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- skin biopsy
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Japanese Journal
- 症例報告 中枢神経症状をともない腎生検にて確定診断をえた血管内大細胞型B細胞リンパ腫の1例
- 金澤 有華,萩原 のり子,松尾 龍 [他]
- 臨床神経学 = Clinical neurology 54(6), 484-488, 2014-06
- NAID 40020121546
- Intravascular large B-cell lymphoma疑診例に対して施行したランダム皮膚生検33名の検討
- 辻脇 真澄,藤田 靖幸,清水 宏
- 日本皮膚科学会雑誌 = The Japanese journal of dermatology 124(7), 1305-1311, 2014-06
- NAID 40020094299
- 足底の軽微な紅斑の辺縁からの皮膚生検より診断しえたコレステロール結晶塞栓症のl例 (特集 血管炎・血行障害・紫斑病)
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- 次の文を読み、63~65の問いに答えよ。
- 86歳の女性。発熱を主訴に来院した。
- 現病歴:2日前に長男が患者に連絡した際「風邪をひいている」との訴えがあった。本日長男が連絡した際に電話がつながらなかったため長男が訪問したところ、発熱があり食事も摂れず布団の中でぐったりしていた。長男に付き添われて来院した。
- 既往歴:70歳から2型糖尿病で内服加療中。82歳時に脳梗塞を発症、後遺症による左下肢不全麻痺がある。
- 生活歴:1人暮らしをしており、近所に住む息子が週2~3回訪問していた。
- 家族歴:妹が脂質異常症。
- 現症:意識レベルはGCS 14(E4V4M6)。身長 150cm、体重 38kg。体温 38.2℃。脈拍 100/分、整。血圧 120/72mmHg。呼吸数 20/分。SpO2 99%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腋窩は乾燥している。体表に外傷は認めなかったが、左大転子部に発赤を認める。
- 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖2+、潜血(-)。血液所見:赤血球 490万、Hb 16.0g/dL、Ht 47%、白血球 9,000(好中球 60%、リンパ球 40%)、血小板 36万。血液生化学所見:尿素窒素 56mg/dL、クレアチニン 1.2mg/dL、随時血糖 360mg/dL、HbA1c 8.0%(基準 4.6~6.2)、Na 130mEq/L、K 4.0mEq/L、Cl 91mEq/L。CRP 0.3mg/dL。頭部CTで陳旧性脳梗塞を認める。
- 入院加療を行うことになった。左大転子部の皮膚変化の写真(別冊No. 12)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [114F063]←[国試_114]→[114F065]
[★]
- 77歳の男性。食欲不振と腎機能低下のため紹介されて来院した。2週間前から食欲不振が持続している。1か月前の血清クレアチニン値は1.7mg/dLであったが、3.0mg/dLへ上昇したため紹介されて受診した。15年前から高血圧症、脂質異常症および高尿酸血症のため内服治療中である。10年前、3年前および1か月前にそれぞれ冠動脈にステント留置術が行われた。身長 166cm、体重 68kg。体温 36.0℃。脈拍 64/分、整。血圧 128/70mmHg。下腿に浮腫と把握痛とを認めない。足背動脈の触知は良好である。左第4、第5趾が暗紫色である。足関節上腕血圧比(ABI)の低下を認めない。尿所見:蛋白1+、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球 321万、Hb 10.0g/dL、Ht 31%、白血球 11,300(好中球 70%、好酸球 12%、好塩基球 5%、リンパ球 13%)、血小板 24万。血液生化学所見:総蛋白 6.0g/dL、アルブミン 3.2g/dL、AST 9U/L、ALT 19U/L、LD 175U/L(基準 176~353)、尿素窒素 42mg/dL、クレアチニン 3.2mg/dL、尿酸 6.8mg/dL、HbA1c 6.2%(基準 4.6~6.2)、総コレステロール 162mg/dL、トリグリセリド 150mg/dL、HDLコレステロール 38mg/dL。左足の写真(別冊No. 19A)及び腹部単純MRIの水平断像(別冊No. 19B)と冠状断像(別冊No. 19C)とを別に示す。
