- 1歳の男児。健康診査で陰嚢内に両側の精巣を触知しないことを指摘されたため来院した。両側の精巣は鼠径部に触知し、大きさは正常である。
- a. 染色体検査が必要である。
- b. 1歳児の半数では精巣は鼠径部に存在する。
- c. 放置すると精巣腫瘍が発生する確率が高くなる。
- d. 小学生になるまでに精巣は自然に陰嚢内に下降する。
- e. 陰嚢内に精巣を固定する手術をすれば将来不妊症にならない。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 6歳の女児。低身長を主訴に来院した。母親は運動・精神発達に問題を感じていなかったが、この1年間身長が増加していないことを幼稚園から指摘された。児は診察室では一言も話さず、椅子にじっと座っている。意識は清明。体温36.2℃。脈拍84/分、整。皮膚は乾燥しており、アトピー性皮膚炎を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部はやや陥凹しており、肝・脾は触知しない。成長曲線(別冊No.3)を以下に示す。
[正答]
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- 72歳の男性。健康診査に訪れた。生来健康で、特別な薬物の服用もしていない。身長172cm、体重62kg。血液所見:赤血球456万、Hb7.9g/dl、Ht30%、白血球8,600、血小板36万、プロトロンビン時間12.6秒(基準10~14)。血清生化学所見:空腹時血糖98mg/dl、HbA1c 4.6%(基準4.3~5.8)、総蛋白7.6g/dl、尿素窒素24mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、総コレステロール218mg/dl、HDL-コレステロール48mg/dl、総ビリルビン0.5mg/dl、AST28IU/l、ALT26IU/l、γ-GTP48IU/l(基準8~50)。PSA3.8ng/ml(基準4.0以下)。
[正答]
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