- 英
- lincomycin antibiotics, lincomycins
- ラ
- lincomycine antibiotica
- 関
- リンコマイシン
リンコマイシン系抗菌薬
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- マクロライド系抗菌薬およびリンコマイシン系抗菌薬 (特集 抗菌薬と耐性菌) -- (抗菌薬の特徴と耐性菌)
Related Links
- [編集] 構造分類. 以下のように分類される。 抗菌薬 ┣ 天然抗菌薬(抗生物質) ┃ ┣ β- ラクタム系 ┃ ┣ アミノグリコシド系 ┃ ┣ テトラサイクリン系 ┃ ┣ リンコマイシン系 ┃ ┣ クロラムフェニコール系 ┃ ┣ マクロライド系 ┃ ┣ ケトライド系 ┃ ┣ ポリペプチド系 ...
- 後に述べるようにテトラサイクリン系抗菌薬は妊婦、授乳している母親、8歳以下の小児 には禁忌であるため注意が必要である。 テトラサイクリン系抗生物質には テトラサイクリン(アクロマイシン®)、デメチルクロルテトラサイクリン(レダマイシン®)、 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- clindamycin, CLDM
- 化
- 塩酸クリンダマイシン clindamycin hydrochloride、クリンダマイシン塩酸塩、リン酸クリンダマイシン clindamycin phosphate、塩酸パルミチン酸クリンダマイシン clindamycin palmitate hydrochloride、クリンダマイシンリン酸エステル
- 商
- クリンダマイシンリン酸エステル、クリンダマイシン、リンタシン、ハンダラミン、クリダマシン、クリンダマイシンゲル、ダラシン、ダラシンS、ミドシン、リンタシン、Cleocin
- 関
- 抗菌薬
- first aid step1 2006 p.139,148,165,166(抗菌スペクトル),169,170,207(副作用)
特徴
構造
- マクロライド系に属するにもかかわらず、糖が結合している環構造が5員環と小さい
- リンコマイシンの誘導体。7位の水酸基を塩素で置換。
作用機序
- エリスロマイシンと同様にリボソーム50Sサブユニットに結合する
薬理作用
抗菌スペクトラム
動態
適応
注意
- 最近、Bacteroides fragilisのクリンダマイシン耐性が問題となっている。
禁忌
副作用
[★]
- 関
- biliary excretion
- 関
- 腎排泄、薬物排泄
- YN. O4改変
- 親油性の薬剤は肝排泄
[★]
リンコマイシン系抗菌薬
[★]
- 英
- antibacterial drug, antibacterial
- 関
- 抗生剤、薬理学、抗菌薬一覧、抗細菌薬
- first aid step 1 2006 p.165
定義
- 細菌/微生物に静菌作用、殺菌作用を示す物質。結果として、人において病原性を除去する目的で使用される。
- このうち、微生物によって産生される物質を抗生物質と呼ぶ
作用機序による分類
- first aid step 1 2006 p.165
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Mechanism of action
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Drugs
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1
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Block cell wall synthesis by inhibition of peptidoglycan cross-linking
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penicillin, ampicillin, ticarcillin, piperacillin, imipenem, aztreonam, cephalosporins
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2
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Block peptidoglycan synthesis
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bacitracin, vancomycin, cycloserine
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3
|
Disrupt bacterial/fungal cell membranes
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polymyxins
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4
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Disrupt fungal cell membranes
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amphotericin B, nystatin, fluconazole/azoles
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5
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Block nucleotide synthesis
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sulfonamides, trimethoprim
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6
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Block DNA topoisomerases
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quinolones
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7
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Block mRNA synthesis
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rifampin
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8
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Block protein synthesis at 50S ribosomal subunit
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chloramphenicol, erythromycin/macrolides, lincomycin, clindamycin, streptogramins (quinupristin, dalfopristin), linezolid
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9
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Block protein synthesis at 30S ribosomal subunit
|
aminoglycosides, tetracyclines, spectinomycin ATuSi → あつし
|
薬物動態
- 濃度依存性:アミノグリコシド系抗菌薬、ニューロキノロン系抗菌薬
- 時間依存性:βラクタム系抗菌薬
治療期間
小児
- 尾内一信 ; 第 39 回日本小児感染症学会教育講演 2 小児感染症の抗菌薬療法 -耐性菌時代の適正使用-
感染臓器・臨床診断
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原因菌
|
投与期間(抗菌薬)
|
髄膜炎
|
インフルエンザ菌
|
7-10日
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肺炎球菌
|
10-14日
|
髄膜炎菌
|
7-10日
|
GBS,腸内細菌,リステリア
|
21日
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中耳炎
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<2 歳
|
10日
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2 歳≦
|
5-7日
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咽頭炎
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A 群連鎖球菌
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10日(ペニシリン系薬)
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5日(セフェム系薬)
|
肺炎
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肺炎球菌,インフルエンザ菌
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解熱後3-4日
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黄色ブドウ球菌
|
3-4週間
|
マイコプラズマ,クラミジア
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10-21日
|
腎臓、膀胱炎、腎盂腎炎
|
大腸菌,プロテウス,腸球菌
|
3日
|
14日
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骨髄炎
|
黄色ブドウ球菌
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21日
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連鎖球菌,インフルエンザ菌
|
14日
|
主要な感染症の抗菌薬投与期間
- 感染レジマニュ p.27
ソース不明
妊婦に避けるべき抗菌薬
- Antibiotics to avoid in pregnancy
- Sulfonamides––kernicterus.
- Aminoglycosides––ototoxicity.
- Fluoroquinolones––cartilage damage.
- Erythromycin––acute cholestatic hepatitis in mom
- (and clarithromycin––embryotoxic).
- Metronidazole––mutagenesis.
- Tetracyclines––discolored teeth, inhibition of bone growth.
- Ribavirin (antiviral)––teratogenic.
- Griseofulvin (antifungal)––teratogenic.
- Chloramphenicol––“gray baby.”
- SAFE Moms Take Really Good Care.
使っても良い
- YN.H-24
参考
- まとまっていてよい
- http://www.antibiotic-books.jp
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- lincomycin, LCM
- ラ
- lincomycinum
- 化
- 塩酸リンコマイシン lincomycin hydrochloride
- 商
- リンコメイス、リズピオン、ペランコシン、リンコシン、ルニアマイシン
- 関
- リンコマイシン系抗菌薬、抗菌薬
概念
- マクロライド系抗菌薬と類似の抗菌スペクトルを有する。
- 機序:蛋白質の合成阻害。50Sリボソームサブユニットの機能を阻害。50SリボソームサブユニットのA部位、P部位に結合してペプチド結合の形成を阻害する(クロラムフェニコールに類似)。静菌的に作用。
[★]
- 英
- drug, agent
- 同
- 薬物
- 関
- 作用薬、剤、ドラッグ、媒介物、病原体、麻薬、薬剤、薬物、代理人、薬品
[★]
- 英
- antibacterial、antimicrobial、antibiotic
- 関
- 抗菌剤、抗菌性、抗菌的、抗菌薬、抗生剤、抗生物質