- 診断に最も有用な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111D041]←[国試_111]→[111D043]
[★]
- 70歳の男性。下腿の皮疹を主訴に来院した。約3週間前に両下腿に皮疹が出現し、一過性に両膝関節痛と腹部の疝痛があった。数日前から皮疹が増悪したため受診した。身長 168cm、体重 57kg。体温 36.8℃。脈拍 84/分、整。血圧 150/82mmHg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。両下腿に皮疹を認める。両側の足背に軽度の浮腫を認める。尿所見:蛋白1+、潜血3+、沈渣に赤血球 多数/1視野、尿蛋白 1.8g/日。血液所見:赤血球 420万、Hb 12.2g/dL、Ht 36%、白血球 9,400(分葉核好中球 64%、好酸球 3%、好塩基球 1%、単球 7%、リンパ球 25%)、血小板 19万。血液生化学所見:総蛋白 6.8g/dL、アルブミン 3.8g/dL、尿素窒素 32mg/dL、クレアチニン 1.5mg/dL。免疫血清学所見:抗核抗体 陰性、MPO-ANCA 陰性。尿中Bence-Jones蛋白 陰性。診断のため腎生検を行った。下腿の皮膚所見(別冊No. 4A)、腎生検のPAM染色標本(別冊No. 4B)及び蛍光抗体IgA染色標本(別冊No. 4C)を別に示す。
- この患者で正しいのはどれか。
- a 腎機能の予後が悪い。
- b 消化管出血は起こらない。
- c 心電図異常を高率に合併する。
- d 皮膚生検で真皮深層にIgGが沈着する。
- e 悪性腫瘍のスクリーニングが必要である。
[正答]
※国試ナビ4※ [111B045]←[国試_111]→[111B047]
[★]
- 29歳の女性。頭痛を主訴に来院した。1年前に手指の腫脹、皮膚硬化を自覚し、自宅近くの医療機関で精査を受けた結果、全身性強皮症と診断された。プレドニゾロン20mg/日を開始され、手指の腫脹と硬化は軽快した。プレドニゾロンは漸減され、5mg/日で維持されていたが、3か月前に皮膚硬化の増悪を認めたため、10mg/日に増量されていた。昨日から頭痛を自覚したため受診した。体温36.7℃。脈拍72/分、整。血圧172/108mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。圧痛を認めない。両手指、前腕部および前胸部に皮膚硬化を認める。下腿に浮腫を認めない。血液所見:赤血球343万、Hb 10.5g/dL、Ht 32%、白血球 11,200(桿状核好中球 32%、分葉核好中球 45%、好酸球 1%、好塩基球 0%、単球 5%、リンパ球17%)、血小板43万。血液生化学所見:尿素窒素45mg/dL、クレアチニン1.5mg/dL、Na 140mEq/L、K 4.2mEq/L、Cl 108mEq/L。抗RNAポリメラーゼⅢ抗体 陽性。
- まず行うべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A016]←[国試_113]→[113A018]
[★]
- 72歳の男性。 1週前から続く両下肢の冷感と痛みとを主訴に来院した。 1か月前に不安定狭心症に対する冠動脈ステント留置術を受けた。 15年前から糖尿病と高血圧症とで治療中である。喫煙は15本/日を50年間。体温36.6℃。脈拍84/分、整。血圧140/88mmHg。呼吸数18/分。両下腿に網状皮斑を認める。足趾にチアノーゼを認める。尿所見:蛋白(-)、潜血(±)。血液所見:赤血球380万、Hb11.8g/dl、 Ht35%、白血球6,600(桿状核好中球5%、分葉核好中球60%、好酸球15%、単球5%、リンパ球15%)、血小板26万。血液生化学所見:アルブミン4.0g/dl、尿素窒素42mg/dl、クレアチニン3.0mg/dl(冠動脈ステント留置術前: 1.2mg/dl)。免疫学所見: CRP1.5mg/dl。リウマトイド因子(RF)陰性、抗核抗体陰性。 CH50 19U/mL(基準30-40)。下腿の皮膚生検のH-E染色標本(別冊No. 13)を別に示す。
