ニトログリセリン
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Japanese Journal
- 千村 収一
- 動物の循環器 = Advances in animal cardiology 31(1), 34-42, 1998-06-00
- NAID 10008287443
- 107)ニトログリセリン舌下錠と噴霧薬の狭心発作寛解効果の比較 : 口内乾燥度との関連(日本循環器学会第77回近畿地方会)
- 苅田 真子,佐藤 秀幸,尾崎 仁,堀 正二,鎌田 武信,一森 三千男,李 正明,福井 須賀男,明比 教幸,前田 孝雄,杉井 道夫,島津 敬,松山 泰三
- Japanese circulation journal 59(SupplementII), 722, 1995-06-20
- NAID 110002620360
Related Links
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ニトログリセリン舌下錠0.3mg「NK」
組成
- ニトログリセリン舌下錠0.3mg「NK」は、1錠中に次の成分を含有する。
有効成分・含有量
添加物
- 乳糖水和物、アラビアゴム、タルク、トウモロコシデンプン
禁忌
[血管拡張作用により、さらに血圧を低下させ、症状を悪化させるおそれがある。]
[眼圧を上昇させるおそれがある。]
[頭蓋内圧を上昇させるおそれがある。]
[血圧低下により貧血症状 (めまい、立ちくらみ等) を悪化させるおそれがある。]
- 硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤 (シルデナフィルクエン酸塩、バルデナフィル塩酸塩水和物、タダラフィル) を投与中の患者
[本剤とこれらの薬剤との併用により降圧作用が増強され、過度に血圧を低下させることがある。(「相互作用」の項参照)]
効能または効果
- 狭心症、心筋梗塞、心臓喘息、アカラジアの一時的緩解
- ニトログリセリンとして、通常成人0.3〜0.6mg (本剤1〜2錠) を舌下投与する。狭心症に対し投与後、数分間で効果のあらわれない場合には、更に0.3〜0.6mg (本剤1〜2錠) を追加投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
[血管拡張作用により、さらに血圧を低下させるおそれがある。]
[血圧を低下させるおそれがある。]
[心拍出量が低下し、ショックを起こすおそれがある。]
[心室内圧較差の増強をもたらし、症状を悪化させるおそれがある。]
薬効薬理
- ニトログリセリンは容量血管である静脈系に強く作用して静脈還流量を減少させ肺うっ血を軽減し左室充満圧や左室拡張末期容積を減少させる。3, 4)
- 比較的弱いが、抵抗血管である細動脈に作用して末梢血管抵抗を減少させ後負荷を軽減する。この結果心仕事量、心筋 02需要が減少する。3, 4)
- 直接冠動脈を拡張し冠血流量を増加させ心筋虚血を改善する。さらに、側副血行路を拡張して、虚血に陥りやすい心筋内膜の血流を改善する。また、ニトログリセリンは冠血管スパズム (攣縮) を緩解し冠血流の減少を抑制する作用や、比較的太い冠動脈を拡張することでCoronary Steal (盗流現象) を起こさないことが知られている。3, 4)
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
化学名:
- glyceryl trinitrate 又は1, 2, 3-propanetriol trinitrate
分子式:
分子量:
- 227.09
- ニトログリセリンは、常温では無色澄明の粘稠性の液体で、味は甘く灼熱感があり、衝撃により爆発する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- vasodilator、vasodilatator
- 関
- 血管拡張薬
商品
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- nitroglycerin NTG, glycerol trinitrate, GTN
- ラ
- nitroglycerinum
- 商
- ニトロダーム、バソレーター、ミオコール、ジドレン、ニトロペン、ミニトロテープ、ミリステープ、ミリスロール、メディトランステープ
- 関
- 血管拡張剤
薬理作用
- 血管平滑筋への直接作用により、特に冠血管を拡張し心筋への酸素供給を増加し、また末梢血管を拡張して前負荷および後負荷を低下させ、心仕事量を軽減する。
- 還流静脈血量が減少するので、拡張期の心室血液量は減少(decreased right and left ventricular filling)
- [低用量]特に静脈を拡張させる → 前負荷の軽減。血管抵抗は不変なので前負荷が減少した分、心拍出量が低下する。動脈の拡張は冠状動脈、顔面の血管、髄膜の細血管でおこる。後者2者は副作用(顔面の紅潮、頭痛)を来す機序と関係。(PHD.414)
- [高用量]全身の細動脈と細静脈を拡張させる。これにより低血圧となり頻脈をおこす。けど、心不全の患者の場合はこれは起こらない(後負荷↓→十分なCO→交感神経緊張↓)。(PHD.414)
適応
[★]
- 英
- serine, Ser, S
- 同
- 2-アミノ-3-ヒドロキシプロピオン酸 2-amino-3-hydroxypropionic acid
- 関
- アミノ酸
- 極性。無電荷。
- ヒドロキシル基(hydroxyl group)を有する。
- アラニンの側鎖にヒドロキシル基が付いた形をしている。
- 側鎖:
-CH2-OH
- Kinaseの標的となり、リン酸イオンが結合する。
-CH2-O-H2PO3
[★]
- 英
- hypoglottis、hypoglossal、sublingual、sublingually
[★]
- 同
- グリセロール
- 関
- 下剤,浣腸剤