪 壽彦
- 日本東洋医学雑誌 64(2), 108-114, 2013
- … 今回我々は,抗パーキンソン病薬であるレボドパ・カルビドパ配合剤による治療経過中に,レボドパ誘発性の幻覚の訴えおよびレボドパの薬効時間の短縮に伴う運動症状の日内変動(wearing-off 現象)を認めた2例のパーキンソン病症例に対し,レボドパ・カルビドパ配合剤の内服治療と並行して漢方随証治療として抑肝散料を投与した。 …
- NAID 130003369922
- 薬を極めて服薬指導(4)L-ドパ・カルビドパ水和物
- 薬物療法 主な治療薬の種類と特徴 L-ドーパ製剤 概要,薬理作用,用法・用量,有用性 (パーキンソン病--基礎・臨床研究のアップデート) -- (治療)
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- カルビドパは脱炭酸酵素阻害薬であり、末梢におけるレボドパからドパミンへの変換を 抑制する。なお、カルビドパ ... なお、カルビドパやベンセラジドとは別の作用機序で レボドパの作用増強を表す薬物としてセレギリン(商品名:エフピー)がある。ドパミンは MAOB ...
- ネオドパストン,メネシットとは?レボドパ,カルビドパの効能,副作用等を説明,ジェネリック や薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
有効成分の名称
含量
- 1錠中 日局 レボドパ100mg、日局 カルビドパ水和物10.8mg(無水カルビドパとして10mg)
添加物
- トウモロコシデンプン、アルファー化デンプン、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、二酸化ケイ素、ステアリン酸Mg、黄色5号アルミニウムレーキ
禁忌
- 閉塞隅角緑内障の患者[眼圧上昇を起こし、症状が悪化するおそれがある。]
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 非選択的モノアミン酸化酵素阻害剤投与中の患者(「重要な基本的注意」、「相互作用」の項参照)
効能または効果
レボドパ未服用患者
- 通常成人に対し、レボドパ量として1回100〜125mg、1日100〜300mg経口投与よりはじめ、毎日又は隔日にレボドパ量として100〜125mg宛増量し、最適投与量を定め維持量(標準維持量はレボドパ量として1回200〜250mg、1日3回)とする。
なお、症状により適宜増減するが、レボドパ量として1日1500mgを超えないこととする。
レボドパ既服用患者
- 通常成人に対し、レボドパ単味製剤の服用後、少なくとも8時間の間隔をおいてから、レボドパ1日維持量の約1/5量に相当するレボドパ量を目安として初回量をきめ、1日3回に分けて経口投与する。以後、症状により適宜増減して最適投与量を定め維持量(標準維持量はレボドパ量として1回200〜250mg、1日3回)とするが、レボドパ量として1日1500mgを超えないこととする。
慎重投与
- 肝又は腎障害のある患者[副作用の発現が増加するおそれがある。]
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍のある患者又はその既往歴のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
- 糖尿病患者[血糖値の上昇を誘発し、インスリン必要量を増大させるとの報告がある。]
- 重篤な心・肺疾患、気管支喘息又は内分泌系疾患のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
- 慢性開放隅角緑内障の患者[眼圧上昇を起こし、症状が悪化するおそれがある。]
- 自殺傾向など精神症状のある患者[精神症状が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
Syndrome malin(頻度不明)
- 急激な減量又は投与中止により、高熱、意識障害、高度の筋硬直、不随意運動、ショック状態等があらわれることがあるので、このような場合には、再投与後、漸減し、体冷却、水分補給等適切な処置を行うこと。
錯乱、幻覚、抑うつ(いずれも頻度不明)
- 錯乱、幻覚、抑うつがあらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には減量又は休薬するなど適切な処置を行うこと。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍の悪化(いずれも頻度不明)
