ベニジピン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ベニトーワ錠2mg
組成
1錠中の有効成分:
添加物:
- 乳糖水和物、バレイショデンプン、ステアリン酸Mg、ヒプロメロース、マクロゴール、タルク、酸化チタン、黄色三二酸化鉄、その他1成分
禁忌
心原性ショックの患者
妊婦又は妊娠している可能性のある女性(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
効能または効果
高血圧症、腎実質性高血圧症
狭心症
高血圧症、腎実質性高血圧症
- 通常、成人にはベニジピン塩酸塩として1日1回2〜4mgを朝食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、効果不十分な場合には、1日1回8mgまで増量することができる。
ただし、重症高血圧症には1日1回4〜8mgを朝食後経口投与する。
狭心症
- 通常、成人にはベニジピン塩酸塩として1回4mgを1日2回朝・夕食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
過度に血圧の低い患者
重篤な肝機能障害のある患者
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
肝機能障害、黄疸:
(頻度不明)
- AST(GOT)、ALT(GPT)、γ−GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ※※ジヒドロピリジン系のCa2+チャネル遮断薬で、血管平滑筋の電位依存性Ca2+チャネル(L型チャネル)を選択的に遮断し、細動脈の拡張による血圧下降をもたらす。作用発現は緩徐で降圧作用は持続的である。1日1回投与で24時間にわたり安定した降圧効果が得られ、長期間投与でも耐性は生じないといわれる。抗狭心症作用及び腎不全時の腎機能改善作用もある6)。
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- vasodilator、vasodilatator
- 関
- 血管拡張薬
商品
[★]
- 英
- benidipine
- 化
- 塩酸ベニジピン、ベニジピン塩酸塩、benidipine hydrochloride
- 商
- コニール、コニプロス、ベニトーワ
- 関
- カルシウム拮抗薬、血管拡張剤