- 英
- pyruvate, pyruvic acid, 2-oxopropanic acid, α-ketopropionic acid
- 同
- 焦性ブドウ酸 pyroracemic acid
- 関
- 解糖系
CH3-CO-COOH
ピルビン酸の生合成反応
CH2-C(OPO32-)-COOH + ADP + H+ -(ピルビン酸キナーゼ)→ CH3-CO-COO- + ATP
反応
- CH3-CO-COO- + ATP + CO2 -→ HOOC-CO-CH2-COOH + Pi
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/10/31 02:22:16」(JST)
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ピルビン酸 |
|
|
|
別称
α-ketopropionic acid; acetylformic acid; pyroracemic acid; Pyr
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
127-17-3 |
PubChem |
1060 |
ChemSpider |
1031 |
UNII |
8558G7RUTR |
日化辞番号 |
J2.015J |
DrugBank |
DB00119 |
KEGG |
C00022 |
ChEBI |
CHEBI:32816 |
ChEMBL |
CHEMBL1162144 |
|
- InChI=1S/C3H4O3/c1-2(4)3(5)6/h1H3,(H,5,6)
Key: LCTONWCANYUPML-UHFFFAOYSA-N
|
特性 |
化学式 |
C3H4O3 |
モル質量 |
88.06 g/mol |
密度 |
1.250 g/cm3 |
融点 |
11.8 °C, 285 K, 53 °F
|
沸点 |
165 °C, 438 K, 329 °F
|
酸解離定数 pKa |
2.50[1] |
屈折率 (nD) |
1.4138 (20 ℃) |
関連する物質 |
その他の陰イオン |
ピルビン酸イオン
|
関連するケト酸、カルボン酸 |
酢酸
グリオキシル酸
シュウ酸
プロピオン酸
アセト酢酸 |
関連物質 |
プロピオンアルデヒド
グリセルアルデヒド
メチルグリオキサール
ピルビン酸ナトリウム |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ピルビン酸(ピルビンさん、Pyruvic acid)は有機化合物の一種で、示性式が CH3COCOOH と表されるカルボン酸である。IUPAC命名法では 2-オキソプロパン酸 (2-oxopropanoic acid) と表される。α-ケトプロピオン酸 (α-ketopropionic acid) あるいは焦性ブドウ酸 (pyroracemic acid) とも呼ばれる。水、エタノール、エーテルなど、さまざまな極性溶媒や無極性溶媒と任意な比率で混和する。酢酸に似た酸味臭を示す。2位のカルボニル基を還元すると乳酸となる。
生体内では解糖系による糖の酸化で生成する。
ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体の作用により補酵素Aと結合するとアセチルCoAとなり、クエン酸回路や脂肪酸合成系に組み込まれる。
また、グルタミン酸からアミノ基を転移されるとアラニンになる。
目次
- 1 化学
- 2 生化学
- 2.1 解糖系によるピルビン酸の産生
- 2.2 アセチルCoAへの脱炭酸
- 2.3 オキサロ酢酸へのカルボキシル化
- 2.4 アラニンへのアミノ基転移
- 2.5 乳酸への還元
- 3 双方向伝達経路地図
- 4 脚注
化学
1834年、テオフィル=ジュール・ペルーズは酒石酸(L-酒石酸)およびブドウ酸(D-およびL-酒石酸の混合物)を蒸留し、焦性酒石酸(メチルコハク酸[2])およびもう一種の酸を単離した。後者は翌年イェンス・ヤコブ・ベルセリウスが分析を行いピルビン酸と命名した[3]。ピルビン酸は、酢酸に似た臭いの無色液体であり、水と混和する。実験室では、ピルビン酸は酒石酸および硫酸水素カリウムの混合物の加熱や[4]、強力な酸化剤(例えば過マンガン酸カリウムや漂白剤)によるプロピレングリコールの酸化、塩化アセチルとシアン化カリウムの反応によって得られるシアン化アセチルの加水分解などによって調製される。
- CH3COCl + KCN → CH3COCN + KCl
- CH3COCN → CH3COCOOH
生化学
ピルビン酸は生化学において重要な化合物である。ピルビン酸は解糖系として知られるグルコースの嫌気性代謝の生産物である[5]。グルコース1分子はピルビン酸2分子へと分解し[5]、ピルビン酸はさらにエネルギーを得るため2つの方法で使われる。ピルビン酸は、クレブス回路として知られる一連の反応の主要な材料であるアセチル補酵素Aへと変換される。また、ピルビン酸は補充反応によってオキサロ酢酸へ変換される。オキサロ酢酸はクレブス回路の中間体を補充し、糖新生にも使用される。これらの反応は、代謝過程の研究でフリッツ・アルベルト・リップマンと共に1953年のノーベル生理学・医学賞を受賞したハンス・アドルフ・クレーブスに因んで命名された。この回路はまた、クエン酸がこれらの反応中の中間体として生成するため、クエン酸回路あるいはトリカルボン酸 (TCA) 回路としても知られている。
十分な酸素が供給されない場合、ピルビン酸は嫌気的に分解され、動物では乳酸、植物や微生物ではエタノールが生成する。解糖系からのピルビン酸は乳酸発酵において乳酸脱水素酵素と補酵素NADHを用いて、あるいはアルコール発酵においてアセトアルデヒド、さらにエタノールへと変換される。
