- 28歳の女性。歩行時の息切れと性器出血とを主訴に来院した。皮膚は蒼白で両下肢に紫斑と点状出血とを認める。血液所見:赤血球310万、Hb9.5g/dl、Ht29%、網赤血球10‰、白血球2,400、血小板1.3万。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本を以下に示す。
- a. 抗血小板抗体陽性
- b. ハプトグロピン低下
- c. 血清FDP増加
- d. 血清カルシウム高値
- e. 血清M蛋白陽性
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 65歳の男性。3日前から続く鼻出血のために来院した。3週前から全身倦怠感を自覚している。皮膚は蒼白で紫斑と点状出血とを認める。血液所見:赤血球210万、Hb7.2g/dl、Ht22%、網赤血球1‰、白血球1,900(桿状核好中球1%、分核好中球18%、好酸球1%、単球2%、リンパ球78%)、血小板0.8万。血清生化学所見:総蛋白8.1g/dl、アルブミン4.2g/dl、クレアチニン0.8mg/dl、AST32単位(基準40以下)、ALT26単位(基準35以下)。骨髄生検H-E染色標本を以下に示す。
- まず行う治療はどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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[★]
- 60歳の女性。3日前に鏡を見て偶然に頚部リンパ節の腫大に気付いて来院した。他の自覚症状はない。胸部に異常を認めない。腹部は平坦で肝・脾を触知しない。両側頚部と左鼠径部とに径2cm大のリンパ節を数個触知する。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球420万、Hb11.7g/dl、Ht36%、白血球4,300、血小板24万。血清生化学所見:総蛋白7.2g/dl、アルブミン4.3g/dl、AST28単位(基準40以下)、ALT25単位(基準35以下)、LDH230単位(基準176~353)。CRP陰性。リンパ節生検H-E染色標本を以下に示す。適切な対応はどれか。
[正答]
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