- 英
- cholesterol embolization、cholesterol embolism
- 関
- 粥状塞栓形成
参考
uptodate
- 1. [charged] アテローム性プラークに起因する塞栓症:アテローム塞栓症(コレステロール結晶塞栓症) - uptodate [1]
- 2. [charged] 腎アテローム塞栓症の臨床的特徴 - uptodate [2]
国試
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- コレステロール結晶塞栓症 (Cholesterol Crystal. Embolization:CCE)の 臨床. ・. 病 理学的検討. 皮膚 。 病理所見の推移と早期診断における. 皮膚生検の重要性について. 大西 泰 彦. 東邦大学医学部皮膚科学第 1講座. 要約 :コレステロール結晶塞栓症 ...
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[★]
- 60歳の男性。腎機能の低下について他科からのコンサルテーションを受けた。5年前から年に数回胸痛を訴えており、最近頻度が増加したので、1週前に精査のため入院した。6日前に心臓カテーテル検査で1枝病変が確認された。3日前から血清クレアチニンの上昇が認められ、徐々に悪化している。昨日から第2趾先端部に疼痛を伴う紫色の変色が認められた。30歳から高血圧で降圧薬の投与を受けている。40歳から糖尿病で経口糖尿病薬の投与を受けている。喫煙は30本/日を30年間。飲酒はビール大瓶2本/日を25年間。意識は清明。身長170cm、体重95kg。体温37.2℃。脈拍72/分、整。血圧 160/90mmHg。尿所見:蛋白1+、糖1+、潜血3+。血液所見:赤血球420万、Hb 14g/dl、Ht 42%、白血球 7,000、血小板 14万。血液生化学所見:血糖 180mg/dl、HbA1C 7.5%、総蛋白 7.0g/dl、アルブミン 4.5g/dl、尿素窒素 70mg/dl、クレアチニン5.2mg/dl、尿酸 8.0mg/dl、総コレステロール 310mg/dl、トリグリセリド 220mg/dl、総ビリルビン 1.0mg/dl、直接ビリルビン 0.5mg/dl、AST 32IU/l、ALT 25IU/l、LD <LDH> 480IU/l(基準176~353)、ALP 250IU/l(基準115~359)、Na 141mEq/l、K 5.2mEq/l、Cl 102mEq/l、Ca 9.0mg/dl、P 5.1mg/dl。CRP 1.2mg/dl。
[正答]
※国試ナビ4※ [103A049]←[国試_103]→[103A051]
[★]
- 64歳の男性。下肢の痛み、感覚鈍麻および体重減少を主訴に来院した。半年前の健康診断で高血糖を初めて指摘されたが腎障害はなく医療機関を受診しなかった。1か月前から両下肢感覚鈍麻があり、食欲低下が続き体重が3kg減少した。身長170cm、体重58kg。体温37.0℃。脈拍92/分、整。血圧148/86mmHg。呼吸数16/分。心音と呼吸音とに異常を認めない。両下腿の感覚低下を認める。下腿に浮腫と紫斑とを認めない。尿所見:蛋白3+、糖(-)、沈渣に赤血球30~49/1視野、顆粒円柱1-4/1視野。血液所見:赤血球311万、Hb 9.5g/dl、Ht 29%、白血球4,500(分葉核好中球63%、好酸球4%、好塩基球1%、単球7%、リンパ球25%)、血小板24万。血液生化学所見:空腹時血糖132mg/dl、HbA1c(NGSP)6.4 %(基準4.6~6.2)、総蛋白6.8g/dl、アルブミン3.0g/dl、尿素窒素69mg/dl、クレアチニン4.3mg/dl、総コレステロール266mg/dl、トリグリセリド215mg/dl、Na 140mEq/l、K 6.0mEq/l、Cl 110mEq/l、Ca 8.6mg/dl、P 5.0mg/dl。免疫学所見:CRP 3.5mg/dl、CH50 54.7U/l(基準30~40)。腎生検のPAS染色標本(別冊No.21)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107A049]←[国試_107]→[107A051]
[★]
