ジラゼプ
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
タンタリック錠50mg
組成
- タンタリック錠50mg:1錠中に日局ジラゼプ塩酸塩水和物50mgを含有する。
添加物として、カルナウバロウ、酸化チタン、ステアリン酸Mg、タルク、トウモロコシデンプン、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、マクロゴール6000を含有する。
効能または効果
- 狭心症、その他の虚血性心疾患(心筋梗塞を除く)に用いる場合には1回ジラゼプ塩酸塩水和物として50mgを1日3回経口投与する。
年齢及び症状により適宜増減する。
- 下記疾患における尿蛋白減少
腎機能障害軽度〜中等度のIgA腎症
- 腎疾患に用いる場合には1回ジラゼプ塩酸塩水和物として100mgを1日3回経口投与する。
年齢及び症状により適宜増減する。
慎重投与
- 重篤な肝機能障害のある患者〔副作用として一過性のALT(GPT)上昇が報告されているため、肝機能障害を悪化させるおそれがある。〕
薬効薬理
- 冠動脈及び腎動脈の血流量増加作用を示すと共に、側副血行路の形成を促す。3)
- 心臓の虚血部への血流増加と虚血部における酸素利用効率の向上により、心筋保護作用を示す。これには虚血領域から遊離したアデノシンの作用の増強が重要とされている。3)
- 血小板凝集能・粘着能の異常亢進の抑制作用や、赤血球変形能と血液流動性の改善作用を有する。腎機能改善作用もある。3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ジラゼプ塩酸塩水和物(Dilazep Hydrochloride Hydrate)
化学名
- 3,3´-(1,4-Diazepane-1,4-diyl)dipropyl bis(3,4,5-trimethoxybenzoate) dihydrochloride monohydrate
分子式
分子量
融点
性状
- ジラゼプ塩酸塩水和物は白色の結晶性の粉末で、においはない。酢酸(100)又はクロロホルムに溶けやすく、水にやや溶けやすく、エタノール(95)又は無水酢酸に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- vasodilator、vasodilatator
- 関
- 血管拡張薬
商品
[★]
- 英
- dilazep
- 化
- 塩酸ジラゼプ ジラゼプ塩酸塩 dilazep dihydrochloride
- 商
- コメリアン、コロンメン、ジラゼプ塩酸塩、スプラン、スミドルミン、タンタリック、トルクシール