- 英
- sternothyroid (K), sternothyroid muscle
- ラ
- musculus sternothyreoideus
- 関
- 舌骨上筋群、舌骨下筋
起始
停止
神経
機能
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/10/14 00:26:16」(JST)
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胸骨甲状筋 |
|
分類 |
|
部位 |
体幹筋 |
頚部の筋 |
前頚筋 |
喉頭筋 |
外喉頭筋 |
舌骨筋 |
舌骨下筋 |
|
ラテン名 |
m. sternothyreoideus |
英名 |
sternothyroid muscle |
胸骨甲状筋(きょうこつこうじょうきん)は頚部の筋肉のうち、胸骨舌骨筋直下の体側を上下に走り甲状腺を覆いながら甲状軟骨に繋がる筋肉である。舌骨を下方に引く作用を持つ。
胸骨甲状筋の起始は胸骨柄、第一肋軟骨・第二肋軟骨の後面から起こり、上方に向かいながら甲状腺を覆い、甲状軟骨に停止する。
参考文献[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- ラット胸骨甲状筋における筋線維タイプ、微小循環血管数および筋紡錘数の組織学的研究
- 田中 義則,Tanaka Yoshinori
- 人間科学研究 = Waseda Journal of Human Sciences 20(補遺), 36-36, 2007-03-25
- 修士論文要旨
- NAID 120002228082
- 非侵襲的計測方法による嚥下運動の解析 : 健常若年者と健常高齢者の比較
- 永谷 正巳,古閑 公治,中原 智喜,村山 伸樹,林田 祐樹,伊賀崎 伴彦
- 電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス 104(644), 73-76, 2005-01-22
- … 法である表面筋電図とマイクロフォンを用い健常若年者と健常高齢者における嚥下運動機能について, その差異を比較検討した.健常高齢者は健常若年者に比べて, オトガイ舌骨筋, 甲状舌骨筋, 胸骨舌骨筋, 胸骨甲状筋で筋活動の持続時間が有意に延長し, 筋活動量も有意に増大した.マイクロフォンで記録した嚥下音において, 健常高齢者は健常若年者に比べて有意に小さかった.以上のことから表面筋電図とマイクロフォ …
- NAID 110003288140
Related Links
- 【胸骨甲状筋の起始・停止】 (起始) 胸骨柄と第一第二肋軟骨の後面に付着。 &n... ... 筋肉.guide 腹筋などの筋肉(主に骨格筋)の名称・起始・停止・神経支配・絵を交えて全ての関係者及びアスリート及び縁ある皆様へお送ります
- 胸骨甲状筋を鍛えていきます。5段階のステップを踏んで練習していきます。 ... 胸骨甲状筋を鍛える 胸骨甲状筋の働き 図の、①の方へ引っ張る筋肉が胸骨甲状筋です。 喉頭を下げる役割を担います。
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- thyroid gland
- ラ
- glandula thyroidea
- 関
- 甲状腺ホルモン、副甲状腺(上皮小体)
- 喉頭
- 図:N.24(全面の筋),25(全面の筋),70(血管),71(血管)
解剖学
部位
性状
- 成人の正常重量15-25g、女性の方が少し重い。妊娠中や性周期で重量が変化する。分泌期初期(early secretary phase排卵後2-5日目)には50%も重量が増加する。
大きさ
- よくわかる甲状腺疾患のすべて 永井書店 (2004/01) ISBN 481591673X
- 単位はmm?
|
n
|
峡部
|
横断厚
|
横径
|
縦経(右)
|
縦経(左)
|
男性
|
34
|
1.8±0.6
|
18±3.0
|
48±4.8
|
49±3.7
|
49±3.8
|
女性
|
16
|
1.3±0.8
|
16±2.2
|
46±3.6
|
45±6.0
|
46±3.0
|
血管
動脈
静脈
神経
- 声帯を支配する神経が甲状腺の裏側を通過 N.71
画像
- (高エコー)筋肉>甲状腺>気道(低エコー) ← 要確認
組織学
- 成人甲状腺全体の0.1%を占める
- カルシトニン産生細胞、HEでは判別困難。
- 銀染色(Glimerius)、免疫組織化学(chromogranin A、synaprophysin, carcitoninなど)により明らかとなる。
- 電顕では、electron dense な顆粒を有する(神経内分泌顆粒)。
機能
発生
神経支配
- 上頚部交感神経節、中頚部交感神経節。交感神経神経線維は濾胞近傍に終末し、分泌に影響を及ぼす。
臨床関連
診察所見と疾患
非腫瘍性疾患
- a) 無形成 Agenesis
- b) 低形成 Hypoplasia
- c) 異所性甲状腺:異残物
- mynocyclineによるblack thyroid:消耗性色素リポフスチンと他の物質(lipid-drug complexによりlysosomeに色素が沈着する)。
- a) 濾胞腺腫 follicular adenoma
- a) 乳頭癌 papillary carcinoma 88%
- b) 濾胞癌 follicular carcinoma 4.2% 甲状腺濾胞癌 thyroid follicular carcinoma
- c) 低分化癌 poorly differentiated carcinoma
- d) 未分化癌 undifferentiated carcinoma 1.5%
- e) 髄様癌(C細胞癌) medullary carcinoma, C-cell carcinoma 1.4%
- f) 悪性リンパ腫 malignant lymphoma 3.5%
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
分類
[★]
- 英
- cervical plexus
- 関
- 頚神経
皮枝
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- infrahyoid muscles (KH,KL,K), strap muscles (KH)
- ラ
- musculi infrahyoidei
- 同
- 舌骨下筋群
- 関
- 舌骨上筋、舌骨上筋群
[★]
- 英
- extrinsic muscle
- 関
- 喉頭、喉頭筋、内喉頭筋
[★]
- 英
- sternum
発生学
臨床関連
- 胸骨下部で拍動性の膨隆を触れた場合は大動脈瘤、あるいは右心不全に伴う肝拍動などを考慮。
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.