- 胃潰瘍・十二指腸潰瘍の悪化があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
溶血性貧血(頻度不明)
- 溶血性貧血があらわれることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
突発的睡眠(頻度不明)
- 前兆のない突発的睡眠があらわれることがあるので、このような場合には、減量、休薬又は投与中止等の適切な処置を行うこと。(「重要な基本的注意」5.の項参照)
有効成分に関する理化学的知見
レボドパ
一般名
化学名
分子式
分子量
融点
性状
- 白色又はわずかに灰色を帯びた白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。
ギ酸に溶けやすく、水に溶けにくく、エタノール(95)にほとんど溶けない。希塩酸に溶ける。
飽和水溶液のpHは5.0〜6.5である。
カルビドパ水和物
一般名
- カルビドパ水和物(Carbidopa Hydrate)
化学名
- (2S )-2-(3,4-Dihydroxybenzyl)-2-hydrazinopropanoic acid monohydrate
分子式
分子量
融点
性状
- 白色〜帯黄白色の粉末である。
メタノールにやや溶けにくく、水に溶けにくく、エタノール(95)に極めて溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- serotonin syndrome
- 関
- セロトニン、セロトニン受容体
概念
- 抗うつ薬(特に SSRI と呼ばれる選択的セロトニン再取り込み阻害薬。≒セロトニン受容体作動薬)などのセロトニン系の薬物を服用中に出現する副作用
- 精神症状(不安、混乱する、いらいらする、興奮する、動き回るなど)
- 錐体外路症状(手足が勝手に動く、震える、体が固くなるなど)
- 自律神経症状(汗をかく、発熱、下痢、脈が速くなるなど)
- 服薬開始数時間以内に症状が表れることが多い
- 服薬を中止すれば24時間以内に症状は消失
- 「不安」、「混乱する」、「いらいらする」に加えて以下の症状がみられる場合に医療機関受診を推奨している(参考1)
- 「興奮する」、「動き回る」、「手足が勝手に動く」、「眼が勝手に動く」、「震える」、「体が固くなる」、「汗をかく」、「発熱」、「下痢」、「脈が速くなる」
原因となりうる薬剤
トリプトファン、アンフェタミン、コカイン、MDMA、LSD、レボドパ、カルビドパ、トラマドール、ペンタゾシン、メペリジン、SSRI、SNRI、TCA、MAO阻害薬、リネゾリド、5-HT3阻害薬(オンダンセトロン、グラニセトロン)、メトクロプラミド(プリンペラン)、バルプロ酸、カルバマゼピン、シブトラミン(やせ薬)、シクロベンザプリン(中枢性筋弛緩)デキストロメルファン、(メジコン)、ブスピロン(5-HT1A阻害薬、抗不安薬)、トリプタン製剤、エルゴタミン、フェンタニル、リチウム
診断基準
- QJM. 2003 Sep;96(9):635-42
Hunter criteria
感度84%, 特異度97%
参考
- http://www.pmda.go.jp/files/000144659.pdf
[★]
商品名
会社名
成分
薬効分類
薬効
- パーキンソン病[レボドパ・カルビドパ投与において症状の日内変動(wearing-off現象)が認められる場合]を効能・効果とする新医療用配合剤
禁忌
注意するべき副作用
[★]
- 英
- entacapone
- 商
- コムタン
- 関
- レボドパ、カルビドパ、カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ COMT
- 抗パーキンソン剤
- 末梢COMT阻害薬であり、レボドパ・カルビドパ又はレボドパ・塩酸ベンセラジドと併用され、レボドパから3-O-メチルドパ(3-OMD)の代謝経路を阻害することでレボドパの生物学的利用率を増大させ、そのため血中レボドパの脳内移行を効率化する。
[★]
商品名
会社名
成分
薬効分類
薬効
- レボドパ含有製剤を含む既存の薬物療法で十分な効果が得られないパーキンソン病の症状の日内変動(wearing-off現象)の改善を効能・効果とする新医療用配合剤
【希少疾病用医薬品】
[★]
レボドパ、カルビドパ水和物(カルビドパ)
- 関
- 抗パーキンソン剤