- 3歳の男児。易感染性の精査のため紹介され来院した。1歳ころから呼吸器感染症と皮膚化膿症とを繰り返している。発育は正常で、知的障害はない。両親は健康であるが、母方の従兄弟に同様の症状を示す者がいる。血液所見:赤血球390万、Hb11.5g/dl、Ht32%、白血球6,800、血小板21万。血清lgG90mg/dl(基準770~1,550)。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 26歳の初産褥婦。乳房の疼痛を主訴に来院した。分娩後2日目から乳房の腫脹と軽度の疼痛とを認めたが、その後の授乳により若干改善し分娩後5日目に退院した。退院後2回目に右側乳房の発赤、腫脹および疼痛が出現した。体温36.5℃。血液所見:赤血球390万、Hb12.0g/dl、Ht37%、白血球6,600、血小板24万。CRP0.2mg/dl(基準0.3以下)。適切な処置はどれか。
- (1) 乳頭清拭
- (2) 搾乳
- (3) 授乳禁止
- (4) 冷湿布
- (5) 乳汁分泌抑制薬投与
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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- 52歳の女性。1か月前から動悸と前頚部痛とが持続するため来院した。この間に体重が2kg減少した。体温37.6℃。脈拍108/分、整。血圧152/76mmHg。皮膚は湿潤しており、手指に細かい振戦を認める。右前頚部に著しい圧痛がある。赤沈88mm/1時間。診断に最も有用な検査はどれか。
[正答]
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