- 関
- セルロプラスミン
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 齊藤 昇
- Biomedical research on trace elements 20(1), 3-18, 2009-04-01
- NAID 10025379994
- 特発性門脈圧亢進症で通院中, 物忘れと構音障害の出現を契機に45歳で診断された Wilson 病の1例
- 大塚 敏之,萩原 聡,戸島 洋貴,長坂 一三,富岡 眞一,大野 順弘,蒔田 富士雄,高木 均,森 昌朋
- 肝臓 = ACTA HEPATOLOGICA JAPONICA 47(7), 347-351, 2006-07-25
- … り全身倦怠感が出現したため当院受診となった.特発性門脈圧亢進症と診断され当院外来通院していたが,2004年7月頃より物忘れと構音障害が出現した.2005年8月精査加療目的で当院入院となった.血清セルロプラスミン低値,尿中銅排泄量高値,肝細胞への銅沈着陽性よりWilson病と診断した.家族調査の結果,弟もWilson病と診断し食事療法と薬物療法を行っている.成人の原因不明の肝疾患についは,Wilson病を鑑別診 …
- NAID 10018264666
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- 血清 0.3mL, ポリスピッツ, 凍結 ... セルロプラスミン(CP)は分子量は132000で1分子中 6~8個の銅原子を持つ糖蛋白で,肝のミクロソームで銅とアポセルロプラスミンから合成 され,血中または胆汁中に分泌・排泄される。サイトカインの上昇による合成促進,シアル ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 49歳の女性。右の片麻痺と難聴とを主訴に来院した。幼児期から体格が小さく疲労しやすかった。学業も次第に不振となった。35歳ころから徐々に難聴が出現し、38歳ころから知能低下が出現した。47歳のときに右の片麻痺が出現し、1か月後に回復した。その後、時々意識消失発作、発作性の頭痛などの症状を伴うようになった。1週前から再び右片麻痺が出現した。身長140cm、体重32kg。知能低下(IQ 39)、右同名半盲、両側性感音難聴、右不全片麻痺、構音障害、小脳性運動失調、全身の筋力低下および筋萎縮を認める。姉に同様の症状を認める。
- 診断に有用なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I057]←[国試_104]→[104I059]
[★]
- 1歳1か月の男児。体重増加不良、筋力低下および発達の遅れから先天代謝異常が疑われ精査のため母親に連れられて来院した。寝返りはできず、呼吸器感染症を繰り返している。血清セルロプラスミン値は低値である。
- 身体所見で認められるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109I063]←[国試_109]→[109I065]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [097B044]←[国試_097]→[097B046]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105I008]←[国試_105]→[105I010]
[★]
- 英
- ceruloplasmin
- ラ
- ceruloplasminum
- 同
- フェロオキシダーゼ ferroxidase
- 関
- 血清銅
- 分子量:132 kDa
- 糖タンパク
- α2グロブリン
- 肝臓で合成
- 銅の運搬に関わる
- 1分子当り6-8原子の銅を含む(臨床検査法提要第32版 p.487)
- 基準値:21-37 mg/dl (臨床検査法提要第32版 p.487)
臨床関連
セルロプラスミン高値
- 感染症、悪性腫瘍(白血病、悪性リンパ腫など)、膠原病(SLE、RAなど)、胆汁うっ滞を伴う肝・胆道疾患など
セルロプラスミン低値
[★]
- 英
- plasmin
- 同
- フィブリノリジン fibrinolysin、線維素溶解酵素 フィブリン溶解酵素
- 関
- フィブリノゲン
- プラスミノゲンから活性化因子の作用によりプラスミンが生成される。
- 血餅を構成するフィブリンに作用し、これを分解する
- 血漿中に常時存在するα2-アンチプラスミンによりプラスミンの作用が失われる。
臨床関連
[★]
- 英
- serum (Z), blood serum
- 血液を凝固させて生じた血餅を取り除いて得られる黄色い透明な液体 (SP.484)
- 血漿からフィブリノーゲンと凝固因子を取り除いたもの
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検査
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