クリンダマイシン
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Japanese Journal
- 臨床統計 尋常性[ザ]瘡に対する外用抗菌薬(クリンダマイシンゲル)とアダパレンゲルの併用効果と適切な併用期間の検討
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- 主成分 クリンダマイシンリン酸エステル 1%1g 剤形 ゲル剤 薬価 27.80円 ... 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すこと ...
- ニキビにお悩みの方は男女問わず大勢います。中々治らないニキビにはニキビ治療薬を一度使われてみてはいかがでしょうか。ここではニキビ治療薬のひとつであるクリンダマイシンゲルについてご紹介いたします。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
クリンダマイシンゲル1%「DK」
組成
成分・含量(1g中)
- 日本薬局方 クリンダマイシンリン酸エステル 10mg(力価)
添加物
- アラントイン、カルボキシビニルポリマー、プロピレングリコール、マクロゴール400、パラオキシ安息香酸メチル、pH調節剤
禁忌
(次の患者には使用しないこと)
- 本剤の成分又はリンコマイシン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種
適応症
- ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)
- 本品の適量を1日2回、洗顔後、患部に塗布する。
- 本剤を塗布する面積は治療上必要最小限にとどめること。
- 本剤の使用にあたっては、4週間で効果が認められない場合には使用を中止すること。また、炎症性皮疹が消失した場合には継続使用しないこと。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、疾病の治療上必要な最小限の期間の使用にとどめること。
慎重投与
(次の患者には慎重に使用すること)
- (1)抗生物質に関連した下痢又は大腸炎の既往歴のある患者[偽膜性大腸炎等の重篤な大腸炎があらわれるおそれがある(「副作用」の項参照)。]
- アトピー性体質の患者[重症の即時型アレルギー反応があらわれるおそれがある。]
重大な副作用
偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎
(頻度不明)
- 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎が報告されているので、腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに使用を中止し、輸液、バンコマイシンの経口投与等の適切な処置を行うこと。
薬効薬理
薬理作用1)
- クリンダマイシンリン酸エステルは、生体内で速やかにエステラーゼによる加水分解を受け、活性型のクリンダマイシンとなり抗菌力を発揮する。
作用機序は細菌細胞の蛋白合成阻害である。
生物学的同等性試験
アクネ菌及びブドウ球菌に対する抑制作用2)
- 人工的に惹起したアクネ菌及びブドウ球菌感染症モデルマウスにクリンダマイシンゲル1%「DK」及び標準製剤(ゲル剤、1%)をそれぞれ0.2g塗布し、菌の抑制作用を比較した。その結果、両製剤ともアクネ菌及びブドウ球菌に対する抑制作用を示し、両製剤の間に有意な差は認められず、生物学的同等性が確認された。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- クリンダマイシンリン酸エステル
(Clindamycin Phosphate)
化学名:
- Methyl 7-chloro-6,7,8-trideoxy-6-[(2S ,4R )-1-methyl-4-propylpyrrolidine-2-carboxamido]-1-thio-L-threo -α-D-galacto -octopyranoside 2-dihydrogenphosphate
分子式:
分子量:
- 504.96
- 白色〜微黄白色の結晶性の粉末である。
水に溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、エタノール(95)にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- clindamycin, CLDM
- 化
- 塩酸クリンダマイシン clindamycin hydrochloride、クリンダマイシン塩酸塩、リン酸クリンダマイシン clindamycin phosphate、塩酸パルミチン酸クリンダマイシン clindamycin palmitate hydrochloride、クリンダマイシンリン酸エステル
- 商
- クリンダマイシンリン酸エステル、クリンダマイシン、リンタシン、ハンダラミン、クリダマシン、クリンダマイシンゲル、ダラシン、ダラシンS、ミドシン、リンタシン、Cleocin
- 関
- 抗菌薬
- first aid step1 2006 p.139,148,165,166(抗菌スペクトル),169,170,207(副作用)
特徴
構造
- マクロライド系に属するにもかかわらず、糖が結合している環構造が5員環と小さい
- リンコマイシンの誘導体。7位の水酸基を塩素で置換。
作用機序
- エリスロマイシンと同様にリボソーム50Sサブユニットに結合する
薬理作用
抗菌スペクトラム
動態
適応
注意
- 最近、Bacteroides fragilisのクリンダマイシン耐性が問題となっている。
禁忌
副作用
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3