- 診断として考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D039]←[国試_106]→[106D041]
[★]
- 78歳の男性。皮下出血を主訴に来院した。1週前に誘因なく左上肢に皮下出血が出現し、その2日後には右上肢、そして今朝目が覚めると両側大腿部にも広範な皮下出血が出現した。労作時息切れもあり家族に付き添われて受診した。意識は清明。身長 168cm、体重 58kg。体温 36.3℃。脈拍 104/分、整。血圧 130/80mmHg。呼吸数 24/分。SpO2 96%(room air)。眼瞼結膜は貧血様である。表在リンパ節を触知しない。胸骨右縁第2肋間を最強点とする収縮期駆出性雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢と側腹部に広範な紫斑を認める。尿所見に異常を認めない。血液所見:赤血球 284万、Hb 8.6g/dL、Ht 25%、白血球 4,200(分葉核好中球 66%、好酸球 5%、好塩基球 1%、単球 13%、リンパ球 15%)、血小板 32万。PT-INR 1.1(基準 0.9~1.1)、APTT 72.2秒(基準対照 32.2)。
- 診断に有用な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114A020]←[国試_114]→[114A022]
[★]
- 60歳の女性。全身の皮疹を主訴に来院した。 3か月前から、特に誘因なく全身に痒みを伴う紅斑と水疱とが多発するようになったという。体幹と四肢とに紅斑と水疱とを認める。粘膜疹を認めない。皮膚生検の病理組織では表皮下水疱を認め、蛍光抗体直接法で表皮基底膜部にIgGとC3との線状沈着を認める。食塩水処理皮膚を用いた蛍光抗体間接法で表皮側にIgGの陽性反応を認める。両前腕屈側の写真(別冊No. 21)を別に示す。
- 診断として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D050]←[国試_106]→[106D052]
[★]
- 49歳の女性。右眼の霧視と飛蚊症とを主訴に来院した。3か月前に左下腿に硬結を伴う直径約3cmの紅斑が出現した。1週間前からは右眼の霧視と飛蚊症とが出現し、次第に増悪してきたため受診した。矯正視力は右0.6、左1.2。眼圧は右 15mmHg、左 16mmHg。眼底検査で右眼に雪玉状の硝子体混濁を認める。右前眼部写真(別冊No. 8)を別に示す。
- 診断に有用な検査はどれか。
- a 皮膚生検
- b 髄液検査
- c [[前房水の細菌培養検査
- d 光干渉断層計検査(OCT)
- e 血清トキソプラズマ抗体検査
[正答]
※国試ナビ4※ [111I049]←[国試_111]→[111I051]
[★]
- 60歳の女性。指間の皮疹を主訴に来院した。
- 関節リウマチで3年前から内服薬治療を受けている。最近、指間に痒みのある皮疹を生じ、市販の副腎皮質ステロイド薬を塗布したが、無効であった。
- 指間部の写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [099F024]←[国試_099]→[099F026]
[★]
- 45歳の男性。皮疹を主訴に来院した。 6か月前に右鼠径部の皮疹に気付いた。中心部が治癒しながら周辺に拡大し、捧みを伴うという。右鼠径部の写真(別冊No.ll)を別に示す。
- 治療を開始するための迅速な検査法として最も有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I052]←[国試_106]→[106I054]
[★]
- 英
- biopsy
- 同
- バイオプシー、診査切除術 exploratory excision、試験切除術
- 関
施行
条件付き
- リンパ節腫脹:感染によるリンパ節腫脹は自然消退しうるので一ヶ月以上経過観察してから。
禁忌
- 悪性黒色腫:転移しやすいため
- 精巣腫瘍:血行転移のおそれ → ゆえに精巣腫瘍を否定できない陰嚢腫脹に対しては診断を兼ねた高位精巣摘除が標準的治療
[★]
- 英
- skin
- ラ
- cutis
- 関
- 皮膚の構造