- 64歳の男性。右下肢のしびれと体重減少を主訴に来院した。1か月前から右下肢のしびれと食欲低下が続き、体重が3kg減少したため受診した。半年前の健康診断で初めて高血糖を指摘されたが、腎障害は指摘されていなかった。身長 170cm、体重 58kg。体温 37.0℃。脈拍 92/分、整。血圧 148/86mmHg。呼吸数 16/分。心音と呼吸音とに異常を認めない。下腿に浮腫と紫斑とを認めない。尿所見:蛋白3+、糖(-)、潜血2+、沈渣は赤血球 30~49/HPF、顆粒円柱 1~4/HPF。血液所見:赤血球 311万、Hb 9.5g/dL、Ht 29%、白血球 9,500(分葉核好中球 63%、好酸球 4%、好塩基球 1%、単球 7%、リンパ球 25%)、血小板 24万。血液生化学所見:総蛋白 6.8g/dL、アルブミン 3.0g/dL、尿素窒素 69mg/dL、クレアチニン 4.3mg/dL、血糖 122mg/dL、HbA1c 6.3%(基準 4.6~6.2)、総コレステロール 266mg/dL、トリグリセリド 160mg/dL、Na 140mEq/L、K 6.0mEq/L、Cl 110mEq/L、Ca 8.6mg/dL、P 5.0mg/dL。免疫血清学所見:CRP 3.5mg/dL、CH50 54U/mL(基準 30~40)。腎生検のPAS染色標本(別冊No. 23)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114D052]←[国試_114]→[114D054]
[★]
- 77歳の男性。両下肢足底の紫色変化を伴う疹痛を主訴に来院した。3週前に急性冠症候群のため緊急入院し、同日経皮的冠動脈形成術を受けていた。1週前から疹痛を伴う皮膚変化が出現したため受診した。3週前の血清クレアチニン値は1.2mg/dLであった。喫煙歴は30本/日を50年間。身長 153cm、体重 52kg。脈拍 80/分、整。血圧 152/80mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。下肢に浮腫を認めない。両足底に疹痛を伴う暗紫色皮斑を認める。尿所見:蛋白 1+、糖 (-)、潜血 (-)。血液所見:赤血球 350万、Hb 10.3g/dL、Ht 31%、白血球 7,600(桿状核好中球 5%、分葉核好中球 60%、好酸球 15%、単球 5%、リンパ球 15%)、血小板 15万。血液生化学所見:総蛋白 7.1g/dL、アルブミン 3.4g/dL、尿素窒素 38mg/dL、クレアチニン 2.8mg/dL、総コレステロール 290mg/dL、トリグリセリド 240mg/dL。免疫血清学所見:CRP 1.8mg/dL、MPO-ANCA 陰性、PR3-ANCA 陰性。足底の写真(別冊No. 4)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114A017]←[国試_114]→[114A019]
[★]
- 72歳の男性。 1週前から続く両下肢の冷感と痛みとを主訴に来院した。 1か月前に不安定狭心症に対する冠動脈ステント留置術を受けた。 15年前から糖尿病と高血圧症とで治療中である。喫煙は15本/日を50年間。体温36.6℃。脈拍84/分、整。血圧140/88mmHg。呼吸数18/分。両下腿に網状皮斑を認める。足趾にチアノーゼを認める。尿所見:蛋白(-)、潜血(±)。血液所見:赤血球380万、Hb11.8g/dl、 Ht35%、白血球6,600(桿状核好中球5%、分葉核好中球60%、好酸球15%、単球5%、リンパ球15%)、血小板26万。血液生化学所見:アルブミン4.0g/dl、尿素窒素42mg/dl、クレアチニン3.0mg/dl(冠動脈ステント留置術前: 1.2mg/dl)。免疫学所見: CRP1.5mg/dl。リウマトイド因子(RF)陰性、抗核抗体陰性。 CH50 19U/mL(基準30-40)。下腿の皮膚生検のH-E染色標本(別冊No. 13)を別に示す。
- 診断として考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D039]←[国試_106]→[106D041]
[★]
- 腎生検のPAS染色標本(別冊No. 3)を別に示す。この病理所見の原因となるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110B019]←[国試_110]→[110B021]
[★]
- 急性進行性糸球体腎炎を起こしやすい疾患はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [102I003]←[国試_102]→[102I005]
[★]
- 英
- leg ulcer
- 関
- 下腿潰瘍
分類
- 動脈性潰瘍:虚血性が原因なので治療は末梢血行の改善がfirst
- 静脈性潰瘍:中年女性、立ち仕事が多い者に後発。下腿内側>下腿外側。
- 糖尿病性潰瘍
- 中枢神経系の疾患に基づく麻痺(脳卒中、脊髄損傷、二分脊椎症)
- ハンセン氏病
[★]
- 英
- hypocomplementemia
- 関
- 補体
原因
低補体血症+腎炎
- YN.E-53
[★]
- 英
- atheroembolism
- 同