ピルビン酸は代謝経路ネットワークの鍵となる交差点である。ピルビン酸は糖新生によって炭水化物、アセチルCoAを介して脂肪酸あるいはエネルギー、アミノ酸のアラニン、エタノールへと変換することができる。ゆえに、いくつかの鍵代謝過程を一体化する。
血液検査の参考基準値。ピルビン酸(中央付近にスミレ色で示されている)の血中含量をその他の成分と比較している。
ピルビン酸誘導体のブロモピルビン酸は、抗がん剤候補として研究されている(ワールブルク仮説を参照)。
解糖系によるピルビン酸の産生
解糖系において、ホスホエノールピルビン酸 (PEP) はピルビン酸キナーゼによってピルビン酸へと変換される。この反応は強発エルゴン的、不可逆的である。糖新生では、ピルビン酸からPEPへの逆変換を触媒するために、ピルビン酸カルボキシラーゼとホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼの2種の酵素が使われる。
ホスホエノールピルビン酸 |
ピルビン酸キナーゼ |
ピルビン酸 |
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ADP |
ATP |
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ADP |
ATP |
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ピルビン酸キナーゼ |
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アセチルCoAへの脱炭酸
ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体によるピルビン酸の脱炭酸反応がアセチルCoAを産生する。
ピルビン酸 |
ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体 |
アセチルCoA |
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CoA + NAD+ |
CO2 + NADH + H+ |
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オキサロ酢酸へのカルボキシル化
ピルビン酸カルボキシラーゼによるカルボキシル化はオキサロ酢酸を産生する。
ピルビン酸 |
ピルビン酸カルボキシラーゼ |
オキサロ酢酸 |
|
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ATP + CO2 |
ADP + Pi |
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アラニンへのアミノ基転移
アラニントランスアミナーゼによるアミノ基転移でアラニンが産生する。
ピルビン酸 |
アラニントランスアミナーゼ |
アラニン |
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グルタミン酸 |
α-ケトグルタル酸 |
|
グルタミン酸 |
α-ケトグルタル酸 |
|
|
|
|
乳酸への還元
乳酸脱水素酵素による還元で乳酸が産生する。
ピルビン酸 |
乳酸脱水素酵素 |
乳酸 |
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NADH |
NAD+ |
|
NADH |
NAD+ |
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双方向伝達経路地図
以下の遺伝子、タンパク質、代謝それぞれの記事をクリックできる [6]
[[File:
|{{{bSize}}}px|class=noresize]]
脚注
- ^ Dawson, R. M. C. et al., Data for Biochemical Research, Oxford, Clarendon Press, 1959.
- ^ Thomson, Thomas (1838). “II. Of fixed acids Section”. Chemistry of organic bodies, vegetables. London: J. B. Baillière. p. 65. http://books.google.com/books?id=Wq45AAAAcAAJ&pg=PA65&ved=0CEoQ6AEwBg#v=onepage&q&f=false 2010年12月1日閲覧。.
- ^ Thorpe, Sir Thomas Edward (1922). “Glutaric acid”. A dictionary of applied chemistry. 3. London: Longmans, Green, and Co.. pp. 426–427. http://books.google.com/books?id=MgA5AAAAIAAJ&pg=PA426&ved=0CE0Q6AEwCA#v=onepage&q&f=false 2010年12月1日閲覧。.
- ^ Organic Syntheses, Coll. Vol. 1, p.475 (1941); Vol. 4, p.63 (1925)
- ^ a b Lehninger, Albert L.; Nelson, David L.; Cox, Michael M. (2008). Principles of Biochemistry (5th ed.). New York, NY: W.H. Freeman and Company. p. 528. ISBN 978-0-7167-7108-1.
