- 英
- ethosuximide, ESM
- ラ
- ethosuximidum
- 同
- エトサクシミド
- 商
- ザロンチン、エピレオプチマル、Zarontin
- 関
- 抗てんかん薬
WordNet
- an anticonvulsant drug (trade names Emeside and Zarontin) used to treat petit mal epilepsy (同)Emeside, Zarontin
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 臨床研究・症例報告 陰性ミオクローヌスに対してエトスクシミドが有効であった非定型良性部分てんかんの1例
- 病棟薬剤師に聞く 脳神経疾患ナースのためのくすりの知識(第56回)エトスクシミド,プリミドン,ゾニサミド 抗てんかん薬
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- ザロンチンとは?エトスクシミドの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる( おくすり110番:病気別版)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
エピレオプチマル散50%
組成
- 本剤は、1g中にエトスクシミド500mgを含有する白色の散剤である。
添加物として含水二酸化ケイ素、サッカリンナトリウム水和物、白糖、香料を含有する。
禁忌
- 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
- 重篤な血液障害のある患者
〔血液障害を悪化させることがある。〕
効能または効果
- 定型欠神発作(小発作)、小型(運動)発作〔ミオクロニー発作、失立(無動)発作、点頭てんかん(幼児けい縮発作、BNSけいれん等)〕
- 通常成人には1日0.9?2g(エトスクシミドとして、450?1000mg)を2?3回に分けて経口投与する。
小児は1日0.3?1.2g(エトスクシミドとして、150?600mg)を1?3回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。
慎重投与
- 肝障害、腎障害のある患者
〔作用が強くあらわれやすい。〕
- 薬物過敏症の患者
重大な副作用
Stevens‐Johnson症候群
頻度不明
- Stevens‐Johnson Syndrome(発熱、皮膚・粘膜の発疹又は紅斑、壊死性結膜炎等の症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
SLE様症状
頻度不明
- SLE様症状(発熱、紅斑、筋肉痛、関節痛、リンパ節腫脹、胸部痛等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。
再生不良性貧血、汎血球減少
頻度不明
- 再生不良性貧血、汎血球減少があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗痙攣作用
- カルジアゾール痙攣と小発作には類似性がみられるが、マウスによる実験では、カルジアゾール注射による痙攣の発現を本薬は著明に遅延、抑制した。しかし、電気痙攣には無効であった。1)
臨床脳波像の改善
- 小発作患者において臨床発作の改善と並行して、異常脳波、特に小発作波形(3c/s spike and wave)の消失、ないしは持続時間の短縮、発現頻度の減少、Seizure dischargeの短縮などの改善がみられる。2)
有効成分に関する理化学的知見
一 般 名
化 学 名
- (2RS)‐2‐Ethyl‐2‐methylsuccinimide
分 子 式
分 子 量
構 造 式
物理化学的性状
- エトスクシミドは白色のパラフィン状の固体又は粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。
本品はメタノール、エタノール(95)、ジエチルエーテル又はN,N‐ジメチルホルムアミドに極めて溶けやすく、水に溶けやすい。
融 点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- antiepileptic drug, antiepileptic antiepileptics
- 関
- てんかん、薬理学
抗てんかん薬
*1 第一選択薬ではない
*2 他薬が無効な精神運動発作のみに使用
*3 てんかん重積の第一選択薬
*4 第一選択薬
新規の抗てんかん薬
抗てんかん薬の選択
- 部分発作:カルバマゼピン、バルプロ酸
- 全般発作:バルプロ酸、フェニトイン
- ミオクローヌス発作:クロナゼパム
[★]
- 英
- seisure, epileptic stroke, epileptic seizure
- 関
- てんかん epilepsy
分類
新規発生したてんかん発作の原因
- ICU.805-806
- 薬物中毒(テオフィリンなど)
- 薬物からの離脱(アルコールなど)
- 感染症(髄膜炎、膿瘍など)
- 頭部外傷
- 虚血障害(虚血あるいはびまん性)
- 占拠性病変(腫瘍あるいは血腫)
- 代謝性障害(肝性脳症、尿毒症性脳症、敗血症、低血糖、低ナトリウム血症、低カルシウム血症など)
合併症
- ICU.805-806
- 全身性てんかん発作の場合:高血圧、乳酸アシドーシス、高体温、呼吸障害、誤嚥、肺水腫、横紋筋融解、自傷、不可逆性の神経学的障害(30分間以上てんかん発作が持続した場合)
国試
[★]
- 英
- absence seizure
- 同
- アプサンス、アブサンス
- 関
- てんかん、異常脳波、小発作、阻害、抗てんかん薬
疫学
誘因
症状
予後
- 知能正常
- 良好。大発作を合併する場合には予後が悪くなる
治療
- 無効:フェノバルビタール、フェニトイン、カルバマゼピン
Nelson. 2462
- absence seizureでは毎日いくどなく発作が起きる
- complex partial seizureはそれほど頻繁には起きない
- 発作時には体の緊張は失われないが、頭がわずかに前にたおれることも
- 発作後には損傷が起きたようなにえない。
- 自動的な行動をしばしば伴う。
- 3-4分間過換気がassence発作を起こす
脳波
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=H3iLQi6wt94</youtube>
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=BzIs8YeafZM</youtube>
[★]
- 関
- biliary excretion
- 関
- 腎排泄、薬物排泄
- YN. O4改変
- 親油性の薬剤は肝排泄