- コレステロール塞栓症、cholesteroembolism
- 関
- 塞栓症
[★]
- 英
- atheroembolism
- 関
- コレステロール塞栓症、アテローム塞栓症
[★]
コレステロール塞栓症
- 関
- cholesterol embolism
[★]
- 英
- cholesterol
- 同
- コレステリン cholesterin
- 関
- lipoprotein
分子式
吸収
- カイロミクロンに含まれる脂質は、血管内皮に存在するリポ蛋白リパーゼ(LPL)により分解されて脂肪酸を遊離し、コレステロールの比が高いカイロミクロンレムナントとなる。
生合成
- acetyl-CoA→hydroxymethyl-glutaryl coenzyme A(HMG-CoA)-(HMG-CoA reductase)→mebaronate→・・・→コレステロール
- →コレステロールの生合成
体内循環
- 血液循環中のVLDLの脂質は、、血管内皮に存在するリポ蛋白リパーゼ(LPL)により分解されて脂肪酸を遊離し、コレステロールの比が高いIDL、LDLとなる。
- 組織からはコレステロール比型が高いHDLが放出され、そのまま肝臓に取り込まれるか、IDLにコレステロールを渡すことでコレステロールの逆輸送を行っている(内因性の抗動脈硬化作用)。
- 肝臓は血液循環からHDL, IDL, VDLを受容体を介して取り込む
排泄
- 肝臓でコレステロールは胆汁酸に変換され、胆汁として排出される
- see HBC.236
Lipoprotein
|
Source
|
Diameter (nm)
|
Density (g/mL)
|
Composition
|
Main Lipid Components
|
Apolipoproteins
|
Protein
|
Lipid
|
(%)
|
(%)
|
Chylomicrons
|
Intestine
|
90~100
|
< 0.95
|
1~2
|
98.99
|
Triacylglycerol
|
A-I, A-II, A-IV,1 B-48, C-I, C-II, C-III, E
|
Chylomicron remnants
|
Chylomicrons
|
45~150
|
< 1.006
|
6~8
|
92.94
|
Triacylglycerol, phospholipids, cholesterol
|
B-48, E
|
VLDL
|
Liver (intestine)
|
30~90
|
0.95~1.006
|
7~10
|
90~93
|
Triacylglycerol
|
B-100, C-I, C-II, C-III
|
IDL
|
VLDL
|
25~35
|
1.006~1.019
|
11
|
89
|
Triacylglycerol, cholesterol
|
B-100, E
|
LDL
|
VLDL
|
20~25
|
1.019~1.063
|
21
|
79
|
Cholesterol
|
B-100
|
HDL1
|
Liver, intestine, VLDL, chylomicrons
|
20~25
|
1.019.1.063
|
32
|
68
|
Phospholipids, cholesterol
|
A-I, A-II, A-IV, C-I, C-II, C-III, D,2 E
|
HDL2
|
|
10~20
|
1.063~1.125
|
33
|
67
|
|
|
HDL3
|
|
5~10
|
1.125~1.210
|
57
|
43
|
|
|
Preβ-HDL3
|
|
< 5
|
> 1.210
|
|
|
|
A-I
|
Albumin/free fatty
|
Adipose acids tissue
|
|
> 1.281
|
99
|
1
|
Free fatty acids
|
|
基準値
- 脂質異常症→ 血清:Total-CHO≧220 mg/dl。LDL-C≧140 mg/dl。TG≧150 mg/dl。HDL-C<40 mg/dl
参考
- http://rockymuku.sakura.ne.jp/naibunnpitunaika/koresutero-runotanninokannzann.pdf
[★]
- 英
- embolism
- ラ
- embolia
- 同
- 塞栓形成 thrombus formation
- 関
- 塞栓、塞栓形成、塞栓術、塞栓療法、塞栓化
[★]
- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- sterol
- 同
- ステリン sterin
- 関
[★]
- 英
- embolus, (pl.)emboli
- 関
- 塞栓症