- ^ この双方向伝達経路地図はWikiPathwaysで編集できる: TCA_Cycle_WP78, http://www.wikipathways.org/index.php/Pathway:WP78
解糖系 |
|
グルコース - グルコース-6-リン酸 - フルクトース-6-リン酸 - フルクトース-1,6-ビスリン酸 - ジヒドロキシアセトンリン酸 - グリセルアルデヒド-3-リン酸 - 1,3-ビスホスホグリセリン酸 - 3-ホスホグリセリン酸 - 2-ホスホグリセリン酸 - ホスホエノールピルビン酸 - ピルビン酸 - アセチルCoA
|
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クエン酸回路→
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クエン酸回路 |
|
ピルビン酸 - アセチルCoA - オキサロ酢酸 - クエン酸 - cis-アコニット酸 - イソクエン酸 - オキサロコハク酸 - α-ケトグルタル酸 - スクシニルCoA - コハク酸 - フマル酸 - L-リンゴ酸
|
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←解糖系
電子伝達系→
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非メバロン酸経路 |
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物質 |
ピルビン酸 - グリセルアルデヒド-3-リン酸 - 1-デオキシ-D-キシルロース-5-リン酸 - 2-C-メチルエリトリトール-4-リン酸 - 4-ジホスホシチジル-2-C-メチルエリトリトール - 4-ジホスホシチジル-2-C-メチル-D-エリトリトール-2-リン酸 - 2-C-メチル-D-エリトリトール-2,4-シクロピロリン酸 - (E)-4-ヒドロキシ-3-メチル-2-ブテニル二リン酸 - イソペンテニル二リン酸 - ジメチルアリル二リン酸
|
|
酵素 |
DXPシンターゼ - 1-デオキシ-D-キシルロース-5-リン酸レダクトイソメラーゼ - 4-ジホスホシチジル-2-C-メチル-D-エリトリトールシンターゼ - 4-ジホスホヂチジル-2-C-メチル-D-エリトリトールキナーゼ - 2-C-メチル-D-エリトリトール-2,4-シクロ二リン酸シンターゼ - HMB-PPシンターゼ - HMB-PPレダクターゼ
|
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 〈Original Papers〉Tanticharoenia sakaeratensisの高濃度グルコース耐性代謝に関するプロテオーム解析
- 波多野 裕美,武部 聡,東 慶直
- Memoirs of the Faculty of Biology-Oriented Science and Technology of Kinki University (28), 95-107, 2011-9
- … その結果、30%グルコース下ではピルビン酸脱炭酸酵素の蓄積量の増加や外膜タンパク質の蓄積量の減少が確認された。 … ピルビン酸脱炭酸酵素は高濃度グルコース環境下で過剰に作り出されたピルビン酸を、アセトアルデヒドを経て酢酸にする経路で機能すると考えられる。 …
- NAID 120003460252
- 2Ha11 大腸菌細胞内の酸化還元状態の変化によるピルビン酸の蓄積とアラニン生成への応用(発酵生理学・発酵工学,一般講演)
- 尾島 由紘,土田 和樹,Suryadarma Prayoga,田谷 正仁
- 日本生物工学会大会講演要旨集 (63), 168, 2011-08-25
- NAID 110008911479
- 2S4p07 ミトコンドリア輸送をターゲットとしたピルビン酸低減酵母育種(寄生・共生・オルガネラ研究から見える新たな発酵学の地平線,ワークショップ)
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★リンクテーブル★
[★]
- 49歳の女性。右の片麻痺と難聴とを主訴に来院した。幼児期から体格が小さく疲労しやすかった。学業も次第に不振となった。35歳ころから徐々に難聴が出現し、38歳ころから知能低下が出現した。47歳のときに右の片麻痺が出現し、1か月後に回復した。その後、時々意識消失発作、発作性の頭痛などの症状を伴うようになった。1週前から再び右片麻痺が出現した。身長140cm、体重32kg。知能低下(IQ 39)、右同名半盲、両側性感音難聴、右不全片麻痺、構音障害、小脳性運動失調、全身の筋力低下および筋萎縮を認める。姉に同様の症状を認める。
- 診断に有用なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I057]←[国試_104]→[104I059]
[★]
- 英
- lactate dehydrogenase LD, LDH
- 同
- 乳酸デヒドロゲナーゼ、L-乳酸脱水素酵素 L-乳酸デヒドロゲナーゼ L-lactate dehydrogenase
