- 英
- amenorrhea due to weight loss, weight loss amenorrhea WLA
- 同
- 減食性無月経 amenorrhea due to diet, 減食無月経 dietary amenorrhea
- 関
- 無月経
国試
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 4)思春期女子の体重減少と無月経への対応 : 神経性食思不振症,体重減少性無月経への対応の詳細,生活指導,薬物療法をマスターする(専門医を目指す若手医師のための教育プログラム,産婦人科の必修知識(教育委員会企画),第63回日本産科婦人科学会学術講演会)
- 体重減少性無月経 (特集 無月経) -- (続発性無月経)
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- 体重減少性無月経により、ホルモン療法中。病院の薬と漢方薬は併用してもよい? 基礎体温がずっと低温で、月経が来ない。 19歳。無月経の治療で太ってしまい、怖くて病院へ行けない。 30歳まで月経が1回もない私。どこか異常 が ...
- N―472 日産婦誌60巻11号 (図E-3-2)-(1)-1) 体重減少を伴う無月経の診断手順 体重減少を伴う無月経 問診 器質的疾患の除外 単純体重減少性無月経 神経性食欲不振症 体重の変化 摂食状態 消化器疾患,悪性腫瘍 内分泌代謝 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 19歳の女性。無月経を主許に来院した。10歳時に1型糖尿病と診断され 以後インスリンによる治療を開始した。1年ほど前から体重が次第に減少し、このころから無月経となった。身長 158cm、体重 32kg。脈拍 48/分、整。血圧 84/52mmHg。血液所見: 赤血球 390万、Hb 8.6g/dl、Ht 38%、白血球 3,500。血液生化学所見: 空腹時血糖 128mg/dl、HbA1c 6.2 %、総蛋白 6.3g/dl、Na 145mEq/l。前胸部から腋窩にかけての写真(別冊No.16)を別に示す。
- この病態でみられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I059]←[国試_104]→[104I061]
[★]
- ☆case30 無月経
- ■症例
- 23歳 女性 女優
- 主訴:無月経
- 現病歴:5ヶ月前からの無月経である。初経は13歳で、これまで月経周期は整であった。食欲はあると言っているが昨年から(over the pas year)体重が8kg減少した。
- 嗜好品:アルコール10 unit/week(缶ビール(350ml)6本弱本/週)。
- 既往歴:なし
- 社会歴:現在は無職。
- 服用薬:なし
- 生活歴:一年前、彼氏と別れた。
- 身体所見 examination
- 四肢と殿部の筋肉が喪失。身長1.7m、体重41kg、BMI 13.7(標準的:20< <24)。頬、首、前腕で毛が過剰に生えている。脈拍52/分。血圧96 /60 mmHg
- 検査所見 investigations
- ECG
- 血液生化学
- K↓, Cl↓, HCO3-↑, Cre↓, Alb(保たれているのか・・・)
- 問診(S)
- 5ヶ月前からの無月経
- 昨年から8kg体重が減少。
- 無職
- 1年前に彼氏と別れた
- 身体所見(O)
- 四肢と殿部の筋肉が喪失。
- 身長1.7m
- 体重41kg
- BMI 13.666666666666666
- 頬、首、前腕で毛が過剰に生えている。
- 脈拍52/分
- 血圧96/60 mmHg
- 検査(O)
- K↓, Cl↓, HCO3-↑, Cre↓
- ・なにをすべきか?
- ・無月経の鑑別診断?
