ニトレンジピン
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- お役立ち情報 トップ トピックス 日々の診療・服薬指導にご活用いただける情報を掲載しています。 Webセミナーライブラリ 5疾病における地域医療連携をテーマにしたWebセミナーをご視聴いただけます。 薬局訪問記 全国の薬局の様々 ...
- バロテイン錠10について薬剤師が解説します。効果・副作用・妊娠中や子供の服用の注意点、同じ成分の薬も掲載。バロテイン錠10についてわからないことがあれば薬剤師に無料で相談することもできます。
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
バロテイン錠5
組成
- バロテイン錠5:1錠中に日局ニトレンジピン5mgを含有する。
添加物として、カルナウバロウ、カルメロースCa、軽質無水ケイ酸、結晶セルロース、酸化チタン、三二酸化鉄、ステアリン酸Mg、タルク、乳糖、ヒプロメロース、マクロゴール6000を含有する。
禁忌
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人〔本剤は動物実験で催奇形作用及び胎児致死作用が報告されている。〕(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
効能または効果
- ニトレンジピンとして、通常、成人1回5〜10mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。
- 狭心症
- ニトレンジピンとして、通常、成人1回10mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。
慎重投与
- 過度に血圧の低い患者
- 重篤な肝機能障害のある患者〔肝硬変患者で血中濃度の増加が報告されている。〕
- 重篤な腎機能障害のある患者〔腎機能が悪化することがある。〕
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
- (頻度不明)
- 過度の血圧低下により意識消失、呼吸減弱、顔面蒼白等のショック様症状があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 細胞膜における電位依存性カルシウムチャンネルを遮断し、細胞内へのカルシウムイオンの流入を阻害することにより、カルシウム依存性の一連の細胞内反応を抑制し、血管平滑筋を弛緩させ降圧作用を示す。
- 冠血管拡張による冠血流の増大と末梢血管拡張による後負荷の軽減により抗狭心症作用を示す。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 3-Ethyl 5-methyl (4RS)-2,6-dimethyl-4-(3-nitrophenyl)-1,4-dihydropyridine-3,5-dicarboxylate
分子式
分子量
融点
性状
- ニトレンジピンは黄色の結晶性の粉末である。アセトニトリルにやや溶けやすく、メタノール又はエタノール(99.5)にやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。光によって徐々に帯褐黄色となる。アセトニトリル溶液(1→50)は旋光性を示さない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- vasodilator、vasodilatator
- 関
- 血管拡張薬
商品
[★]
- 英
- nitrendipine
- 商
- エカテリシン、エレナール、コバテンシン、シェトラゾーナ、ダウンテンシン、ドスペロピン、ニトプレス、ニトレジック、ニトレナール、ニルジピン、バイニロード、バイロテンシン、バロジピン、バロテイン、ヒシロミン