トラピジル
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- 沢井製薬株式会社のカルナコール錠100mg(循環器官用剤)、一般名トラピジル( Trapidil) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
- カルナコールとは。効果、副作用、使用上の注意。 冠動脈(心臓の表面を取り巻いて いる血管)の内腔(ないくう)を広げて、心臓の活動に必要な血流量を改善する作用のある 薬です。 そのため、 狭心症 ・ 心筋梗塞(しんきんこうそく)の治療と予防 、 冠動脈硬化症 .
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
カルナコール錠50mg
組成
- カルナコール錠50mg:1錠中に日局トラピジル50mgを含有する。
添加物として、カルナウバロウ、カルメロースCa、軽質無水ケイ酸、結晶セルロース、サラシミツロウ、酸化チタン、ステアリン酸Mg、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、マクロゴール6000を含有する。
禁忌
- 頭蓋内出血発作後、止血が完成していないと考えられる患者〔本剤は血小板凝集抑制作用を有する。〕
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 狭心症
- カルナコール錠50mg:通常、成人1回2錠(トラピジルとして100mg)、1日3回経口投与する。なお、症状により適宜増減する。
- カルナコール錠100mg:通常、成人1回1錠(トラピジルとして100mg)、1日3回経口投与する。なお、症状により適宜増減する。
慎重投与
重大な副作用
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTP上昇等の肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 冠血管拡張作用を有し、冠血流量を増加させ、心筋の内層、外層血流、虚血部血流を改善する。
- トロンボキサンA2合成の抑制とプロスタサイクリン生成促進によって血管弛緩及び血小板凝集抑制作用を示す。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 7-Diethylamino-5-methyl[1,2,4]triazolo[1,5-α]pyrimidine
分子式
分子量
融点
性状
- トラピジルは白色〜微黄白色の結晶性の粉末である。水又はメタノールに極めて溶けやすく、エタノール(95)、無水酢酸又は酢酸(100)に溶けやすく、ジエチルエーテルにやや溶けにくい。1.0gを水100mLに溶かした液のpHは6.5〜7.5である。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- vasodilator、vasodilatator
- 関
- 血管拡張薬
商品
[★]
- 英
- trapidil
- 商
- アンギクロメン、エステリノール、オールパールン、カルナコール、セオアニン、ロコルナール