- ・体重減少の原因
- ■診断
- 神経性食思不振症, anorexia nervosa, AN
- ■要点
- ・嘔吐 → H+,Cl-喪失。
- ・減少した血漿量 → アルドステロン分泌亢進 → 尿細管ではナトリウム保持、カリウム分泌、(本来分泌されるべき)H+の枯渇
- ・アルカローシス(血中:Cl-低値、HCO3-高値。尿:Cl-低値、K+高値)
- ・尿中のCl-:<10mmol/day:嘔吐していることを暗示(imply vomitting)。高値:利尿剤の乱用
- ・anorexia nervosaで見られる検査値もチェックしておこう
- ・LH, FSH, エストロゲンは低値
- ■key points
- ・神経性食思不振症は若年女性の中で無月経の主要な原因である。
- ・低カリウム性代謝性アルカローシスは特徴的な代謝異常
- ・神経性食思不振症は利尿剤や下剤の濫用と結びついていることがある。
- ■参考文献
- DIF Differential Diagnosis in Primary Care Fourth Edition版 Lippincott Williams & Wilkins
- ■major cases of secondary amenorrhea
- ・視床下部、下垂体の疾患:ex. 下垂体機能低下症、高プロラクチン血症
- ・性腺不全:ex. 自己免疫性卵巣不全、多能性卵巣
- ・副腎不全:ex. クッシング病
- ・甲状腺疾患:ex. [甲状腺機能低下症]]、甲状腺機能亢進症
- ・重症慢性疾患:ex. 癌、慢性腎不全
- □アルコールのunit
- 1 unit = 10 ml of ethanol
- 350ml アルコール5% → 350x0.05/10=1.75 unit
- ■glossary
- buttock
- n. 殿部、尻。船尾
- interrelate
- vi. 相互関係を持つ(有する)
- vt. 相互に関係(関連)づける
- contract
- v. 収縮する
- lanugo
- n. 毳毛、うぶ毛
[★]
- 英
- hypothalamic amenorrhea
- 同
- 間脳性無月経 diencephalic amenorrhea
分類
-
[★]
- 英
- simple weight loss amenorrhea
- 関
- 体重減少性無月経
[★]
- 英
- amenorrhea
- 関
- 月経 menorrhea、月経異常
発症時期による分類
原因による分類
検査
-
[★]
- 英
- body weight, BW
- 関
- 身長
胎児の体重
SPE.68
- 25週: 750g
- 30週:1500g
- 35週:2000g ←だいたい2200gだけど
- 40週:3000g
- むしろ、妊娠25週以降は5週につき750g増加すると考えればよいのか。
QB.P-213
- 妊娠第7月:1000g
- 妊娠第8月:1500g
- 妊娠第9月:2000g
- 妊娠第10月:3000g
- 一般に、体重 = 3 x (妊娠月数)^3
[show details]
妊娠週数
|
体重(g)
|
0
|
0
|
1
|
3
|
2
|
24
|
3
|
81
|
4
|
192
|
5
|
375
|
6
|
648
|
7
|
1029
|
8
|
1536
|
9
|
2187
|
10
|
3000
|
新生児、乳児、幼児の体重
- 出生後~3ヶ月:30g/日???
- 3ヶ月~乳児期の終わり:10-30g/日???????
体重 (x倍数)
|
生後
|
|
生後
|
体重 (x倍数)
|
1
|
0
|
0
|
1
|
2
|
3-4ヶ月
|
3-4ヶ月
|
2
|
3
|
1年
|
1年
|
3
|
4
|
2年
|
2年
|
4
|
5
|
4年
|
4年
|
5
|
体重の増加量
月齢
|
0~2
|
3~5
|
6~8
|
9~11
|
体重増加量(g/day)
|
25~30
|
20~25
|
15~20
|
10~15
|
体重増加量(g/month)
|
750~900
|
600~750
|
450~600
|
300~450
|
乳児期以降の成長
- 3-5歳:1.5 kg/y
- 6-10歳:2-3 kg/y
- 思春期:5-6 kg/y
新生児の出生体重による分類
- 高出生体重児 high birth weight infant
- 巨大児 giant baby : 4000g以上
- 超巨大児 exceptionally large baby : 4500g以上
- 正出生体重児 normal birth weight infant :2500g以上、4000g未満
- 低出生体重児 low birth weight infant : 2500g未満
- 極低出生体重児 very low birth weight infant : 1500g未満
- 超低出生体重児 extremely low birth weight infant : 1000g未満
臨床関連
[★]
- 英
- weight loss, weight reduction
- 関
- 体重
[★]
- 英
- menstruation, menses
- 関
- 月経周期