- 関
- 乳酸、ピルビン酸。腟分泌液中乳酸脱水素酵素
[show details]
概要
乳酸をピルビン酸に酸化しまた逆にピルビン酸を乳酸に還元する化学反応の触媒となる酵素
肝臓では、乳酸からピルビン酸を精製する反応を引き受けている。
・乳酸の再生
乳酸 → ピルビン酸
COOH COOH
| |
CHOH C=0
| |
CH3 CH3
CH3CH(OH)COOH + NAD+ ⇔ CH3COCOOH + NADH + H+
4量体を形成する。
M型とH型のアイソザイム(isozyme)を有する。
M型は骨格筋、肝臓などの嫌気条件で働く。
M型は ピルビン酸+NADH→乳酸+NAD+ の反応を進めることが多い
H型は脳などの好気条件で働く。
H型は 乳酸+NAD+→ピルビン酸+NADH の反応を進めることが多い
反応
CH3-CO-COOH + NADH + H+ → NAD+ + CH3-CH(OH)-COOH
サブユニット
- H:34kDa, 333 aa, pI=4.8
- M:37kDa, 331 aa, pI=8.8
アイソザイム
- LD1:H4: :
- LD2:H3:M1:
- LD3:H2:M2:
- LD4:H1:M3:
- LD5: :M4:
組織分布
- 腎臓・骨格筋>>肝臓>心臓>(悪性腫瘍)>膵臓≒脾臓≒脳>赤血球>肺>>血清
血清LDH
L-乳酸 + NAD+ ⇔ ピルビン酸 + NADH
生理的な変動要因
- 高値:出生直後(成人の2倍。14歳で成人値)、過激な運動(軽度上昇)、溶血(明らかな上昇)
基準値
増加
減少
[★]
- 英
- vitamine B1
- 同
- チアミン thiamine、塩酸チアミン thiamine hydrochloride、ビタミンB1塩酸塩、アノイリン aneurine
- 商
- アミグランド、パレセーフ、ビーフリード
- 関
- ビタミン、チアミン二リン酸 thiamine pyrophosphate チアミンピロリン酸 TPP
機能
-
-
- 5. 酵母などではアルコール発酵を行うピルビン酸デカルボキシラーゼ(ピルビン酸からCO2を除去してアセトアルデヒドを産生)の補酵素として重要
臨床関連
[★]
- 英
- ketoacid, keto acid
- 同
- ケトン酸、オキソ酸 oxoacid oxo acid
- 関
- アミノ基転移
[show details]
ケトンのカルボニル基COとカルボキシル基のCOOHを含む有機化合物
- アミノ基転移反応の際に、αケト酸はカルボニル基の炭素原子でアミノ酸からのアミノ基-NH3を受け取る
ケト酸(ケトさん、Keto acid)は、ケトン基とカルボキシル基を含む有機酸である。
ケト酸のタイプには次のようなものがある。
- α-ケト酸(2-オキソ酸):ピルビン酸のようにケトン基がα炭素にあるもの。
- ピルビン酸 CH3COCOOH
- β-ケト酸(3-オキソ酸):アセト酢酸のようにケトン基がβ炭素にあるもの。
- アセト酢酸 CH3COCH2COOH
- γ-ケト酸(4-オキソ酸):レブリン酸のようにケトン基がγ炭素にあるもの。
- レブリン酸 CH3COCH2CH2COOH
Pyruvic acid wiki structure.jpg
Acetoacetic acid wiki structure.jpg
Levulinic acid wiki structure.jpg
[★]
- 英
- pyruvate dehydrogenase
- 関
- ピルビン酸脱水素酵素、ピルビン酸、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体
概要
- ピルビン酸からアセチルCoAを生成し、クエン酸回路に投入するための酵素
- 逆反応を触媒する酵素はない
反応
ピルビン酸+NAD++SH-CoA → アセチルCoA+NADH+CO2
補酵素
臨床関連
不足
-
- アルコール中毒によるビタミンB1不足によっても生じる
[★]
- 英
- acetone odor
- 関
- ケトーシス、ケトン体
[★]
- 英
- pyruvate decarboxylase, pyruvic decarboxylase
- 同
- ピルビン酸脱炭酸酵素
- 関
- ピルビン酸、ビタミンB1
[show details]
[★]
- 英
- phosphoenolpyruvate carboxykinase PEPCK
- 同
- ホスホピルビン酸カルボキシラーゼ phosphopyruvate carboxylase
[★]
- 英
- phosphopyruvate hydratase
- 関
- エノラーゼ、神経特異的エノラーゼ
[★]
- 英
- pyruvate orthophosphate dikinase
- 関
- ピルビン酸リン酸ジキナーゼ
[★]
- 英
- pyruvate
- 関
- ピルビン酸
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- pill
- 関
- 丸剤、経口避妊薬、丸薬
[★]
- 英
- bottle
- 関
- ビンづめ